2014年10月

28(火)

『太陽の塔Walker』出版記念

【太陽の塔REBORN!EXPO70から未来へ】

宮脇修一×白井達郎×玉置泰紀


OPEN 18:30 / START 19:30

前売¥1,500 / 当日¥2,000(共に飲食代別)※要1オーダー500円以上
前売券はイープラス、ロフトプラスワンウエスト店頭&電話予約にて10/4(土)発売開始!
イープラス:http://sort.eplus.jp/sys/T1U14P0010843P006001P002139166P0030001
※ご入場はイープラス→店頭電話予約→当日の順となります。
電話→ 06-6211-5592(16時~24時)

【出演】
宮脇修一
白井達郎
玉置泰紀

1970年の大阪万博の閉幕と共に解体される予定だった太陽の塔がなぜかほかの施設が解体されていくのを横目に吹田の会場跡の講演に今も屹立している。大阪で育った子どもたちは少なからず、この雄姿が脳内に刷り込まれ、偉大な芸術家、岡本太郎も知らないまま、高さ70メートルの異形を胸の内に宿しながら成長したものである。
芸術作品と言い切るにはあまりに特別な存在。白い姿に真っ赤な稲妻が走る姿は正義のヒーローにも怪獣にも見え、時間が経つにつれて純粋にその存在が持つパワーに、漫画家や小説家、アーティストたちが突き動かされ、タイムスリップグリコで万博、太陽の塔のフィギュアが注目されてからは、海洋堂で数々のフィギュアが創造されエポックメイキングな350分の1の太陽の塔を経て、144分の1という究極のフィギュアが昨年完成話題になった。そして、今年はバンダイの超合金40周年記念として太陽の塔のロボまでが誕生した。
太陽の塔を立体として商品化に成功し新しい時代を切り開いたフィギュア界のラスボス、宮脇社長と万博の鬼といっても過言ではない日本最強のコレクター、万博ミュージアムの白井館長の二人を迎え、太陽の塔ウォーカー編集長・玉置泰紀の司会で爆裂トークを行います!

宮脇修一
1957年・大阪府出身。
(株)海洋堂代表取締役社長、兼、日本最大の造形イベント「ワンダーフェスティバル」実行委員長。
通常の役職では計れない海洋堂という組織を体現する存在。
1964年、父・宮脇修が模型小売り店として創業した海洋堂の経営に幼少の頃から参加。
80年代以降は磨き上げられたその“模型審美眼”で造形作家達を統率し、小売り業種からフィギュアメーカーへ転身した海洋堂の立ち上げと牽引に従事。発表したアニメや特撮ヒーローのキャラクター、恐竜等の絶滅生物における精巧で躍動感あふれる造形表現は、国内外から高い評価を受ける。
日本のガレージキット(フィギュア)シーンの誕生と発展における最重要人物の一人。大阪万博が開催された当時の宮脇は中学生で、自宅のある守口から自転車で会場に何度も通い詰め“どうやったら効率よく会場を回れるか”を熟知するほどの『大阪万博フリーク』です。

白井 達郎(万博グッズ収集家)
1966年(小学6年)万博に興味を持ち新聞切り抜きはじめる
1970年(高校1年)大阪万博会場でアルバイトをしながら資料・グッズの収集
2002年 兵庫県に現存していたウルグアイパビリオンを貰い受け自宅(池田市)に移設し万博ミュージアムを開館
2005年 会社を辞め、各地の博物館などの万博イベントを開催
2008年 天満橋で「EXPO CAFE」を開店~2011年
現在、講演会、イベントなどを通じて万博を後世に伝える活動中

玉置泰紀
KADOKAWA ウォーカー情報局統括局長兼関西ウォーカー統括編集長。1961年、大阪府枚方市生まれ。産経新聞神戸支局から大阪本社社会部と7年間記者。最後は大阪府警本部捜査1課担当。その後、福武書店(ベネッセ)で月刊女性誌を経て角川へ。編集長4誌後、ウォーカー統括に。メディアの栄枯盛衰を体感。仕事をしているのか怪しいぐらいSNSベース。大阪万博開幕時は小学校3年で3回行った。「明日の神話」復活のころから岡本太郎の取材記事化に多く取り組むようになり、太陽の塔も内部に2回入るなど、関わってきた。