2013年10月

02(水)

マスコミ、ジャーナリスト志望者必見!

マスコミ志望の若者必見!~今、改めてフリージャーナリスト、市民ジャーナリストとしての生き方を考える。~

~今、改めてフリージャーナリスト、市民ジャーナリストとしての生き方を考える~

OPEN 18:30 / START 19:30

予約 学生¥1,000 / 社会人¥1,500
当日 学生¥1,500 / 社会人¥2,000(共に飲食代別)
予約はこちらから
<一般>http://www.loft-prj.co.jp/naked/reservation/reservation.php?show_number=295
<学生>http://www.loft-prj.co.jp/naked/reservation/reservation.php?show_number=294
※学生の方は当日必ず学生証をお持ち下さい。

10年程前までいわゆるマスコミ志望の学生は、『マスコミ就職読本』を読んでマスコミ予備校に通ってマスコミ受験し、そして大手マスコミに採用されなくても、編プロや制作会社を経て、そこで養った人間関係によりフリーランスで仕事していくといったキャリアデザインを描くことが出来ました。

けれども今日、ネットメディアが普及する中でその構図は崩壊し、業界内の非正規雇用者の多くは、仕事を選ばず働いても喰うのが難しくなっています。またたとえ運良くマスコミ企業の正社員となっても、新聞やテレビや雑誌自体、今後10年、20年後の先が展望が見えない(入社しても定年まで安泰ということはない)状況です。

ただそんな中、かつてのようなフリーランスの職業ジャーナリストとは異なり、独自にネットメディアをマネージメントするフリーな立場で、あるいは生業を別のところで確保した市民の立場で、自らの専門領域を持ってライフワークとしてのジャーナリズム活動に取り組む、新しいスタイルのジャーナリストの生き方も生まれています。

今回、ポスト3.11の日本社会を生きる(一昔前ならマスコミで報道の世界を目指したであろう)学生達が聞き手となり、特定の専門領域を持ってフリーの立場で(というかフリーであるが故に可能な)ライフワークとしてのジャーナリズム活動に志を持って取り組んでいる方々をゲストに招き、そのライフヒストリー(学生時代は何を考え、それが20代、30代に関わった活動の中でどう変化していったのか、個人史の変遷)を通したジャーナリストとしての生き方についてうかがいます。

そして参加者が今後、社会に出た後に紆余曲折を経て自ら関わるテーマやフィールドを見つけ(マスコミに就職しない形でコミット可能な)市民ジャーナリズム活動に関わろうとする際に、必要なヒントを得られればと思います。またあくまでマスコミに就職してプロの職業ジャーナリストを目指そうとする学生にとっても、今回のゲストのフリージャーナリストの話から得るものは多々あるのではないでしょうか。

もちろん学生を始めとする若者だけでなく、ゲスト世代のマスコミ業界関係者、あるいは一市民として市民ジャーナリズム活動に関わっていて今の若い世代と対話したい人等、多くの方々の参加をお待ちしています。

ぜひ会場の参加者を交えてのトークの際には、様々な立場からの積極的な発言を期待しています。

【司会進行】
島朋代(武蔵大学メディア社会学科3年、学生による被災地支援のための市民メディアプロジェクト所属)
大森雅人(法政大学キャリアデザイン学部3年〔休学中〕、アマチュアカメラマン)
林田光弘(明治学院大学国際学科3年、T.A.Z〔https://www.facebook.com/311taz〕所属)

【ゲストのフリージャーナリスト】
◎岩崎有一(アフリカ専門のフォトジャーナリスト、http://iwachon.jp/)  武蔵大学在学中の1995年から1996年にかけて、フランスのパリから南アフリカのケープタウンまでアフリカ大陸縦断。卒業後、IT企業に務めるが、退職して2001年から2002年にかけて再度アフリカへ。その後、アジアのフリージャーナリストのネットワーク、アジアプレスインターナショナルのウェブサイト、アジアプレスネットワーク〔http://www.asiapress.org/apn/〕の立ち上げに参加。

◎小田切拓(中東情勢、特にパレスチナ/イスラエル問題を専門とするジャーナリスト)  第二次インティファーダ(2000年9月)以降のパレスチナ/イスラエルについて、長期的視野をもって分析・検証しているジャーナリスト。政治・経済番組のディレクターをしていた1997年に初めてパレスチナを訪れてから、現地への訪問、取材は約70回。特に日本を中心とした開発援助の政治性、『対テロ戦争』との連動性に着目した記事を執筆、『世界』(岩波書店)などの論壇誌他に寄稿している。

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