KERA

有頂天、ソロユニット、Broken Flowersという3本のライブで俯瞰できる音楽活動の現在地

非効率の中からしか生まれないものが確かにある。そういう営みも含めてバンドっていうかね

劇作家、演出家、ナイロン100℃・ケムリ研究室・KERA MAP主宰として多彩な活動を絶えず繰り広げるケラリーノ・サンドロヴィッチだが、KERAと称した音楽家としての一面も決して疎かにはしていない。それどころか、50歳を迎えた2013年以降は従来のケラ&シンセサイザーズに加えてムーンライダーズの鈴木慶一とのNo Lie-Senseを始動、翌年には有頂天を再結成、ジャズマンだった父親へ捧げたジャズアルバム『Brown, White & Black』を筆頭にソロ作品でも数々の名作を矢継ぎ早に発表し、2022年にはシンセサイザーズを発展させたKERA & Broken Flowersの活動に着手するなど、精力的という言葉では到底追いつかぬ八面六臂の活躍をたゆみなく続けている。むろんその合間には劇作家、舞台演出家としての従事が途切れなくあるわけで、常に表現と対峙する創造性と活力の維持は驚嘆すべきものだ。
そんなKERAのミュージシャンとしての最前線──有頂天、ソロユニット、Broken Flowersと、オープン50周年を迎える新宿ロフトで行なわれる3カ月連続のワンマンライブを体感することで、KERAの音楽家としての真骨頂、唄い手としての手腕と高いショーマンシップを十二分に堪能できるだろう。有頂天のワンマン開催の6日前、新宿ロフトの楽屋でKERAに話を訊いた。(Interview:椎名宗之)

コロナ禍でできることを模索して生まれた『まるで世界』

──KERA & Broken Flowersの2枚組ライブアルバムにしてファーストアルバム『Road to psychedelic』(2026年1月発表)、有頂天の約9年ぶりとなるフルアルバム『コボレナイ』(2026年2月発表)と年初から新作のリリースが相次いでいますが、遡ればソロアルバム『LANDSCAPE』(2019年5月発表)以降、ソロ、バンド、ユニットとさまざまな形態でオリジナルアルバムをコンスタントに発表し続けていらっしゃいますね。リリースがなかったのは2024年くらいで。

KERA そうなんですよ。めちゃくちゃコンスタントにリリースしてる。自分でも信じられない(笑)。物理的には演劇のために使ってる時間が圧倒的に長くて、その合間に音楽をやってるんだけど、気持ちの上では五分五分なんです。コロナ禍になって舞台の上演が軒並み中止になっちゃって、ライブも2020年の頃はおいそれとできない状況でした。その中でできることといえばレコーディングくらいかなと思って、『まるで世界』(2021年7月発表)というカバーアルバムを作ることにしたんです。

──鈴木慶一さんとのNo Lie-Senseのサードアルバム『駄々録〜Dadalogue』(2020年7月発表)もコロナ狂騒のさなかに発表されましたね。


KERA
 あれはコロナが深刻化する直前にレコーディングを終えられたんです。2020年の3月、結果的に上演中止になってしまった『桜の園』(2025年に上演)という舞台の稽古をやっていたときに『駄々録〜Dadalogue』の最後の歌録りをしたので、よく覚えているんです。
2013年に鈴木慶一さんと始めたNo Lie-Senseは、有難いことに、慶一さんが僕のスケジュールに合わせるように進めてくれて、これまでに、オリジナルアルバムを3枚、ライブアルバムを1枚、ミニアルバムを1枚と、結果5枚もの作品をリリースしています。自分としては、No Lie-Senseは空手バカボン級に独自性のある音楽をやってる自負があるし(笑)、もうちょっと世に広まってほしいですね。どうも趣味の延長でやってるように思われがちなのですが、まったく心外です(笑)。

──その肩の力の抜け具合が良い塩梅になっていると思いますが。


KERA まあ、そうですね。No Lie-Senseではノベルティソングっぽい曲とか、ポップな現代音楽とか(笑)、非ロック的なものを主にやっていて、深いし面白いんですよ。自分で言うのもアレですけど、慶一さんと僕の組み合わせでないとできないこと、他の誰にもできない音楽をやってる。結成当初は、慶一さんにしてみれば、ムーンライダーズのサイドワークとして、ビートニクスと交互にやってるような感じだったと思います。ロックの文脈でつながっていた(高橋)幸宏さんとのユニットとは、好対照をなしていた。ところが23年に幸宏さんが亡くなってしまって……。


──慶一さんとP.K.O(Panta Keiichi Organization)をやっていたPANTAさんも残念なことに亡くなられて。


KERA PANTAさん亡き後、録りきれなかった残り半分のP.K.Oのアルバムのレコーディングを託されて、慶一さんはそれこそ命懸けで取り組んでいる様子でした。P.K.OはNo Lie-Senseと同じくゴンドウトモヒコくんのスタジオで録っていたので、いろいろと話は聞いていました。
それはさておき、『まるで世界』は当初作る予定のなかったアルバムだったんです。その年に4本やるはずだった舞台がコロナで1本しかできなくなってしまった。やれるのはレコーディングしかない。それも最小限に集まれる面子だけでやれることといえば、バンドではなくソロのレコーディングだろうと。でも曲もなかったし、それなら自分の好きな曲ばかりをセレクトしたカバー集にしようと。


