2022年5月
遊ぶ人集会 vol.4
つやちゃん x valknee x 伏見瞬「ヒップホップは“アンチ・ポップ”なのか?」
OPEN 19:00 / START 19:30
《会場チケット》
前売・当日共に¥1,000(+drink)
会場チケットはPeatixにて発売中
《配信チケット》¥1,000
配信チケットはキャスマーケットにて発売中
※アーカイブは5/25 22:00まで購入可/5/25 23:59まで視聴可能!!
※KAI-YOU Premium会員は入場料/配信も無料でご覧頂けます(会場観覧の際drink代は頂きます)
<KAI-YOU Premium会員用のチケット予約ページこちら>
https://forms.gle/hCoXVikcDoaSB7xt9
【出演】つやちゃん x valknee x 伏見瞬
ヒップホップは“アンチ・ポップ”なのか?
ーフィメールラップからアイドル、J-POP性の拒絶ー
「ヒップホップを諦める」という選択肢もあるのではないか?──2022年、初の著書『わたしはラップをやることに決めた フィメールラッパー批評原論』を上梓した文筆家のつやちゃんの口を突いて出た言葉だ。
2020年からサブスクリプション型Webメディア「KAI-YOU Premium」で開始された連載をまとめた本書。女性ラッパーに目を向けてこなかった日本のヒップホップ史において、彼女たちとその楽曲をジェンダー論的に位置付けていくのではなく、そこで鳴っている音と言葉について論じることでその存在を記していくという試みだった。
男性中心だった日本のヒップホップ史の“正史”に殴り込みをかけるための戦略として「フィメールラッパー」という括りが導入されたが、2022年においてはそのラベリングも必要なくなりつつあるのではないか。
例えば本書に掲載されているインタビューで、ラッパーのvalkneeは「いわゆるヒップホップと呼ばれる音楽を聴いている層に全然ハマらないなぁ……っていうのがあって(中略)だからもうそこにこだわる必要もないかなって思ってます」と語った。
200を超えるディスクレビューに顕著だが、本書では意図的に通常ラップミュージックとして扱われることのないPUFFYや安室奈美恵といったポップミュージックも論じる対象にされている。ヒップホップは既に、その先進性ゆえに「ヒップホップ」の中に閉じていないからだ。
日本のヒップホップはポップ・ミュージック、というよりもJ-POPであることを拒絶してきたが、今のラップミュージックを捉えるためには、むしろ「ポップ」と重ねて考えた方が良いのではないか。
本イベントでは、そのつやちゃんとvalknee、そして同年『スピッツ論 「分裂」するポップ・ミュージック』で音楽評論に留まらない社会について分析した伏見瞬を進行役に迎え、『わたしはラップをやることに決めた』を軸に、ヒップホップとされてきたものの可能性と不可能性、そこから逸脱するポップミュージックやアイドルソング、さらにインターネットの潮流から生まれたhyperpopまで、その現在地点を論じる。
<会場へお越しの方へ(必ずお読みください)>
※当日検温を行います。37.5度以上の熱がある方のご入場はできません。また、体調のすぐれない方、5日以内に平熱を超える発熱をされた方、咳・咽頭痛などの症状(軽度なものを含む)がある方、基礎疾患をお持ちの方、過去2週間以内に感染が引き続き拡大している国・地域への訪問歴がある方は来場をお控え下さい。
※ご入場時、ご連絡先をご記入いただく場合がございます。後日ご来場者様の感染が発覚した際のご連絡以外の用途では使用いたしません。ご連絡先は30日間保管後、破棄します。
※飲食時以外はマスクの着用をお願い致します。マスクをお持ちでないお客様に関しましてはご入場をお断りする場合がございます。また、マスクを外した状態での会話はお控えください。
※場内にアルコール消毒液がございます。こまめな手洗いに加え、手指の消毒をお願いいたします。
※会場内で大声を出すことや、来場者同士での接触などの行為は禁止です。
※会場周辺で出演者の入り待ち、出待ち等の行為は禁止です。
※現金でのやり取りを極力減らすため、当日はなるべくキャッシュレス決済をご利用下さい。
※ご来場前に厚労省の「新型コロナウイルス接触確認アプリ(COCOA)」をお持ちのスマートフォンにインストールをするようお願いいたします。
場内は定期的な清掃・消毒・換気を行います。ご協力ください。
その他、詳しくは「ライブホール・ライブハウスにおける新型コロナウイルス感染拡大予防ガイドライン」もご覧ください。
<有料配信での観覧ご希望の方へ>
※購入ページに記載された注意事項を必ずお読みのうえご購入ください。