2018年6月

02(土)

深夜の部

第25回東京電撃映画祭「女家庭教師〜毒親の玩具」


OPEN 24:00 / START 24:30

予約¥3,500 / 当日¥4,000(共に飲食代別。要1オーダー¥500以上
※入場者にはもれなく「女家庭教師〜毒親の玩具」本編DVDを進呈
※このイベントはオールナイト公演につき、18歳未満の方、および高校在学中の方のご入場はできません。当日、ご入場の際に身分証(免許証、学生証、パスポート、taspoなど公共機関が発行する証明書)の提示が必要となります。また、未成年者へのアルコールの販売も固くお断りします。予めご了承ください。
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【上映作品】
「女家庭教師〜毒親の玩具」監督・脚本/友松直之 音楽/KARAふる
出演/永井すみれ 範田紗々 桐谷美和 八ッ橋さい子 櫻井保幸

【同時上映】
「義母教師~禁じられた想い」監督/石川二郎
出演/美咲レイラ 芳本葉月 なんぺいゆう 田島浩一郎

【ミニライブ】
「女家庭教師〜毒親の玩具」主題歌「ヤマアラシ」他
演奏・唄/KARAふる(黒木歩 KOH)

【トークゲスト】
永井すみれ、範田紗々、桐谷美和、他

【サンダーボルトガールズ】
嶺生まや、鉄観音サワラ

『女家庭教師〜毒親の玩具』予告編

●さてそのようなわけで「じょきょうし」と打ち込むと「除去牛」などと変換する昨今だが、そもそも「女教師」と言えばエロジャンルの定番のひとつであったはずで、想像するにあまりにもエロ象徴ど真ん中過ぎて逆になかったことにされているに違いなく、そういう意味では女子高生のセーラー服と同じ運命と言えるのかもしれず、教師やら婦人警官やら聖職をエロネタにして侮辱するのはまかりならんというお達しが各エロVシネマメーカーに回覧されたのはもう十年以上前のことでありアホかと思ったものだが、女医やら看護士やら保育士やら介護士は聖職の範疇ではないらしく、結局のところ警察やら教育委員会やら組織が強いところは文句の声も大きいようで、その偏向ぶりには日向水を飲まされたような嫌ぁな感じがするものだが、さておきそのような言論弾圧や文化破壊に業界は屈せず、まあ年上の「せんせい」にプライベートレッスン的にエッチなことを教えてもらえれば男の夢をかなえるエロ・ジャンルとしての役目は果たせるわけで、教育実習生やら家庭教師やらに設定を微調整して抜け道を探ることになり、本作「女家庭教師~毒親の玩具」もそのような一本であると考えてもらって差し支えない。このようなおためごかしも必要なご時勢であり女子高生にブレザーを着せて女子校生と言い換えたり母子相姦を義母設定ですり抜けたり、かくもたくましく妄想の作品化に挑み続ける努力は当事者として涙ぐましくも誇らしい。そんな本作「女家庭教師〜毒親の玩具」でヒロイン先生を演じるのはグラビアアイドルにしてイメージDVDで押しも押されぬ人気を誇る永井すみれであり、ダブルヒロインで迎え撃つは「シザーチンP」でのベテラン処女役も記憶に新しい範田紗々で、今作ではいきなり思春期の息子を持つシングルマザーを演じておりメインビジュアルを見てもわかるように悪役でありコイツが真犯人だ! などど言うとネタバレになるので言わない。さらに脇には女子高生役で電撃&友松組初登場の桐谷美和が控え、友情出演で八ッ橋さい子もその名を連ねるからにはこれを見逃す手はあるまい。さらに主題歌はKARAふる「ヤマアラシ」で黒木歩の美声がまた聞けるわけだが、あ、誰だ誰だ楽曲を使い回して製作費を浮かせたなどとデマを飛ばすヤツは。そのようなことはあり得ない。名曲だからこそ作品を越えて使用しているだけであり他意はない。というかそもそもKARAふるには最初からギャラを払っていないのだから浮かせるも何もないではないか。という内部事情を公言するといろいろと具合が悪いので読まなかったことにしていただくとして、当日には上映の合間にミニライブもやっていただきつつ、入場料金はDVD付きで4,000円(予約3,500円)であり、とりもなおさずパッケージに永井すみれ&範田紗々ダブルヒロインのサインがもらえるのは電撃映画祭だけであるからもったいないからこの機会を見逃すんじゃない。
(文責 友松直之)