──極めてパーソナルな作風だった『LANDSCAPE』に続いて『まるで世界』が出たことで、KERAさんの内面に焦点を当てる作品が図らずも続きましたね。


KERA 言われてみればね。いま思えば、リザード、コンクリーツ、プラスチックス、じゃがたらといった選曲は『ストリート・キングダム』を彷彿とさせる(笑)。

──コロナ禍で注目すべきは、従来の有観客ライブが徐々に再開されてきた頃にKERA & Broken Flowersが初ライブを行なったことですね(2022年6月24日に新宿ロフトで行なわれた『ケラリーノ・サンドロヴィッチ・ミューヂック・アワー 2022』に出演)。


KERA Broken Flowersはシンセサイザーズの延長線上にあるバンドなんです。ロフトで『ミューヂック・アワー』を4日間やった翌年(2014年)、レコーディングの真っ最中に、ある晩、三浦俊一からメンバー全員へ向けて突然「私は今日でバンドを脱退しました」というメールが届きまして。ついさっきまでスタジオに一緒にいたのにですよ(笑)。何があったのかわからないけど、そんなこと、演劇の世界だったら絶対に許されないことです。
僕はあの電撃脱退のことを死ぬまで言い続けてやろうと思ってるんだけど(笑)。まあ途方に暮れましたよ。まだギターが3曲くらいしか入ってなかったし、曲も足りてなかったし、どうしようってことになって。シンセサイザーズは三浦のリーダーバンドでしたからね。それまで舵取りは彼に任せていたので。まあ、それが重くなってしまってたのかなあ。
それで急遽、レコーディングに8人のゲストギタリストを呼んで1、2曲ずつ弾いてもらいました。くるりの岸田繁くん、澄田健くん、ムーンライダーズの白井良明さん、POLYSICSのハヤシくん、メトロノームの小林写楽くん、なるけしんごくん、私のソロで今でも弾いてくれている伏見蛍くん、そして田渕ひさ子ちゃん。彼らのお陰でなんとかアルバムは完成に漕ぎ着けた。ただ、三浦がいなくなったとなれば、これはどこかで仕切り直しをしないと気持ちが悪いなという思いが常にあった。2018年までひさ子ちゃんや澄田くんや、有頂天のコウにサポートギタリストをお願いしながらライブをやってましたが。


──それがようやく、2023年にKERA & Broken Flowersとなったわけですね。


KERA 新しいバンドにして、僕以外のメンバーは全員女性にした。杉山圭一もこのバンドにおいては杉山ケイティという女性です。

RCサクセションが『RHAPSODY』を出したときのように

──瓢箪から駒といいますか、いわゆるスーパーバンド的な面子が結果的に揃いましたね。


KERA シンセサイザーズの正式メンバーにならないかとずっとお誘いしてたひさ子ちゃんが遂に了承してくれたのは大きいです。俄然モチベーションが上がった。それでベースにかわいしのぶちゃん、サックスに僕のソロでも吹いてもらってたハラナツコちゃんを誘った。ドラムはシンセサイザーズから続いてREIKO、シンセは杉山。この上ないメンバーが集まってくれました。早速、なにか名刺代りの作品を発表したいと思ったものの、みんな忙しくてなかなか集まれず、ライブをやるのが精一杯で、作品をつくるだけの時間が取れない。それならRCサクセションの『RHAPSODY』みたいな感じで、まずはライブアルバムを出そうと。仕切り直し感という意味でも『RHAPSODY』と共通してたしね。


──『RHAPSODY』はRCサクセションがアコースティック編成からロックバンドへと蘇生したことを知らしめた、バンドにとってターニングポイントといえる作品でしたからね。


KERA ライブはとてもいいんですよ。圧倒的です。ラママで2回、クアトロで1回やったBroken Flowersのワンマンライブのテイクを若干いじって2枚組のアルバムを作っちゃおうと。それが1月にリリースされた『Road to psychedelic』です。なんというか、Broken Flowersは日に日にバンドっぽくなってきているのが嬉しい。

バンドにしろユニットにしろ、その在り方や作品づくりの向き合い方、ライブの臨み方が、それぞれ全然違って面白いですよ。慶一さんとのNo Lie-Senseは二人だから、飲み会の延長みたいな感じで煙草を吸いながら物事をどんどん決めていける(笑)。有頂天はあまり言葉を費やさなくても、これまで培ってきたものがあるから通じるんです。「有頂天においてそれはナシ」みたいな、流儀の共通認識がある。で、たまに「ナシだったことを、今回はあえてやってみない?」みたいなことも提案し合える。わかりやすいんです。

