2020年5月

31(日)

START 13:00

◎視聴について
料金:¥1.800
配信時間 13:00〜15:00(予定)
視聴チケットはコチラから
(応援投げ銭あり!無理のない範囲でお願い致します!)
※購入受付期間:6/3(水)まで
※アーカイブは、配信終了後、6/3(水)23:59まで視聴可能
※配信サービスの仕様上、放送の遅延などが発生する場合がございます。アーカイブは遅延なくご覧いただけますので予めご了承ください。
※配信内容を録画するなどして再配信する行為は禁止させて頂いております。

【出演】
池澤春菜(声優・エッセイスト)
高山羽根子(作家)

■5月14日発売『おかえり台湾』のこぼれ話を余すことなく公開トーク!
声優と作家という異色のコンビが「二度目」をコンセプトに旅した台湾をまとめた共著『おかえり台湾』。
初めての台湾旅行では訪れないようなスポットを巡り、たくさんの人に会って話を聞いてきました。
今回は「ただいま対談」と銘打って、本書に書ききれなかったたくさんのエピソードを交えた軽快トークをお届けします!

詳細を見る→

START 16:30

◎視聴について
料金:¥2.000
配信時間 16:30〜19:00(予定)
視聴チケットはコチラから
(応援投げ銭あり!無理のない範囲でお願い致します!)
※購入受付期間:6/7(日)まで
※アーカイブは、配信終了後、6/7(日)23:59まで視聴可能
※配信サービスの仕様上、放送の遅延などが発生する場合がございます。アーカイブは遅延なくご覧いただけますので予めご了承ください。
※配信内容を録画するなどして再配信する行為は禁止させて頂いております。

【登壇者】
ケイン樹里安、上原健太郎、栢木清吾、稲津秀樹、有國明弘
【ゲスト】(五十音順)
ヒトミ・クバーナ(ライター)桑畑洋一郎(山口大学、医療社会学・社会病理学)、小林さやか(NHK社会部記者)

『ふれる社会学』(北樹出版)トークイベント第7弾。今回のテーマは「『ふれない社会』にふれる」です。

職場に通うことも、学校に通うことも、映画をみにいくことも、本を買いにいくことも、友人に会うことも、旅に出ることも、居酒屋で飲み会をすることも難しくなった。その一方で、在宅ワーク、営業時間の短縮、マスクやアクリル板越しのコミュニケーション、遠隔授業、オンライン飲み会など、これまでとは異なる、新しい生活のかたちが社会に根をおろしはじめている。こうした動きを「ポスト・コロナ時代」と呼び、新しい社会生活やコミュニケーションのあり方を模索する機運さえ高まりつつある。

このように、新型コロナウィルスの感染・拡大により、わたしたちの社会生活が大きく変わろうとしている。こうした大きな変動を経験するなかで、特定の仕事についている人たちに負担や困難が集中していることは明らかだ。たとえば生活用品を生産する工場労働者、それを届けるトラック運転手、その商品を売り渡すコンビニやスーパーの店員など、自粛要請期間であるにもかかわらず、仕事を休むことはできない。そしてその人たちの多くは、概して不安定な労働環境に置かれている。わたしたちの自粛生活は、こうした人びとの手によって、かろうじて維持されている。

他にも、さまざまな生活環境を背景にオンライン授業から取り残されていく子ども、支援給付金の受給範囲の狭さによって生活の困窮が予想される留学生、学びの場を奪われつつある外国にルーツを持つ子どもなど、やはり特定の人たちに負担や困難が集中している。

それでは、わたしたちの眼前にあるこうした社会の問題は、今回新しく浮上した問題なのだろうか。わたしたちの社会生活を支える人びとの労働環境の問題や、教育環境からはじき出されつつある子どもたちの問題は、新型コロナウィルスの感染・拡大が生み出した問題なのだろうか。今回のトークイベントでは、「ポスト・コロナ時代」と議論の軸を未来に向けるだけでなく、特定の人たちに負担や困難が集中する社会のあり方が以前から存在していたのではないか、という問題意識のもと、人びとのコミュニケーションのあり方が変わりつつある「ふれない社会」をテーマに、さまざまな視点から語り尽くします!

【プロフィール】
ケイン樹里安(けいん・じゅりあん)
1989年生まれ。大阪市立大学都市文化研究センター研究員。
主著:『アーバンカルチャーズ――誘惑する都市文化、記憶する都市文化』(晃洋書房2019年)、『ポスト情報メディア論』(ナカニシヤ出版2018年)。
*NHK『おはよう日本』『新世代が解く!ニッポンのジレンマ』TBS『NEWS23平成最後の夜』等に出演。

上原健太郎(うえはら けんたろう)
1985年生まれ。大阪国際大学人間科学部講師。
主著:『持続と変容の沖縄社会』(ミネルヴァ書房2014年)、『地元を生きる:沖縄的共同性の社会学』(ナカニシヤ出版、近刊)。

栢木清吾(かやのきせいご)
1979年生まれ。神戸大学大国際文化学研究推進センター協力研究員。翻訳者。
主著:『出来事から学ぶカルチュラル・スタディーズ』(ナカニシヤ出版2017年)。
訳書:ニケシュ・シュクラ編『よい移民:現代イギリスを生きる21人の物語』(創元社 2019年)。

稲津秀樹(いなづひでき)
1984年生まれ.鳥取大学地域学部教員.主著:『社会的分断を越境する:他者と出会いなおす想像力』(塩原良和との共編著:青弓社、2017年)など

有國明弘(ありくにあきひろ)
1992年生まれ、大阪市立大学大学院後期博士課程、主著「ストリートダンスの日本における展開」(『市大社会学』)、『ガールズ・メディア・スタディーズ』(北樹出版、近刊)

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