2023年3月

12(日)

『好事家ジュネのサブカル病理学~正しく病むための処方箋~』


OPEN 18:00 / START 18:30

◎観覧&配信について
前売¥2,000 / 当日¥2,500(共に1オーダー¥500以上必須)
配信チケット:¥1,500
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※購入受付期間、アーカイブ:3月26日(日)まで
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アーカイブは遅延なくご覧いただけますので予めご了承ください。
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【出演】
好事家ジュネ

貴方は暗い絵にこそ心癒され、残酷な映画にこそ安堵したことはないだろうか。
社会から疎外されていると感じ、自身の無力感に打ちひしがれ、コンプレックスに苛まれた時、つまらない漫画に、くだらない音楽に、ふと救いを見たことはないだろうか。
サブカルチャーは、時に言葉にならない「弱者性」に、どこか寄り添ってくれるところがある。
それは一体、何故なのだろう?

かつて詩が生まれるふるさとであった憂鬱は「病み」というポップアイコンになり、病める魂は「メンヘラ」という肩書に画一化された。
しかし苦しみはそうまでして誤魔化し、殺さねばならないものなのだろうか。
かつて坂口安吾は著名な『堕落論』の中でこう言った。
「堕ちる道を堕ちきることによって、自分自身を発見し、救わなければならない」
私たちは今、「病み」を曖昧なアイデンティティとして抱え込むのではなく、唯一無二の真なる「闇」として向き合い、昇華せねばならない。
救いのない物語を生きる貴方へ、サブカルチャーという処方箋を。
正しく病み、正しく堕ちるための闇の診察室が今、開く!