2025年3月

01(土)

スナック社会科vol.9

地獄を生き延びるための『庭の話』


OPEN 18:00 / START 19:00

[会場チケット]
●通常会場チケット:¥1,800
●学割、困窮割チケット:¥1,000
●会場+配信セットチケット:¥2,300
※共に飲食代別 / 要1オーダー¥500以上
※お客様都合によるチケットキャンセルは受け付けておりません。
※障害や持病等で介助者・同行者が必要な場合は1名に付き1名無料。
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[配信チケット]
●通常チケット:¥1,500
●学割、困窮割チケット:¥500
●応援チケット:¥3,000
●もっと応援チケット:¥5,000
●もっともっと応援チケット:¥7,000
※アーカイブは2025/3/15(土) 22:00まで購入可
2025/3/15(土)23:59まで視聴可能!!
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【出演】
宇野常寛(批評家、PLANETS編集長)
【聞き手】
サトマキ(スナック社会科)

2025年、最初のスナック社会科は昨年12月に『庭の話』を刊行された評論家の宇野常寛さんをお招きします!なんともう3刷り(1月時点)、すごい。

本書では、英ジャーナリスト、デイヴィッド・グッドハートの言葉を借りて、「Anywhere」(どこでもやって行ける人)と「Somewhere」(ここでしかやっていけない人)と人びとの階層が二極化していることを挙げ、常時接続社会を生きる我々が属する大まかな階層とその参加するゲームの違いを示し、その不毛なゲームから降りて、人が事物との関係を取り結ぶための「庭」という場をつくる提案をします。そこから「庭(リアル)」の実例と、そこから導き出される「庭(比喩)」を交差させ、庭の概念、場の条件、人間の条件、と順に議論を進めていきます。
今回、宇野さんをお呼びすることを意外に感じる人もいらっしゃるかもしれませんし、私自身、宇野さんと合わない部分も大いにあると思いますが、本書は個別バラバラな私(たち)が個のままで共存できる社会の提案でもあり、スナック社会科としては是非、お話を聞いてみたいと思いました。また、論点は様々に広げられる本なのですが、今回は時間を半分くらい使って本書から“宇野常寛が語る左翼”の話もしよう!という事になりました。

ご参加される方とも本書をともに読んで意見を交わしたいと思いますし、意見が合わない人(ちがう人)とも交差する点や共通する点がある面白さや、新しい出会いがあるといいなと思います。また、宇野さんのこれまでの著書や関連書籍、併読にお勧めする本なども会場に並べようと思いますので、お早めに来ていただき、開演までの時間にご飲食を楽しみながらお読みいただければと思います。どうぞこの機会にご参加ください!

参考
宇野常寛 『庭の話』が100倍面白くなる自己解説テキスト

https://note.com/wakusei2nduno/n/n26fcd18b8923?sub_rt=share_sb

■宇野常寛 プロフィール
評論家。1978年生。批評誌〈PLANETS〉編集長。著書に『遅いインターネット』(幻冬舎)、『ゼロ年代の想像力』(早川書房)、『リトル・ピープルの時代』(幻冬舎)、『母性のディストピア』(集英社)、石破茂との対談『こんな日本をつくりたい』(太田出版)、猪子寿之との共著『人類を前に進めたいーチームラボと境界のない世界』(PLANETS)など多數。立教大学社会学部兼任講師も務める。

■サトマキ
スナック社会科主宰。中年。特筆すべき学歴・キャリア特になし。それでも生きてます。