映画『ストリートキングダム』のロードショー公開が好評のうちにほぼ終了した。当時のシーンを再現しながら新たなフィクション作品として再構築した本作品は公開されるとすぐに当時を知らない若者からは熱く激しい当時の様子を少しでも知ることができたと感謝の言葉が、また、当時シーン内部にいた者は当時を懐かしく思い出せた、と賛辞が続いた。しかし、フィクション故に史実、あるいは当時の生き様とは異なるという意見も。それではホントのところは?
あの頃の空気感をかろうじて覚えている当事者や目撃者が映画を通じて日本のパンクロックとは一体なんだったのかについて語ります。どうか目撃を!
出演(敬称略、順不同)
戸川純、 巻上公一、山崎春美、赤羽貞明、青木るえか、イヌイジュン、野々村文宏
司会進行
吉田豪
演奏
森田潤、山盛愛彦、山崎怠雅、イヌイジュン
企画・主催/イヌイジュン、野々村文宏
協力/加藤梅造(LOFT PROJECT代表)
オフィシャルカメラ/池田敬太
デザイン/タカギトオル
写真提供/地引雄一
さらに!
トーク終了後にはミニライブ”Back to 80s”も!
ライブ曲目(予定)
嘔吐中枢は世界の源 山崎春美
ないしょのエンペラーマジック 山崎春美
パイク 巻上公一
20世紀の終わりに 巻上公一
ロマンチスト 戸川純
解剖室 戸川純
好き好き大好き 戸川純
パンク蝋化の女 戸川純
演奏:森田潤、山盛愛彦、山崎怠雅、イヌイジュン
当時、例えば、本映画の主人公となったリザードのモモヨは1981年、筑波アクアクにおいて、オレもメンバーの一人だったザ・スターリンに対し刃物を出し、本当に刺すか刺されるかの状況にまで発展した。そこには笑いも涙もなかった。リザードもザ・スターリンも、いや、もっと言えば当時の多くのバンドの表現は自己への憎悪に満ち、ストレートに表現せず、すなわち曲がりくねって真逆の表現にも堕ちた。その結果の死闘劇。両義的だったのだ。そして決して「熱く」はなかった。むしろ、将来に絶望し冷めきっていたのだった。
一方、映画は監督である田口トモロヲ氏自らも「最終的にまた青春映画になってしまったな」と思い至ったと語った通り、激しいシーンも垣間見えるものの、愛あり笑いあり涙ありのストレートなドラマ仕立てとなった。
原作の『ストリートキングダム』は1986年に初版された地引雄一によるノンフィクション。地引の思想、感情を織り交ぜながらリアルタイムで当時のシーンを詳細に綴っている優れたドキュメンタリーだ。それから40年を経て制作された映画『ストリートキングダム』は当時を懐古することになる。しかも映画はフィクションのカタチを採っている。だから原作に示される現実と乖離したところでなんら問題はない。しかし、現実との境界は曖昧のまま称賛を浴びている。そのことによって万一、歴史が書き換えられるのは意図するところではないだろう。
この映画を通じて日本のパンクロックとは一体なんだったのかについてもう一度、語り合いたいと思う。(イヌイジュン)
【お知らせ】
登壇者7名のうち、出演予定としていた地引雄一さん、浅野典子さんは最後まで調整いただきましたが、やはりご都合つかず、残念ながら出演ご辞退となりました。
お二人の登壇を楽しみにされていたお客様、すみません!代わりにオレが3倍、吠えますのでお許しください。(イヌイジュン)
- TICKET
- 会場観覧チケット
adv¥3,000(+1DRINK)
SOLD OUT 当日券はありません
前売券はイープラスといぬん堂で発売
(入場順は整理番号順、同番号同時入場となります)
配信視聴チケット¥2,500
ツイキャスプレミア配信で発売中
アーカイブは7/29(水)まで販売(視聴期間2週間)
※なお、戸川純のみ配信はありません
- 戸川純
- 巻上公一
- 山崎春美
- 赤羽貞明
- 青木るえか
- イヌイジュン
- 野々村文宏
- 吉田豪
- 森田潤
- 山盛愛彦
- 山崎怠雅

