2025年4月

26(土)

昼の部

井上伸一郎『メディアミックスの悪魔 井上伸一郎のおたく文化史』刊行記念トークショー 第1部


OPEN 12:00/START 12:30 (END 15:30予定)
[会場チケット]
前売¥2,500 (要1オーダー)
前売完売のため当日券の販売はございません。

井上伸一郎×永野護×川村万梨阿が「80年代アニメの世界」を語り明かす!

新書『メディアミックスの悪魔 井上伸一郎のおたく文化史』(星海社)が2025年3月に刊行された。本書は、「おたく第一世代」としての幼少期からの経験を書き綴った井上伸一郎氏の自伝であると同時に、昭和から令和までのアニメ・マンガ・映画・文芸の世界を描く唯一無二の「おたく文化史」である。

井上伸一郎氏が伝説のアニメ雑誌「アニメック」編集部に在籍し、またザテレビジョンに移籍して雑誌「ニュータイプ」の創刊を手がけた経緯について辿る本書は、時代の熱気溢れる空気感とともに「80年代のアニメ業界」を活写する貴重な歴史の証言となっている。

本イベントの第1部では、永野護氏・川村万梨阿氏の両名をゲストに迎え、「アニメック」や「ニュータイプ」の時代、そして『ファイブスター物語』誕生の頃を中心に、「80年代アニメの世界」を語り明かす!

※『メディアミックスの悪魔 井上伸一郎のおたく文化史』数量限定にて会場販売あり
※トーク本編後に、井上伸一郎氏によるサイン会を開催(永野護氏・川村万梨阿氏によるサイン会はございません)

 

〇登壇者プロフィール

井上伸一郎(いのうえ・しんいちろう)

1959年生まれ。「アニメック」編集部を経て、85年「月刊ニュータイプ」創刊に副編集長として参加。87年株式会社ザテレビジョンに入社。以後、雑誌・書籍の編集者、アニメ・実写映画のプロデューサーなどを歴任する。2007年に株式会社角川書店代表取締役社長。19年に株式会社KADOKAWA代表取締役副社長に就任。現在、ZEN大学客員教授およびコンテンツ産業史アーカイブ研究センター副所長、KADOKAWAアニメ・声優アカデミーおよびKADOKAWAマンガアカデミー名誉アカデミー長、合同会社ENJYU代表社員。

 

永野護(ながの・まもる)

デザイナー。1983年に日本サンライズ(現バンダイナムコフィルムワークス)に入社。翌年TVアニメ「重戦機エルガイム」で、キャラクターとメカデザインに抜擢され、注目を集める。ほかにもTVアニメ「機動戦士Zガンダム」などに参加。

1986年より角川書店(現KADOKAWA)発行のアニメ誌「月刊ニュータイプ」にて、漫画「ファイブスター物語」(読:ファイブスターストーリーズ)の連載をスタート。2012年には、自身で監督や脚本を手がけた、劇場アニメーション「花の詩女 ゴティックメード」を公開する。

デザイナーとして、オリジナリティあふれる唯一無二のデザイン(ロボット、キャラクター)を発表しつづけており、今なお多くのファンを魅了している。

 

川村万梨阿(かわむら・まりあ)

声優・歌手。主な出演作に「聖戦士ダンバイン」(チャム・ファウ)、「重戦機エルガイム」(ガウ・ハ・レッシィ、リリス・ファウ)、「機動戦士ガンダム 逆襲のシャア」(クエス・パラヤ)、「スレイヤーズ」シリーズ (白蛇のナーガ)、「おかあさんといっしょ」(スプー)、ゲーム「ヴァルキリー・プロファイル」 (フレイ)、ゲーム「ドラゴンクエストⅩ」(女神ゼネシア)などがある。

1989年公開の映画「ファイブスター物語」でヒロイン、ラキシスの声を、2012年公開の映画「花の詩女 ゴティックメード」ではヒロイン、ベリンの声を担当した。