2023年12月

30(土)

第7回歌舞伎町のフランクフルト学派

かぶー1グランプリ2023


OPEN 18:30 / START 19:00

《配信チケット》前売り¥1,500(税込)

《来場チケット》前売り¥2,000(要1オーダー)/当日¥2,500(要1オーダー)
予約はPeatixにて12/8 22:00より受付開始!

出演
伏見瞬
西村紗知

※状況に応じて出演者の変更、キャンセルになる可能性もございます。ご了承ください。

年末、12月30日(土)の「第7回歌舞伎町のフランクフルト学派」は、「かぶー1グランプリ2023」を開催します!

 単行本として刊行されていない、雑誌や文芸誌や同人誌やウェブページに掲載された批評文(エッセイ、インタビュー含む)から、その年最も良かった文章を決める「かぶー1グランプリ」。後の世に残りにくい成果物を掬い上げつつ、一年間の動きを振り返っていこうという企画です。西村・伏見が、それぞれ5本ずつ候補作を紹介し、会の中でグランプリを決めます。第一回、昨年度は山本浩貴(いぬのせなか座)さんの「死の投影者(projector)による国家と死」(ユリイカ2022年9月号 特集=Jホラーの現在ー伝播する映画の恐怖 収録)が受賞し、前回はゲスト出演いただきました。

 文筆の文化産業の状態を眺めると、経済的・社会的なインパクトを期待できないのが現状でしょう。かぶー1グランプリではしかし、一旦ネガティブな認識は捨てます。とにかく、私たちを楽しませ、ワクワクさせた文章が多く生み出されたこと、私たちがそうした文章に愛を注いできたことに、焦点を絞ります。産業状況を語る前に、私たちはまずは書かれたものを読まなければいけない。「かぶー1グランプリ」が為すのは、一つの前提作業です。とびきりに楽しい前提作業。その作業のうちに、状況全体への視線は、自ずと生まれるでしょう。後の世に繋げていくための言葉が、生まれていくでしょう。それは、一つの「愛のある批評」の実践になるでしょう。

 前回同様、今回も皆さんの推薦を募ります。自薦他薦問いません。「これは面白い!」と思ったものがあれば、どんどん教えて下さい。そして、12月30日は会場に来て、一年間生き残ったことを労いつつ、批評の面白いところを楽しみましょう!つまんないところはいらん!つまんないものはうちらが面白くする!というわけで、よろしくお願い致します。

 

推薦はこちらから!→かぶー1グランプリ2023 推薦批評文