2024年10月

05(土)

昼の部

紙の本と、出版の未来


OPEN 12:30 / START 13:00

出演を予定しておりました遊井かなめさまに関しまして、急病により急遽出演を見合わせる事となりました。ご了承ください。遊井さまの1日も早いご回復を願っております。

配信視聴
¥1,700 ツイキャス購入
視聴、購入は10/19(土)まで
配信中の投げ銭(お茶爆50/100/500)も可能です!! ぜひご協力ください!!

会場観覧  ※アーカイブ視聴は当日+¥500で購入可能
予約 ¥1,500 / 当日 ¥1,800
飲食代別・要1D以上
※現金、クレジットカード、各交通系ICカード、PayPay等でお支払い可能です。

このイベントの予約は締めきりました。

【出演者紹介】(敬称略、50音順)

北尾 修一
(編集者/株式会社百万年書房 代表)
プロフィール:http://millionyearsbookstore.com/profile/

佐々木 誠
(映画監督/映像ディレクター)
プロフィール:http://sasaki-makoto.com/profile.html

【企画・主催・司会進行】
Katsu BEARBOY™ Nagata
プロフィール(TwitterX):https://x.com/bear_nagata

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社会や時代の高度複雑化と共に娯楽の選択肢が多様化していく中で相対的に読書習慣が減退、スマートフォンやタブレット等で情報を得る時代となった事で物理的に激減した雑誌や書籍等の紙媒体への接触時間、大手(老舗)出版社と取次を中心とする硬直化した出版流通システム/商慣習の横行、留まることを知らない書籍売上高の対前年比割れ、起死回生の一手とも呼ぶべき「本屋大賞」に対する筒井康隆氏らによる批判…などなど、挙げればキリがない様々な要因が複雑に絡み合うことで、紙の本、とりわけ文芸や小説が長らく苦戦、低迷する状況が続いており、今後ますます「紙離れ」「読書離れ」が加速していくものと思われ、文化としての「読書」の衰退、そして存続そのものが危ぶまれる事態であると云っても過言ではないでしょう。

果たして、所謂「出版不況」という負の連鎖を断ち切り、打開する方策はあるのか?
それとも、役割を終えた紙の本はこのままオワコン化、雲散霧消してしまう運命にあるのか?

大岡昇平・伊藤整・井上光晴・佐多稲子・野間宏・アレント・ボードレールらを敬愛し、「三度の飯より四六判が好き」「眠くなったら立ってでも読め」「書店なくして民権なし」をモットーに半世紀以上生きてきた主催者が、版元/映画評やコラムなど多数の執筆を行っている映画監督・映像ディレクター/編集者・ライターといった、出版の最前線で活躍中の諸賢と共に、出版業界の現状を踏まえつつ、その未来と可能性について徹底的に語り尽くします。

また、後半にはご来場の皆様との質疑応答コーナーも予定しておりますので、皆様の忌憚のないご意見を登壇者にぶつけて下さい。

当日は、全四部構成を想定しております。

第一部:データで見る「出版の現況」(スクリーンを使って公開データを元に現状把握)
第二部:出版の各分野に携わるエキスパートが見る、「出版の現在地」
第三部:一部・二部を踏まえて、現状をブレークスルーする「出版の未来」に関する、具体的な提言の取りまとめを、登壇の4名で試みる。
第四部:来場者の皆様との質疑応答

紙の本、出版の未来の可能性、新しい夢について、皆で考える一日に出来ればと思っております。
万障お繰り合わせの上、ご参集のほど、どうぞ宜しくお願い致します。