そういった意味ではBroken Flowersは共通認識がまだまだ足りない。シンセサイザーズの延長で始まったとは言え、シンセサイザーズの流儀を引きづるのはつまらないですからね。

そう言えば、昨年末に三浦をゲストに迎えたライブのリハをやったとき、彼が「メンバー全員がこんなに意見を言い合うバンドは見たことない」とびっくりしてました。たしかに全員がいろんな方向からいろんなことを言うんですよ。時にはそれで収拾がつかなくなったりもするけど、それでもめげずに意見を言い合う。そこが凄くバンドっぽい。ですから、僕自身の要素は6分の1、もうちょっとあるかもしれないけど、民主的なバンドです。自分にない要素もOKにできるのはメンバーを信頼してるからこそだと思う。

──Broken Flowersは、dipのヤマジカズヒデさんをプロデューサーに迎えてスタジオ作品の制作に入っているそうですね。


KERA 2曲収録のシングルを作ろうとしています。ドーナツ盤。6月の頭にリズム録りするのも決まって、面白いことになりそうです。まだ見えないことが多いだけに面白いですね。どこへ行くのかわからない面白さがある。


──シンセサイザーズにおける三浦さんのような立ち位置の方は、Broken Flowersではどなたなんですか。


KERA バンマス不在なんです。「こっちへ向かおう」と指示棒を振るのは、今のところ一応僕だけど、基本全員の合議で決めてます。


──ヤマジさんとひさ子さんは何度も共演しているので納得なのですが、KERAさんとヤマジさんに接点があったのは意外でした。


KERA ナゴムレコードでリリースしたアルルカンというバンドがいて、そのボーカルの本橋ソイネがdipのマネージャーをやってたんです。ヤマジは木魚の連中とも仲が良かったし、わりとナゴム周辺をうろうろしていたんですよ。ただ彼は一貫してシリアスな手つきの音楽をやっていたので、僕のライブにゲストで呼ぶ発想はなかったし、ましてや一緒にバンドを組もうみたいな声がけもしなかった。連絡を取るようになったのはここ5年くらいかな。

ヤマジのギターって、ひさ子ちゃんがBroken Flowersのメンバーになってから凄く親和性が高い。いまBroken Flowersが目指してるニューウェイヴっぽさの残るサイケデリックロックという音楽には、メンバーよりもヤマジ、彼の友人であるギタリストの田端満のほうが精通してるし、彼らにいろいろと教えてもらっているところです。自分としては『原色』(1988年3月発表)のときに秋元康さんにプロデュースされて以来、素材に徹してみようっていうか。何十曲ものデモをヤマジに渡して、その中から彼に2曲選んでもらって、アレンジのアイディアも任せてます。ヤマジも弾きたいっていうので、じゃあ弾いてってことで。ヤマジとひさ子ちゃんのツインギターが聴ける貴重な音源になるんじゃないかな。

かつてニューウェイヴに求めていたものがサイケデリックロックにはある

──ニューウェイヴを出自とするKERAさんが「Broken Flowersはサイケデリックロックバンドである」と明言していたのが少し意外だったんですよね。そもそも前身のシンセサイザーズは80年代ニューウェイヴの復権を目指して結成されたバンドだったわけですし。


KERA もはや、ニューウェイヴというお皿の上で自分にとって鮮度の高いことを探すのって難しいんですよ。興味の持てる範疇にあるニューウェイヴはもうやり尽くしてしまった感がある。気をつけないと、自己模倣か縮小再生産になりがちで。有頂天でやってきたことをこのバンドでまたやってもしょうがないし、とくに田渕、かわい、ハラという3人から出てくるものってニューウェイヴの枠に収まらないものだから、僕の頭の中だけで考えてちゃもったいないっていう気持ちが大きいんです。その一方で、No Lie-Senseの活動の中、慶一さんに教えてもらった知識をフィードバックさせたい気持ちもある。

1967、8年のサイケデリックロックについて、いろいろと教えてもらったんですよ。僕は80年代には「ロックはうるさいから嫌いだ。とくにメタルは嫌いだ」と言い続けていて(笑)、そもそもエレキギターの音が好きじゃなかった。それがどういう風の吹き回しか、2010年代にはソニックユースを聴いたり、すっかりギターが好きになっていて。考えてみれば慶一さんにいろいろと教えてもらったことが大きいんです。ビートルズの『Sgt. Pepper’s Lonely Hearts Club Band』は聴いてたけど、それまで聴いたことのなかったローリング・ストーンズの『Their Satanic Majesties Request』を聴いてみたり。あと、シド・バレット在籍時のピンク・フロイドのアルバム(『The Piper at the Gates of Dawn』)とか、彼の2枚のソロアルバム(『The Madcap Laughs』、『Barrett』)とか。そういうサイケデリックロック全盛時の音楽が自分にとっては新鮮で、ヘンテコで面白かった。ブレイクがやたら多かったり、妙なコード進行だったり、妙な楽器で妙な演奏をしていたり。かつて自分がニューウェイヴに求めていたものが、その時代のサイケ・ロックにあるように感じたんですね。


