2019年9月

08(日)

「発酵野郎!: 世界一のビールを野生酵母でつくる」&「仲野教授の そろそろ大阪の話をしよう」刊行記念

『鈴木成宗と仲野徹の発酵ほろ酔いスペシャル対談』


OPEN 17:30 / START 18:30

前売り ¥2,500 / 当日 ¥2,800(飲食代別)※要1オーダー¥500以上
前売券はイープラス、ロフトプラスワンウエスト電話予約にて近日発売開始!
ロフトプラスワンウエスト電話→0662115592(16~24時)
※ご入場はイープラス整理番号順→ロフトプラスワンウエスト電話予約→当日の順 となります。

【出演】
鈴木成宗(伊勢角屋麦酒社長)
仲野徹(大阪大学医学部病理学 教授)

「とてつもなく美味しい」と大阪のおっさん、こと仲野先生が絶賛するのが伊勢角屋麦酒のビールだ。野生酵母からビールを作っちゃうわ、世界一の賞を受賞しちゃうわ、でついにはそこの社長が『発酵野郎!』なる本まで出した。思えば伊勢と大阪といえば、江戸時代の名だたる商人の町だ。『そろそろ大阪の話をしよう』なる対談本で大阪アピールに余念が無い仲野先生に、まずは大阪から見た伊勢の強さを聞いてみよう。そして、ビールの美味しさ、鈴木社長の「ガッツと努力と発想の素晴らしさ」(HONZレビューより)を大阪視点でビール片手に語り合う。飲んで聞いてから読むか、読んでから聞いて飲むか。とりあえずいらしてください。
https://honz.jp/articles/-/45318

■鈴木成宗(スズキナリヒロ)
伊勢角屋麦酒社長。1967年、伊勢市生まれ。東北大学農学部卒業後、20代続く家業の餅屋の仕事に。この「二軒茶屋餅角屋本店」の創業は1575年の長篠の戦いの頃にさかのぼり、18代目から100年にわたって、味噌・醤油の醸造事業も続けている。1994年の酒税法改正で可能となった小規模醸造、ビール造りに「伊勢角屋麦酒」として1997年に創業。レストラン経営にも乗り出すがうまく回らずどん底に。それでもビール世界一(大会優勝)を目指し、創業まもなく大会の審査員資格を取得。2003年、日本企業初の「Australian International Beer Awards」金賞を皮切りに数々の賞を受賞、世界で最も歴史あるビール審査会「The International Brewing Awards 2019」で「ペールエール」が2大会連続で金賞に輝いた。審査員として海外から招かれることも多い。2004年頃から学んだMGやランチェスター戦略等が経営に活き、近年は毎年増収増益だ。2009年より海外への輸出も始め、2019年7月現在アメリカ、カナダ、シンガポール、オーストラリア、台湾に輸出実績がある。日本商工会議所青年部の中地区副会長を務めた経験もあり、地元との結びつきも強い。

■仲野徹(なかのとおる)
1957年、「主婦の店ダイエー」と同じ年に同じ街(大阪市旭区千林)に生まれる。大阪大学医学部医学科卒業後、内科医から研究の道へ。ドイツ留学、京都大学・医学部講師、大阪大学・微生物病研究所教授を経て、2004年から大阪大学大学院・医学系研究科・病理学の教授。専門は「いろんな細胞がどうやってできてくるのだろうか」学。2012年には日本医師会医学賞を受賞。著書に、『エピジェネティクス』(岩波新書)、『こわいもの知らずの病理学講義』(晶文社)など。趣味は、ノンフィクション読書、僻地旅行、義太夫語り。