2021年6月

24(木)

赤坂真理×宗形真紀子

「病める時も、すこやかなる時も、自分を認める」


OPEN 17:30 /START 18:00 〜19:50 終了(お時間も変更する場合がございます。予めご了承ください。)

視聴チケット¥2,000
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アーカイブ視聴:7月1日(木)23:59まで
アーカイブ購入:7月1日(木)21:00まで


※配信中投げ銭(Stickits)は金額ボタンカートマークをクリックしてください。
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・必要スペック
Zaiko(下記ページ内「映像や音声が不安定になる場合」参照)
https://zaiko.io/support?cid=40#faq-372

《会場予約》¥2,000(別途ドリンク代600円以上)
※状況次第では無観客に変更になる場合がございます。ご了承ください。

このイベントの予約は締めきりました。

【出演】赤坂真理(作家)、宗形真紀子(ひかりの輪・文筆家)

大好評の宗形真紀子さんとの対話、第3回は「病める時も、すこやかなる時も、自分を認める」 。

病んでる時が悪いわけじゃない、すこやかがいいわけでもない。どちらも自分で対等。
それを愛せる人は自分自身しかいない。
いきなり愛せない。まずは認めよう。認めたい。
 
宗形真紀子さんの紹介。
このかわいい人が、どうしてそんなに苦しんだのか、 そんなに苦しんで、なぜ今は微笑んでいられるのか、 わからなくて、知りたいと思った。 それが始まり。
 
宗形真紀子さんは元オウム真理教の信者。 オウムって終わってるでしょ、って言う人、ちょっとまって。
 
わたしだってそう思っていたんだと思うけど、 自分を振り返ってみても、苦しめられるのって、ずっと昔のことだったりする。
 
彼女の体験を比喩的に置き換えてみると、 「同期や上司がほとんど死ぬか殺されるかした会社」。
それどういう体験だよって思う。 わからないながら、思う。
あ、吉本ばななの本に出てくる人みたいだね。 トリイ・ヘイデンの本に出てくる人みたいだね。両者、カルトのサバイバーが出てくるね。
 
複雑なのは、彼女の場合、被害者であり加害者であったということ 。でもね 、たいていのことは、そうなんだと思う 。被害者であり加害者なんだ。
 
これが語れないから、日本の戦後だっていまだに固まってる。
政治家が無能だからってだけじゃないよ。 誰が出てきても、自分たちを語れないから、結果的に無能なんだよ。
能力を発揮できない。
 
それってあなたにもあるでしょ。
だから、むずかしいことを、ちゃんと、見てみたいんだ。 矛盾を矛盾のまま、まっすぐ見られたら、そのとき初めて何かが変容すると思う。

◎赤坂真理
20年11月に新刊『愛と性と存在のはなし』(NHK出版新書)を刊行。東京生まれ。高円寺育ち。少しアメリカ育ち。90年に別件で行ったアルバイト面接で、アート誌『SALE2』の編集長に任命される。同誌に寄せた小説が文芸編集者の目に留まり、95年に「起爆者」で小説家デビュー。代表作に、寺島しのぶと大森南朋主演で映画化もされた『ヴァイブレータ』、『ミューズ』(野間文芸新人賞)、アメリカで昭和天皇の戦争責任を問われ惑う少女を通してこの国の戦後を描いた『東京プリズン』(毎日新聞文化賞、司馬遼太郎賞、紫式部賞)が大きな反響を呼び、戦後論の先駆けとなった。大きな物語と個人的な物語は関連するという直感を持ち、社会と個人を結ぶ、批評と物語の中間的作品にも情熱を持つ。そうした作品に『モテたい理由』『愛と暴力の戦後とその後』など。本作もそうした系譜の作品のひとつであるといえる。
◎宗形真紀子
静岡生まれ、山梨育ち。仏教思想や心理学などを学ぶ思想哲学の学習教室「ひかりの輪」広報担当、仙台在住。2010年に『二十歳からの20年間─“オウムの青春”の魔境を超えて』(三五館)を刊行、20歳からの日々を『魔境』(傲慢・心の落とし穴)の深みにはまり込み、もがき苦しみながら抜け出していった長い歳月だったと回顧、その失敗の教訓を綴る。教訓を、様々な学術研究に提供協力してきた。幼少期から心の扱いに悩み、14歳での霊体験、16歳での父の死、ノイローゼ、登校拒否、自殺衝動の最中、20歳で「生きる意味を知りたい」とオウムに出家するが、地下鉄サリン事件が起こり、葛藤と精神の変遷を経て自身の現実を知るに至り、2007年アレフ脱会。現在、大自然に回帰し、心・体・気を鎮め調える方法(思想哲学の学び・聖地巡り・修験道・内観・瞑想・ヨーガ気功)を実践中。

---ご来場のお客様へ---
新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、お客さまの健康と安全確保を最優先に考え、感染症の予防と拡散防止を以下の取り組みで実施いたします。ご理解賜りますようお願い申し上げます。

【安全・安心への取り組み】
・入口での検温
・常時外気を取り入れ、換気促進の強化。
・主要の入口に消毒液を設置。
・開場前、転換時のフロア消毒。
・スタッフはマスクを着用。
・店内の手すりやドアノブ、バックヤードなどの定期的な巡回消毒を実施。
・スタッフの健康管理については十分留意。
・飲食の持ち込みNG

【ご来店いただくお客様へのお願い】
・ご来場の際は、マスクまたはフェイスシールドの着用をお願いいたします。
・発熱等風邪症状があり、体調に不安のある場合は、ご来場をお見合わせいただきますようお願いいたします。
・受付時に検温のご協力をお願いします。発熱のある方は入場をお断りいたします。
・体調がすぐれないお客様は、ご来館をお控えください。
・本イベントは感染防止ガイドラインを遵守し、定員の半分以下とさせていただきます。
・店内での発声を極力お控え下さい。
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・開場は17:30からとなります(その前から会場前でお待ちにならないようお願い致します)。入場時も、お客様同士、必ず距離を取った上でお待ち下さい。
・なるべく最低限のお荷物でお越しいただけますようお願い致します。