──慶一さんから得た知識が、いちリスナーとしての転機になったと。


KERA ええ。そこから派生して、ろくに聴いたことのなかった音楽、日本でいえばゆらゆら帝国とかを聴いたりしてね。坂本慎太郎くんはニューウェイヴやパンクを通ってないみたいだけど、既存の枠に収まらない過剰な、あるいは大きく欠落した何かがある。それでも平然と表現に向かう。面白い人ですよね。どこまで自覚的なのかはわからないけれども。

サイケデリックロックの精神性みたいなものを僕は面白く感じたし、それでシンセサイザーズの最後のアルバム『BROKEN FLOWER』ではサイケデリックロックのスピリットを導入すべきだとメンバーに伝えたんですよ。三浦なき後に。

──『BROKEN FLOWER』は三浦さん不在なのに、三浦さんが作曲を手がけた「シャープさんフラットさん」「BROKEN FLOWERS」「ネズミは沈みかかった船を見捨てる」がいずれも名曲でその存在感が際立っていて、なんというか不思議な成り立ちのアルバムだと思うのですが、紛うことなき傑作ですよね。


KERA まさに、その3曲は名曲だと思う。あれは奇跡的なアルバムですよ。三浦のソングライティングってやっぱり抜群なんです。あの3曲を超える曲を作るのがBROKEN FLOWERSの一つの指標ですね。あの突然の脱退を水に流すことは絶対にないけど(笑)、今後も三浦に楽曲提供だけ頼むとか、そういうのはアリじゃないかと今でも思ってるんです。


──でも、三浦さんの還暦ライブにはKERAさんもゲスト出演してくださいましたよね(2024年8月24日に新宿ロフトで行なわれた『三浦俊一 還暦がやってきたヤァ!ヤァ!ヤァ!』)。


KERA 許せないのは脱退の仕方だけだから(笑)。あとは全然仲良しなので。彼はミュージシャンとして独自の才能を持ってるし、応援したいし、同士だと思ってます。


──三浦さんの還暦ライブの開催前にインタビューさせてもらった際、「KERAさんがまだ怒っていなければ、もう1枚くらいアルバムを作りたいですね」と話していましたが、KERAさんとしてはどうなんでしょうか。


KERA そんなこと言ってたの?(笑) まあ、Broken Flowersに戻ってきてもらうのはあり得ないですね。ただ、三浦とまた作品をレコーディングするのは全然OK。彼がシンセサイザーズを脱退する間際だったかな、「いつか自分と中野テルヲとKERAさんでやるのもいいんじゃないか」みたいなことを三浦が話していたのを覚えてるんですよ。そういう作品をつくりたい意向が2013年頃はあったのかもしれない。名義はともかく、三浦と、もしかしたら中野くんとも、なにか1枚、まとまった作品を作るのは面白いかもしれないですね。時間が許すならば。

有頂天の再結成を頑なに拒み続けた理由

──一方、有頂天は今年2月に9作目となるアルバム『コボレナイ』をリリースし、来たる5月19日に新宿ロフトでそのレコ発を記念したワンマンライブを開催していただきます。2013年の『ミューヂック・アワー』では「有頂天セッション」でしたが、翌年の再結成以降、充実した活動を11年にわたり続けてこれたのではないかと思うのですが。


KERA 再結成するまでは、かつてのファンはもとより、当時を知らない若い人たちからも有頂天再結成の要望が多くありました。全部突っぱねていたんです。終いには頭にきてました。「同窓会に時間を使うつもりはない」とさんざん言ってるのに、あまりに執拗に言ってくるから(笑)。当時はシンセサイザーズでも有頂天の曲をやってたし、意固地になってた。

ところが50歳のとき、2013年のロフト4daysで「有頂天セッション」をやったのがきっかけで、考え方が変わった。我ながら単純なものです(笑)。実際にメンバーと音を出すとシンセサイザーズとは全然違うんですよ。ジンなんて何十年ぶりにドラムを叩いたと思うんだけど、やっぱり有頂天の曲は有頂天でやるべきだと。「わ、本物だ!」と感じた(笑)。お客さんの熱狂ぶりも圧倒されるぐらいに凄かったしね。あのライブがなかったら再結成もなかったでしょう。


──「有頂天セッション」をやる前のインタビューで、「メンバーから『新しいアルバムを作ろう』と提案されれば再結成しようかと言うと思う」とKERAさんは話していましたね。


KERA ライブの後、メンバーには「新しいことができるのならやってみたい」という意志を伝えたんですよ。そしたらみんな同意してくれた。じゃあやってみようかってことになったんです。

