2024年2月

08(木)

「Other People’s Pictures」上映会&トークセッション


OPEN 19:00 / START 19:30

配信チケット》
●通常¥1,000
※有料配信はトークセッション部のみです。ドキュメンタリー本編の上映は 会場のみ になりますのでご注意ください。
※アーカイブは2/22(木) 22:00まで購入可、2/22(木)23:59まで視聴可能!!
※配信チケットはツイキャスにて販売中!
▼購入はこちらから
TwitCasting LIVE


《会場チケット》
●予約¥2,000
●当日¥2,200
※共に飲食代別/要1オーダー¥500以上
▼予約はこちらから

このイベントの予約は締めきりました。

【出演】
Yzm (Yズミ)
きりとりめでる

他人のプライベートな写真を集めることに情熱を注ぐ、写真コレクター9人に取材したドキュメンタリー映画を日本初上映!
ゲストに美術評論家の きりとりめでる さんをお招きして、上映後にはトークセッション&レクチャーを行います。(有料配信あり)

トークセッションのメインテーマは「ヴァナキュラー写真」と「ファウンドフォト」の違い。その他、ブックリストの配布など。
デジタル写真論の専門家と、昨今のファウンドフォト/ヴァナキュラー写真について熱く語ります。

【映画について】
アートの世界でファウンドフォトやヴァナキュラー写真という言葉を目にするようになって久しい。ファウンドフォト ―他人の古い家族写真など― を作品の素材にすることは今では珍しくないが、そうした写真はそもそもどこからやって来るのだろうか。

「Other People’s Picture」はニューヨークのチェルシーフリーマーケットを主な舞台に「他人の家族写真」を選び、集めるという一風変わった情熱を持つ9人を取材したドキュメンタリー。
時に1枚の写真に数百ドルを支払う彼/彼女らには、それぞれのバックグラウンドが存在する。
ある人は何万枚もの写真の中から芸術的な奇跡の1枚を見つけだそうとし、またある人は他人の写真を寄せ集めて自分の家族のアルバムを再現しようとする。曰く、彼の母親が(本物の)アルバムを処分してしまったから。
なぜ他人の家族写真を買うのか。写真たち一枚一枚にバックグラウンドがあるように、コレクターにもおのおのの事情がある。写真を扱う仲買人の証言の言葉も必見。蚤の市の空気を伝える貴重な映画。

※予告編
https://vimeo.com/820953045/d34dfe1250

監督:Lorca Shepperd and Cabot Philbrick
配給: Cinema Guild
英語字幕, カラー, 53分.

※出演者プロフィール
Yzm(Yズミ)
写真を用いた制作を行う傍ら、「写真について」という小冊子を制作・配布している。その他、展覧会レビューや、未邦訳文献の一部邦訳と解説、映画の紹介・上映会などの自主活動。他、APA AWARD 関連企画のインタビュアーなど。

きりとりめでる
デジタル写真論の視点を中心に研究、企画、執筆を⾏なっている。著書に『インスタグラムと現代視覚⽂化論』(共編著、BNN新社、2018)がある。2022年に「T3 Photo Festival Tokyo2022」のゲストキュレーター。2024年には『パンのパン4(下)』を発行予定。AICA会員。