2020年6月

11(木)

昼の部

《絶対変なことしない》《でもキスしたい》 『フリーランスへのセクハラ・原稿料未払い問題を考える』


START 13:00

◎有料配信について
料金:¥1,500
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《アーカイブについて》
配信終了後から6月18日(木)23:59まで視聴可能です。
(その間も配信チケットご購入頂けます)
リアルタイムでのご視聴ができない方は、アーカイブでお楽しみください!
※配信サービスの仕様上、放送の遅延などが発生する場合がございます。アーカイブは遅延なくご覧いただけますので予めご了承ください。
※配信内容を録画するなどして再配信する行為は禁止させて頂いております。

【出演】
アケミン (ライター) https://twitter.com/AkeMin_desu
小川たまか (ライター) https://twitter.com/ogawatam
三浦ゆえ (編集&ライター) https://twitter.com/MiuraYue

 

5月16日朝、文春オンラインで配信された「絶対変なことしない》《でもキスしたい》幻冬舎・箕輪氏が不倫関係を迫った「エイベックス松浦自伝」出版中止の真相 」を読んでまず思ったのが、「うん、知ってる」でした。

そのぐらい、よくあること。

編集者からフリーライターへのセクハラも、

フリーライターの労働に対して報酬が支払われないことも、

この業界に横行しているって、うん、知っている……。

同じくフリーランスとしてメディアで働いた経験がある人の多くがそう思ったのではないでしょうか。

フリーランスは、とても弱い立場です。なんの保証もなく、来月の仕事も来年の仕事もどうなっているかわからない働き方です。おそらく、ベテラン、売れっ子といわれる人でも常にその不安は抱えているでしょう。

加えて、出版界、特に書籍の仕事には特殊なシステムがあります。成果物を収めてはじめて報酬を得ることができるというのは、ほかの業界でもありますが、仕事がスタートする前に契約書が交わされない、それどころか報酬の額が明示されないこともしょっちゅう。仕事が途中でポシャったら一銭も入らないかもしれないという不安を抱えながらの仕事になります。

そうした条件のもと仕事を請けるフリーランスのライターと、出版社の編集者とのあいだにはあきらかに「権力勾配」があります。

書籍の仕事でなくとも、仕事を請ける側が発注元に対して「この人を怒らせたらもう仕事が来ないかもしれない」「逆らうと、仕事がやりにくくなる」と思うのは、本当に“よくあること”。

ですが、そうして「うん、知ってる」「よくあることだよね」としているうちは、A子さんのような存在はこれからもあとを絶ちません。また、フリーが好きだから、そしてフリーであることに誇りを持ってこの仕事を選んでいる人も多いもの。だからこそフリーランスの課題点、問題点は自分たちで改善したい! そこで、

・「箕輪厚介氏のセクハラ報道で噴出。女性ライターが語る“悪質編集者たち”からの被害」を書かれたライターのアケミンさん @AkeMin_desu

・「加害者周辺で被害者バッシングが起こるのはテンプレ 箕輪厚介氏の二次加害発言について」 を書かれたライターの小川たまかさん @ogawatam

に、編集&ライターの三浦ゆえ @MiuraYue を加えた3人で、こうした問題が多発する業界の根っこを探っていきます。