それと、かつて僕が有頂天を酷い辞め方した負い目も、少しはあってね。三浦ほど酷くはないけど(笑)。『でっかち』(1990年11月発表)の制作を始めようというときに「次のアルバムで脱退したい」と告げたんです。急に辞められたらメンバーやスタッフは困るだろうな、とは思ったんです。とは言えさまざまな意味で限界を感じていたし、口に出せないわだかまりもあった。ニューウェイヴ的な音楽をやることに限界も感じていた。表層的で浮かれた当時のバンドブームに対しても辟易としていた。後に渋谷系と呼ばれる人たちの音楽が出始めてきていて、彼らのやっていることのほうがずっと先鋭的に感じた。ことにビッグバンドを取り入れたオリジナル・ラブのファーストと、野宮真貴の参加で新体勢となったピチカート・ファイヴの戦略的な動き方を眺める中で、有頂天を続けていく未来に展望を持ち得なかったんです。大江慎也さんの脱退後も花田裕之さんがボーカルをとって継続したルースターズの例も記憶に新しく、僕が脱退してもバンドを続けてほしい気持ちがあったんだけど、勝手な思惑ですよね。結局は解散することになってしまった。

別に再結成したからといって落とし前をつけたことにはならないだろうけど、どこかでちゃんと謝りたいと思っていた。そんな気持ちも手伝って再結成をしたんです。

──再結成の翌年にはミニアルバム『lost and found』(2015年6月17日発表)をリリースし、次の年には26年ぶりのフルアルバムにして2枚組の大作『カフカズ・ロック / ニーチェズ・ポップ』(2016年12月14日発表)を矢継ぎ早にリリースしたのですから、当初からバンドがすごぶる良い状態だったと言えますよね。


KERA 最初の2、3年は再結成してバンドをやれてることが純粋に楽しかったし、メンバー全員同じ気持ちだったと思います。楽しくて仕方なかった。その愉楽が活力としてフィードバックして、上手く循環してる感じでしたね。

ライブも今日までコンスタントに続けられて有難い限りです。昔の曲を歌うことにも、それなりの意義と楽しさを感じられるようになりました。オーディエンスが、かつての有頂天を聴いて体感した思いや費やした時間を、今の僕らの演奏を通じて追体験するということが、決して無価値ではないと思えるようになった。

正直、昔の曲よりも新曲のほうがいいよといくら提示したところで、彼らが過去の曲と共に過ごしてた時間の重みには勝てっこないんですよ。だからそこでムキになるのではなく、新しい曲を繰り返し聴いてもらうことで今なりの体験を積み重ねてもらって、かつての楽曲たちと同じように、やがて価値を見いだしてくれればいいのかなと思います。再結成からの11年は、決して高密度とは言えぬペースではありましたが、有頂天にとって充実していたと思いますよ。

──しかも『コボレナイ』という充実作がコロナ禍を挟みつつも思いのほか早くリリースされるに至って。


KERA いや、思いのほか遅いでしょう(笑)。『コボレナイ』は2023年から作っていたんです。ようやく昨年末に完パケて今年2月にリリースできたんですよ。

ただ様式だけをなぞったものはニューウェイヴじゃない

──完成が長引いたのはクボブリュさんの体調不良が一因だったんですか。


KERA それもなくはなかったけど、なんでしょうねぇ、レコーディングにあまり積極的じゃなかったんです。やる気がないわけではないんだけど、やっぱりアルバム1枚作るのって重労働ですからね。「そろそろ作りたいねぇ」と言ってる間にどんどん時間が経ってしまった。こりゃいつまで経っても始まらないぞと思って、自分が音頭を取ってスタジオを押さえたのが2024年の半ばだったかな。

取り掛かってからも一気呵成というわけにはいかなかったのは慎重に作ったからでしょうね。『lost and found』『カフカズ・ロック / ニーチェズ・ポップ』の2作よりも、選曲と音色作りにおいて、かなり作り込んだ印象です。昔のレコーディングに近い凝り様だったと思います。

──じっくりと完成に漕ぎ着けた甲斐もあってか、早川義夫の「サルビアの花」のカバー、「1990年のカラフルメリィ」と対を成すような「2026年のカラフルメリィ」、そしてなんといっても「ニューウェイヴ」というど直球なタイトルのナンバーなど聴き所満載のアルバムで、バンドの諧謔精神とポップな音楽性が絶妙なバランスでブレンドされた、有頂天の総決算的作品と言えるのではないでしょうか。


KERA 「ニューウェイヴ」は制作の終盤にできたんですよ。アルバムの最後に位置する曲がまだないと感じていた。同様に『サルビアの花』のカバーも、アルバムの頭の曲がないと感じての選曲です。これは演劇人なりのコントロールと言うのかな。一つの作品をつくる上で曲順は凄く大事だし、いい曲がいっぱい入っていればもちろんいいアルバムなんだけど、それよりも重要なことがある。最初から全曲決めるのではなく、このアルバムに足りないものは何だろう? とちょっとずつ作っていた結果、良い落とし所を見つけられた。僕としては、かつての『ピース』(1986年9月発表)や『AISSLE』(1987年6月発表)に近い手応えを感じることができましたね。

