江戸アケミ 江戸アケミ十三回忌天国でのゴール
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イベント主旨
1990年1月27日にじゃがたらのヴォーカル江戸アケミがどうにも不具合だらけのこの世におさらばすることになり、あの世へ旅立っていきました。

あれからかれこれ2003年の1月27日にはついに十三回忌を迎えることになりました。あの世では「あがり」ということになります。

そこでこの度、天国でのお勤め終了の労をねぎらい、祝う宴をもうけ、縁のあった人た ちに集まっていただき、一夜のひと時一緒に楽しみたいと思います。

アケミの歌っているところをまだ見た事がない人たちも多くいるという事も聞いたので、じゃがたらのライヴ映像も見ながら「この世vsあの世」という感じで大いに盛り上がりたいものです。

アケミも天国へ行ったとはいえ随分ハラハラしっぱなしなこの世の有り様で、さぞかしあの世でも「なんのこっちゃい」と言い続けていた事だったでしょう。人間の強欲はひどくなる一方で、地球が崩壊しそうになっていてもまだ反省知らずの痴れ者達が殺戮しまくったり、汚しまくったりしていてどうしようもありません。全く進化することもなく情けない有り様です。
本当に「人間様、なんのこっちゃい」です。

アケミがこの世で残していった地球や人類の将来を憂いていた言葉のほとんども、残念ながらどんどん現実のものとなり、とてつもなく痛烈な意味を示すようになってしまいました。バブルは案の定はじけ、日本株式会社というこの国は日本という国のロックンロール(自立)を失ってしまい、儲けた金を返し忘れた世界の資本主義もついに風前の灯火です。何から何まで、アケミが野性的な勘性で危機を孤軍奮闘で果 てしない孤独の中で叫んでいたことが、まざまざと本当になってしまいました。

「今が最高だところがっていこうぜ」

当然、今が最高なわけじゃありません。最高なんかではでない現実があまりにもわかった上で、ほんのちょっと良い方向に生きようとし生きれたことに喜びながら生きる気持ちの持ちようが肝心なんだということです。その気持ちで転がっていこうぜということだと思います。最高だと言えるようになるようにガッツでのりきっていく。 時代はいつも混迷だけの中にあるわけでもありません。どうしたらいいかもうすでに答えは出ているはずです。あとはその答えを生きるだけなんだと思います。ちょっとづつ、ちょっとづつ、できるところから。ただ今はそのことにさえ気づくことが必要なんだと思います。

 アケミの言葉をたっぷり浴びて食べたいね。
TEXT by Oto

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