2015年3月

28(土)

深夜の部

第八回東京電撃映画祭「いちは特集」


OPEN 24:00 / START 24:30

東京電撃映画祭プロデュース倉沢いちは卒業作品「いちは(仮)」への出資者のみの入場とさせていただきます。
※一口5000円から受付
※このイベントは18歳未満の方、および高校在学中の方のご入場はできません。当日、ご入場の際に身分証(免許証、学生証、パスポート、taspo、住民基本台帳カードなど公共機関が発行する証明書)の提示が必要となります。また、未成年者へのアルコールの販売も固くお断りします。予めご了承ください。

【上映作品】
「いちは(仮)」(2015)
監督:友松直之・黒木歩 出演:倉沢いちは、ももは、衣緒菜

「どスケベ坊主の絶倫生活」(2014)
監督・脚本:関根和美 出演:きみの歩美、菅野いちは、なかみつせいじ

「挑発ウエイトレス おもてなしCafe」(2014)
監督:竹洞哲也 脚本:小松公典 出演:辰巳ゆい、菅野いちは、倖田李梨

【ライブゲスト】
いちは with KARAふる

【来場ゲスト】
倉沢いちは
星野ゆず
ももは
衣緒菜
黒木歩
倖田李梨
なかみつせいじ
小松公典(脚本家)
関根和美(監督)
ほか

【問い合わせ】
東京電撃映画祭実行委員会(アウトサイド内)
TEL:03-6272-3809

●東京電撃映画祭プロデュース倉沢いちは卒業作品「いちは(仮)」製作快調!

いい歳して超低予算エログロナンセンス映画を愛するボンクラどもの為の手作りイベント、東京電撃映画祭であるが、その第一回からサンダーボルトガールの半裸給仕でお馴染み皆勤の倉沢(菅野)いちはが今春4月をもって引退する。すでに本人発信情報でご存知の向きもあろうが、我々電撃映画祭実行委員会としても、引退すなわち卒業を記念していちは嬢の主演映画を自主製作することにした。だから金寄越せや。という話は以前にもした。今回はそのダメ押しだ。

○東京電撃映画祭プロデュース倉沢いちは卒業作品
「いちは(仮)」
主演・倉沢いちは 監督・友松直之×黒木歩 製作・石川二郎/SHIN/電撃チャック 音楽・KARAふる

窓から見えるあの最後の一葉が落ちる時に私の命も終わると語る病身の少女。名もなきボンクラ親父はこっそりと蔦のからまる壁に少女から見えるようにペンキで一葉を描き足した。落ちゆく枯れ葉は少女の絶望であったが、ペンキの一葉はいつまでも落ちることがなく、逆にそれが少女の希望になる。ボンクラ親父の優しいフェイクが少女の絶望を希望に転じさせた瞬間だ。Oヘンリーは何とボンクラ魂のわかるやつなのか。生きていれば東京電撃映画祭のゲストに呼びたいくらいであるが。さて「いちは(仮)」だ。本作はいちは嬢自身の語りで構成される。生い立ち、少女時代、母との確執、家出、援助交際、心の病。よくある不幸話と嘲笑うべからず。これはあなたに向けていちはが語るいちはだけの物語。魂の慟哭なのだから。家出の夜終電後の線路を独り歩いた。月光を照り返すあの線路はどこに続いていたのか。ヌードタレントいちははどのように誕生し、どのように消えてゆくのか。鈍行列車のごとき不器用さでいちははこの後どこに向かうのか。東京電撃映画祭という我らが心の駅に各駅停車どころか二年近くもとどまってくれた彼女を今こそホームでの万歳三唱とともに見送ろうではないか。見送りには餞別が不可欠であり、映画には製作費が必要だ。さあ金を出せ。映画「いちは(仮)」製作費。一口五千円。出資者は漏れなく2015年3月開催予定の第八回東京電撃映画祭いちは特集の入場券を進呈する。二口以上出資の方には映画「いちは(仮)」の特典映像付きDVDRを進呈。一口緒、二口とつまみ食い程度で遠慮せずに、十口、二十口さらにはがっつり完食。毒を食らわば皿を舐め、骨までしゃぶ(られ)る勢いで挑んでいただきたい。振込先は、

○幻想配給社 友松直之
三井住友銀行 新宿支店 普通口座 9218139

第八回東京電撃映画祭「いちは卒業式」に入場券は存在せず、出資者のみご入場いただく形式だ。とは言いつつも出資の受付けはイベント当日3月28日(土)の入場窓口でも受け付けるので、そうなると入場料とあまり変わらないのだが。

さあ、我らが電撃ガールいちは嬢の最期を飾る為に、ボンクラ親父の財布に残る最後の一葉たる札を出せ。悪いようにしないから俺に寄越せ。少女の絶望を希望に転じさせるのはボンクラ親父の優しさでしかあり得ないことを自覚し、それを証明しろ。ただしペンキによる福沢諭吉の似顔絵、フェイク札ニセ札の類いはこれを禁ず。

(文責 友松直之)