──今度のロフトでの有頂天のワンマンは『What we called NEW WAVE』というタイトルですが、KERAさんはニューウェイヴという言葉の定義をどう捉えていますか。ちなみに戸川純さんは以前、「ニューウェイヴは便利ですからね。何のジャンルかわからないときに使う言葉というか」とインタビューで話していましたが。


KERA 様式に収まらないものですよね。ヘンな言い方になるけど、自分にとってニューウェイヴだったものが、お腹いっぱいになるとニューウェイヴではなくなってしまうみたいなところがある。あと、「ニューウェイヴってこういうものでしょ?」って様式だけなぞったものに対して「こんなのニューウェイヴじゃない」って言いたくなる。パンクロックもそうだと思うんです。3コードで高速かつ攻撃的な音色を奏でればパンクなのかといえばそうじゃないでしょう。だから「こういう音楽こそがニューウェイヴだ」とは言いづらいけど、乱暴に言ってしまうなら「ギョッとさせてもらえる音楽がニューウェイヴだ」ということになる。あくまで私感ですが。僕は高校生のときにニューウェイヴを聴いてギョッとしたからこそ自分でもやろうと思ったわけで。聴き手よりもやる側に回ろうって。

日本でいえば1978年の東京ロッカーズ辺りから1981年くらいまでの時期は、高校のクラスでパンク/ニューウェイヴを聴いてるのは数人だったけど、熱烈に聴いてる人が確かにいた。その手のレコード専門店もあったし、大手の音楽誌には載らない情報が詰まったファンジンもあった。あの70年代末期から数年間に多感な十代を過ごしたからこそ今日の自分があるんです。10年ずれていたらこうはならなかったと思う。あの時期に台頭してきた、様式に背を向けた音楽の威力ですよね。


──自分は1979年3月に新宿ロフトで収録された『東京ROCKERS』を後追いで聴いたのですが、たとえばS-KENの「ああ恋人~おお揺れ!東京」を聴いてこれがパンクなのか?! と正直なところ感じたんですよね。でもいわゆるパンクの雛型から逸脱したその在り方、独自のビートや言葉、他の誰にも似ていないアプローチこそがパンクじゃないかと思うようになったんです。


KERA まさに。当時、みんなパンクとは言うけどニューウェイヴって言葉は使いたがらなかった。ブルーハーツの「パンク・ロック」っていう曲はあるし、ロックンロールをタイトルにした曲は無数にある。でもニューウェイヴって言葉が歌詞に出てくる曲は聴いたことがないし、『コボレナイ』のラスト曲「ニューウェイヴ」は、ここはもう唄ってしまえ! みたいなところがあったんです。ニューウェイヴへの愛を込めてね。この曲、1番のサビでは過去形で歌ってるのが、最後のサビでは現在進行形になってるの、気がつきました? そこがミソです。

音楽は何をやってもいいのだと提示できるソロユニット

──6月18日に新宿ロフトで行なわれる『KERA solo unit ワンマンライブ』のフライヤーには、KERAさんのソロ初期の作品である『愛のまるやけ』(1985年3月発表)や『原色』(1988年3月発表)のジャケットも掲載されていますが、あの時期の楽曲が披露されるのを期待しても良いのでしょうか。

KERA まだセトリはあまり考えてませんけど、何曲かやろうかなと思ってます。純然たるソロユニットのライブは久しぶりなんですよ。これはぜひとも観に来てほしい。近年のソロライブと言えば、還暦ライブ(2023年3月25日、恵比寿ザ・ガーデンホール)や『KERAさん逃げて』33周年記念ライブ(2024年9月22日、渋谷ラママ)、みのすけと中野テルヲをゲストに迎えたソロユニットのライブ(2025年7月23日、渋谷クラブクアトロ)、『KERA sings ナゴムレコード』(2025年11月26日、新宿ロフト)といった、企画色の強いものばかりだったけど、今回は久々の純粋なソロユニットによるライブです。これまでソロ名義で発表してきた曲をあまりこねくり回さずにやろうと考えてます。ベスト・オブ・俺ソロ。最近、『Brown, White & Black』と『LANDSCAPE』改めて聴き直しましたが、いやあ、最高(笑)。今回はツインギターなんですよ。全曲じゃないんだけど。ソロライブをツインギターでやるのは、2013年の『ミューヂック・アワー』以来なんです。

──かつてギターを毛嫌いしていたKERAさんがツインギターで臨むライブをやるとは(笑)。


KERA バイオリンや管楽器のプレイヤーに参加してもらうことも考えたんですけどね。久しぶりにツインギターも新鮮でいいんじゃないかと思って。いつも弾いてくれてる伏見蛍くんに加えてギターの岩出拓十郎くんに参加してもらいます。彼は本日休演やフー・ドゥ・ユー・ラブっていうバンドをやっていて、僕、とくに本日休演にもう何年も凄く入れ込んでるんですよ。NEWFOLKっていう家主や台風クラブが所属するレーベルから5枚目のアルバム『Believe』を出したばかりです。6月に新代田フィーバーでレコ発ライブをやる。本日休演には去年の『ミューヂック・アワー』にも出てもらいました。すごくいいギタリストです。


