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「毛沢東思想と日清・日露・大東亜戦争」

「毛沢東思想と日清・日露・大東亜戦争」


 今回は日清、日露戦争当時の大陸と朝鮮半島をめぐる「歴史認識」について日本人の側から論じたいと思います。日本と大陸との関係で言えば、当時世界最大の軍事力を誇った帝政ロシアの南下という危機的な情勢を無視して、「日本帝国主義のアジア侵略」を語ることは知的退廃であると私は思います。日本の満州『侵略」こそが、中国東北と朝鮮のロシアへの『植民地化」を防衛したという視点こそがリアリズムであって、それは孫文も毛沢東もともに共有していた地政学的な戦略観でした。
 現在中国政府は公式史観のなかで「甲午戦争(日清戦争)以来の日本の中国侵略」を非難します。だがこれはおかしい。日清戦争において清国が日本に敗北したからこそ、辛亥革命は早まり、清朝政府は打倒されたのです。およそ自国政権の打倒を願う革命派が自国政府の弱体化を期待するのは軍事的にも当然であって、それなのに孫文を尊敬すると語る中国共産党が『日本が清国を侵略した」とだけ批判するのは大笑いです。日清戦争と辛亥革命はメダルの表裏でした。こんなことは当時の革命派にとって常識も常識、1プラス1は2というに等しい話だったのです。
 また今回は復権しつつある毛沢東と彼の思想についても話します。毛の存在は中国の強国大国願望と市場経済の敗者の救済思想としてもこれから要注目です。
 今回もゲストは先日の『ニューズレター・チャイナ』の第一回講演会(星陵会館)に引き続き、尊敬し信頼する「言論界のリアルファイター」三浦小太郎さんです。もう「プロレス」は終わりにしたい。そう思っています。(青木直人)
【出演】
青木直人(ジャーナリスト、著書に「中国利権のタブー」「北京五輪後に何かが起こる」「北朝鮮処分」「敵国になり得る国・米国」他)
http://aoki.trycomp.com/
三浦小太郎(評論家、脱北者の日本定着を長年支援している)
http://hrnk.trycomp.net/
佐藤悟志(主催・司会/「青狼会」総統、人権ファシスト)
http://www.blue-wolves.org/

Open18:00/Start19:30-end22:30(予定)
¥2000(飲食代500円以上が別途必要)
当日券のみ(予約不可)(乳幼児不可)