2015年10月

24(土)

昼の部

C.H.A.Rラジオ presents

ACT UP&TALK OUT 「怒りを力に—ACT UPの歴史」上映会 & トーク


OPEN 11:30 / START 12:30

前売¥1,300 / 当日¥1,500(1オーダー必須(500円以上))


学割(当日学生証持参)前売&当日共に¥800(1オーダー必須(500円以上))


前売予約は店頭電話にて予約受付中!!


ロフトプラスワンウエスト電話→0662115591(16〜24時)
※ご入場はロフトプラスワンウエスト店頭&電話予約→当日の順となります。


 

大人気?ネットラジオ番組「凡どどラジオ」のパーソナリティーどどることC.H.A.Rが映画の上映会を企画!
米国のHIV/AIDS運動ACT UPの活動を記録したドキュメンタリー映画「怒りを力に—ACT UPの歴史」の上映会&トーク!
デモなんかやって意味あるの?エイズって何?同性愛って?社会運動に関わっている人、関わっていない人、いろんな人に見て欲しい映画です。来てね!

【出演】
【パーソナリティ】
どぅーどぅる。a.k.a. C.H.A.R.(凡どどラジオ)
【ゲスト】
ブブ・ド・ラ・マドレーヌ(アーティスト、ドラァグ・クイーン)
山田創平(社会学者)
藤田淳志(愛知学院大学教養部准教授)
ほか!?

山田創平さん
1974年生まれ。京都精華大学人文学部准教授。文学博士。名古屋大学大学院博士課程修了。
銭湯の孫として生まれ18歳まで群馬で過ごす。2年間の放浪を経て20歳で大学生になり京都に移住。在学中にエイズ予防や性的少数者の権利運動に参加。大学卒業後就職するがすぐに嫌になってやめ、予備校講師をやりながら大学院に進学した。
友人の経営するヘテロ向け風俗店に寝泊まりしながらフィールドワークを行い、修士論文「新宿二丁目の表象と都市構造」を書いた。全て英文で書いたので今となっては全く内容を覚えていない。
大学院を出て会社員になり2年間飛び込み営業をやった。歩合給だったので全く食えず、シンクタンクの臨時研究員や大学非常勤講師など様々な仕事を兼業。
33歳の時にエイズ予防のNGO「MASH大阪」に転職し3年間堂山町の事務所に通い、研究・雑用から相談の対応まで様々な仕事に従事した。アジアで最大規模の性的少数者とエイズをテーマとしたイベント「PLuS+(プラス)」の運営や月刊フリーペーパー「SaL+(サルポジ)」の編集などに関わった。
MASH大阪で働きながら博士論文を書き2008年に博士号を得た。2009年から現職。MASH大阪での活動はいまでもボランティアで続けていて、中年ゲイ向けのエイズ予防情報誌「南界堂通信(季刊)」に「大阪謎解きマップ」を連載している。
共著書はいろいろあるが『ジェンダーと「自由」-理論、リベラリズム、クイア』(彩流社、2013)に書いたダムタイプの「S/N」に関する論考が代表作。

ブ ブ・ド・ラ・マドレーヌ
1961年7月22日、大阪市東淀川区生まれ。
映画監督を目指して挫折した父親に「女には向かない」と言われたにもかかわらず、幼少時より映画・演劇の世界を志す。
1991 年にドラァグクイーンとして デビュー。 1992年に旧友の古橋悌二氏から、彼がHIVに感染していてすでに発症もしていることをカミングアウトされる。HIVや「自己と他者の境界」等をテーマ にしたパフォーマンス作品「S/N」(1994〜、dumb type)に出演、16ヶ国21都市のツアーに参加すると同時に、関西におけるHIV/エイズの予防とケアの市民運動を学生や若いアーティストらと開始する。
国内にいる時はセックスワークにも従事し、約20年間にわたり、HIV/エイズの隣接課題と言われる、セクシュアルマイノリティ・滞日在日外国人・セックスワー カー、薬物依存症の自助グループや人権運動としての活動多数。また、パフォーマンス・ユニット「ザ・バイターズ」に所属し、セックスワーカーによるセックスをテーマにした表現活動を続ける。

藤田淳志(愛知学院大学教養部准教授)
名古屋大学大学院博士課程修了。文学博士。
学生時代より関西でレズビアン&ゲイ映画祭のボランティアスタッフとして活動、その後会社員を経て研究者に。アメリカ演劇、中でも「エイズ演劇」「クイア演劇」と呼ばれる領域を専門とする。
ニューヨーク市立大学留学中に『Tony Kushner:New Essays on the Art and Politics of the Plays』( McFarland & Company,Inc・2006、共著)を出版した。『ジェンダーと自由:理論、リベラリズム、クィア』(彩流社・2013、共著)では、エイズやセクシュアル・マイノリティを描いた映画、舞台作品とアクトアップなど社会運動との関係について論じた。
最近は「たたかう、アート!〜LGBTの権利獲得運動とアートの関係を探る(主催:Cafe LGBT+、助成:大阪市立大学)やアメリカ学会などで、同性婚やエイズ、セクシュアル・マイノリティの人権に関して市民向けの講演活動を積極的に行っている。