──カジヒデキさんもゲスト出演されるそうで、楽しみです。


KERA 僕も楽しみです。カジくんとはあっと驚くことをやりたい。

どうもね、ソロのライブって宣伝一つ取っても、どうしても後回しになってしまいがちなんですよ。看板背負ってるのが自分一人だとね。聴く側も優先順位として後回しにしがちなんじゃないかな。わからないけど。

けれども、ソロでしかやれないことって実はいっぱいあるし、バンドと違ってフレキシブルに動ける。編成にとらわれずに音楽を作れるのは大きな利点ですよ。27年ぶりに出したソロアルバム『Brown, White & Black』(2016年1月発表)以降、『LANDSCAPE』(2019年5月発表)、『まるで世界』(2021年7月発表)、『逃亡者K』(2022年9月発表)と、胸を張れるソロ作品をここ数年発表してきたつもりです。80年代の自分には考えられない音楽を実現できている。さっき、かつてのオリジナル・ラブがビッグバンド・ジャズをやってて羨ましく思ったと言ったけど、『Brown, White & Black』と『LANDSCAPE』ではそれもできた。今のレコーディングシステムや人脈を使えば自分でもオールドジャズみたいなことができるんです。

──『LANDSCAPE』でBOØWYの「B・BLUE」をオールドジャズ風にカバーすること自体が選曲を含めてニューウェイヴだと思いますし、『Brown, White & Black』というジャズミュージシャンには決して作り得ないフェイクジャズをテーマにしたアルバムを作り上げてしまうのがKERAさんのソロの真骨頂ですよね。


KERA 作れて良かったですよ、とくにその2作は、本当に。ソロは手っ取り早く自分の好きなようにやれる。やろうと決めたら誰も反対する人はいない(笑)。もちろん協力してくれるミュージシャンありきなんだけど、それも「こっちの土俵へ上がってきてよ」って誘い方だから極めて自由度が高い。そして、音楽っていうのは、これくらい何をやってもいいものなんだっていうのを提示できる場でもある。

──「やりたくないことは絶対にやらない。やりたくないことしか絶対にやらない」という信条を貫いてきたKERAさんの本質が如実に出るのがソロユニットのライブなのかなと思うのですが。


KERA そうですね。ソロだとナマの自分も出せる。たとえば『LANDSCAPE』の収録曲はほとんどが自分のことを歌った曲です。歌詞の面でコーティングされてない楽曲を多く収めた。ニューウェイヴ以外の非ロック的な面もソロなら出せる。ジャズや唱歌やフォークやテクノや。そういうのはソロやNo Lie-Senseならやれるけど、有頂天やBroken Flowersではなかなかできない。ソロは縦ノリの曲ばかりではないし、座っていても臨場感は損なわないとの判断で、6月のライブは久しぶりに椅子席もある形にしたんです。

現状を面白がり、苦境を打ち破る元気を忘れたくない

──いろいろと話を伺ってきましたが、No Lie-Senseと空手バカボンを除くKERAさんの音楽活動における現在地が新宿ロフトでの3本のライブで俯瞰できるといえそうですね。


KERA Broken Flowersはとにかくメンバーが多忙なので頻繁にはライブができない。でもさっきも言ったように、どこへ行くかわからない面白さがあるんです。もの凄く意外な方向へ転がるかもしれないし、パッとなくなってしまうかもしれない。でもそれが面白い。現時点では最低でも年に2、3本はライブをやりたいと思ってるし、フルアルバムも作りたい意欲だけはあるんです。時間はかかるだろうけど、半分はライブ対応できる曲、もう半分はレコーディングならではの曲にしたい。それも年内に手をつけられればいいなと思ってます。


──Broken Flowersに関してKERAさんらしいなと感じたのは、「昨今はデータのやり取りでダビングを重ねてゆくやり方でアルバムを作ることも充分可能だが、そんなやり方では嫌なのだ。とくにこのバンドでは嫌だった」という『Road to psychedelic』発売に寄せた文章なんです。メンバー同士が直接顔を突き合わせるからこそ生まれる熱量、摩擦係数の高さで生じる苦労に勝る楽しさこそがバンドの醍醐味でしょうし、コスパやタイパを求めるならバンドほど不合理なものはないと思うんです。それでもKERAさんが40年以上にわたってバンドをやり続けるのはひとえに楽しいからなんだろうなと。


KERA 演劇もそうですけど、つくづくバンドの活動って無駄なことが多いですよね。音楽とは直接関係のない話もいっぱいしなきゃいけないし。だけどそうした非効率の中からしか生まれないものが確かにある。そういう営みも含めてバンドっていうかね。僕らはそういう世代なんですよ。お芝居もバンドも、みんなで集まって話し合ったり稽古しないと出来上がらないよねっていう感覚がある。若い人からすれば、なぜそんなにタイパ、コスパの悪いことをやってるんだろう? って感じるんだろうけど。もちろんレコーディングとかはテクノロジーの発達に伴って、昔に比べれば遥かに効率良くやれてるし、今は今で良い部分がありますけどね。


