2022年12月

04(日)

昼の部

AEQUITASシンポジウム

生活苦しいやつ声上げろ! ―物価上昇時代における最低賃金1500円と社会保障拡充―


OPEN 13:00 / START 13:30

学生・若者無料
社会人有料(1000円)
※経済的余裕のある社会人の方へ
任意で有料チケットの購入をお願いしています。
https://peatix.com/event/3415353/view

物価高騰やコロナ不景気が続く中、庶民の生活が圧迫されている。最低賃金で働く労働者は増加し、エッセンシャルワーカーはその働きに見合わない低賃金にあえぎ、働くものの貧困が深刻化している。

それに加え、奨学金という名の「借金」に苦しめられ、家賃は高くて、子育ても余裕をもってできない、どう足掻いても、貧困から抜け出せない社会になっている。
働いても働いても、苦しい生活から抜け出せない社会。ただ普通に暮らしたいだけなのに。

エキタスは最低賃金1500円を求める活動をしてきましたが、ますます最低賃金1500円の必要性が増しているとともに、エッセンシャルワーカーの待遇改善、教育費無償化、住宅対策、子育て政策、など福祉を求める声が高まっている。

そんな中、社会を変えようと、若い世代からさまざまな活動が展開されている。これら取り組みや庶民の声をもっと広げていくために、今回シンポジウムを開催し、今後の社会のあり方と、その変え方について考える。
生活苦しいやつ声上げろ!

<シンポジウム登壇>
第1部
「奨学金に苦しむ若者たち」
岩本菜々
NPO法人POSSEボランティア。奨学金帳消しプロジェクトに取り組む。
「フードバンクからみえる貧困」
冨永華衣
大学4年生。フードバンク団体を立ち上げ、フードバンク活動に取り組む。

第2部
「エッセンシャルワーカーと最低賃金」
蓑輪明子
社会学者。専門は女性労働やエッセンシャルワーカー労働問題。名城大学経済学部経済学科助教。著書に『キーワードで読む現代社会』『図説経済の論点』など。

エキタスとは
AEQUITAS(エキタス)とは、ラテン語で「正義」や「公正」を意味する言葉。2015 年9 月に、若者を中心に結成。格差と貧困の拡大に対して社会的正義の実現を求め、「最低賃金を1500円に」などの要求を掲げ、デモや集会、ネットでの発信などの活動を続けている。