消費者金融最大手の武富士が9月28日に会社更生法の申請を行い事実上倒産した。
過払い金の返還請求が経営を圧迫した、今後の過払い金はほとんどが帳消しになりそうだ。そんな話が大メディアを通じて伝わってくる。しかし、この倒産劇の裏では不可解な動きがいくつもある。
頻繁な債権譲渡、外資による株の空売り——。「過払い金」を踏み倒すことが目的ではなかったのか、との疑いもでてきている。
かつてこの会社は、巨額の広告費を投じて大新聞・大テレビを制した。広告の影響の少ないフリージャーナリストや小さなメディアに対しては数千万円から億単位の「訴訟テロ」を乱発して口封じをはかった。警察には、金品を提供して天下りを受け入れた。金融庁、財務省との癒着も深かった。
カネの力でこの国に君臨していた巨大会社は、なぜもろくもつぶれたのか。そしてこれから何がおきるのか。様々な立場で武富士にかかわったジャーナリストや法律家が「武富士」を語る。
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