──先日、ケムリ研究室no.5『サボテンの微笑み』で慶一さんの芝居を堪能できましたが、No Lie-Senseのライブも期待したいところです。


KERA 今年はムーンライダーズが50周年なので、慶一さんが忙しくてちょっと稼働できないかな。そんな中『サボテンの微笑み』では随分と時間を戴いちゃったし。実を言うと一昨年にやったライブ(2024年3月31日、東京キネマ倶楽部)の出来が素晴らしく良くて、ライブアルバムとして出す計画があったんです。なんとなくリリースのタイミングを逸してしまった。高野寛がギターで、イトケンがドラム。ミックスまで済ませてあるので、それを出すタイミングでライブをぜひやりたいですね。来年早くにでも。


──今年50周年を迎える新宿ロフトへ何か注文はありますか。


KERA チケットの前売状況をもっとまめに教えてほしい(笑)。せっつかないと教えてくれないからさ。クアトロとかは毎週水曜日に連絡をくれるし、それを受けて煽り方を変えたりするからね。それくらいかな。そうした細々としたやりにくさも含めて「ロフトでやってるんだな」っていう楽しさのほうが常に勝っているので、はい、うん、大丈夫ということにしておきます。祝・50周年!

──有頂天が1983年6月18日の昼公演に出演して以来、KERAさんとロフトは43年にわたる交流がありますし、今後ともご愛顧のほどよろしくお願いいたします。


KERA こちらこそ。コロナ禍以降、人々のライフスタイルが大きく変わってしまって、そこへ追い討ちをかけるように物価高が続いてるから、世の中大変ですよね。否応なしにライブハウスの集客にも影響は出ているでしょう。舞台はさらに深刻。バンドはハコさえあれば何とか成り立つけど、舞台は巨額が動いて製作陣が及び腰になるから。博打の規模がバンドとは桁違いなので。とにかくトランプと高市には一刻も早く権力の座から退いてもらわないと。このままいくとナフサどころの話じゃなく、みんな生きる活力を失くしちゃうよ。でも、ここで塞ぎ込んだら何もできなくなってしまうので、この現状を面白がる、っていうと不謹慎に思われるかもしれないけど、苦境のなか飄々と笑えるような心持ちは忘れたくないよね。それがナゴム魂です(笑)。それだけの元気を維持して、もう少しの間、音楽と演劇を続けていきたいです。

SHINJUKU LOFT 50th ANNIVERSARY 有頂天ワンマンライブ『What we called NEW WAVE』

【出演】有頂天
【日程】2026年5月19日(火)
【時間】開場18:15 / 開演19:00
【料金】前売¥6,000 / 当日¥6,500(共にドリンク代別¥600)
*チケットは、ぴあ(Pコード:322-964)、ローソン(Lコード:76362)、イープラスで発売中
【会場・問い合わせ】新宿LOFT 03-5272-0382

KERA solo unit ワンマンライブ

【出演】KERA(Vo.)/ 伏見蛍(G.) / 坂出雅海(B.)/ 佐藤真也(P. Key.)/ 佐久間亮(Ds.)/ 岩出拓十郎(G.)
【ゲスト】カジヒデキ
【日程】2026年6月18日(木)
【時間】開場18:45 / 開演19:30
【料金】前売自由席¥6,800・立見¥4,800 / 当日立見¥5,800(共にドリンク代別¥600)
*チケットは、ぴあ(Pコード:326-168)、ローソン(Lコード:73940)、イープラス、新宿LOFT店頭で発売中(新宿LOFT店頭は立ち見チケットのみ)
【会場・問い合わせ】新宿LOFT 03-5272-0382

KERA & Broken Flowers ワンマンライブ 2026 summer

【出演】KERA & Broken Flowers:KERA(Vo.)/ 田渕ひさ子(G.)/ かわいしのぶ(B.)/ ハラナツコ(Sax. Accordion. Flute)/ REIKO(Ds.)/ 杉山ケイティ(Key.)
【日程】2026年7月15日(水)
【時間】開場18:15 / 開演19:00
【料金】前売¥6,000 / 当日¥6,500(共にドリンク代別¥600)
*チケットは、ぴあ(Pコード:328-277)、ローソン(Lコード:72898)、イープラス、新宿LOFT店頭で5月23日(土)午前10時より発売
【会場・問い合わせ】新宿LOFT 03-5272-0382

▼KERA オフィシャルXアカウント
https://x.com/kerasand

▼有頂天|シャイコナ オフィシャルサイト
https://www.uchotenxxx.com/

▼ケラリーノ・サンドロヴィッチ プロフィールサイト
https://www.cubeinc.co.jp/archives/artist/keralinosandorovich

INTERVIEW LIST
LOFT
TADANORI YOKOO