2023年2月
OPEN 18:00 / START 19:00
料金:前売¥1800 / 当日¥2300(+ドリンク代)
前売券は1月6日 12:00よりLivePocketで発売
https://t.livepocket.jp/e/d24fx
【出演】
平野悠(ロフトプラスワン席亭)
曽根賢(作家・『BURST』(コアマガジン)元編集長)
石丸元章(作家・『speed』『平壌ハイ! 』等)
黒野忍(著述家・『続・危ないクスリ』等)
虫塚虫蔵(モンド/サブカルチャー研究家。「鬼畜系」Wikipedia主筆者)
好事家ジュネ(YouTuber・「好事家ジュネの館」)
【司会・企画】
鴇田義晴(フリーライター。「村崎百郎論」で「2022すばるクリティーク賞」受賞)
サブカルチャー全盛期の1990年代半ば、鬼畜系というジャンルが存在した。露悪的/バッドテイストな表現をあえて行うことで「スカした」世の中へアンチテーゼを示したのが青山正明と村崎百郎だった。無反省と価値相対化を全面に押し出した「ネタ」は今の時代に批判の対象となり、2021年にはコーネリアス・小山田圭吾の「いじめ記事」問題としても噴出した。果たして90年代鬼畜系サブカルチャーとは何だったのか。今、ここで立ち止まり考えてみたい。
ロフトプラスワンは1996年1月に危ない連中が一同に会した「鬼畜ナイト」が開催された場。そこから約30年を経た2023年の今、ロフト創設者の平野悠、「鬼畜ナイト」参加者の一人である石丸元章、「BURST」元編集長ピスケン、生前の青山、村崎と親交があり表立って語られない晩年を知る黒野忍、さらに20代の若きサブカルチャー研究家の虫塚虫蔵、好事家ジュネを交え「村崎百郎論」の鴇田義晴とともに総括を試みる。あの時代の回顧ばかりではなく、流布する伝説の再検証と解凍、現在地から未来へ繋がる話を目指す。