2018年12月

02(日)

昼の部

★『ビッグイシュー日本版』15周年記念イベント第二弾★とことん語ろうベーシック・インカム!

〜AI時代の仕事創造の土台になるか?〜


OPEN 12:30 / START 13:00

参加費:[一般]前売 ¥2,000円/当日 ¥2,500 [学生]¥1,000
※別途、会場で飲み物1品以上を注文していただく必要があります。
前売券は10/1(月)12時からイープラスとPeatixで発売
イープラス →コチラ
Peatix →コチラ
電話予約は10/1から LOFT9 Shibuyaで受付
TEL 03-5784-1239(受付時間12:00〜22:00)※繁忙時間は出れない時もございます。
WEB予約も下の「チケット予約」ボタンから受付中
※予約の入場順は前売券のお客様の後になります
※学生の方の前売券はPeatixのみで承ります。当日、入場時に学生証を提示ください。

このイベントの予約は締めきりました。

2014年、「10年でなくなる仕事リスト」をある大学のAI研究チームが発表した。一方で、AI時代だからこそ、最低限の所得を無条件に保障する仕組みであるベーシック・インカム(BI)の導入が必要であり可能でもある、との議論がある。
2016年にはスイスでBIの実施が国民投票で23.1%の賛成を得た。日本でも国民全員に一律7万〜10万円を給付するといった提案もある。いま、ホームレス当事者でもあるビッグイシュー誌販売者の平均月収は7万円前後、BIは社会的に排除されやすい人たちや中間就労に携わる人たちにとって、暮らしの土台になる可能性がある。また、経済効率だけでは成り立ちにくい第1次産業、また市民的な活動やアーティストなど多様な「人々がしたいと望む」「お金になりにくい」仕事の土台になることも展望できるのではないか。
さらに、AIの普及によって、経済や社会の格差がさらに広がることが予想され、新たな富の分配の設計を考える必要がある。社会が激変する中で、BIを人々が豊かに暮らせる仕組みにできるのか。「働く」こと、その先にある社会の姿について、BIへの賛否も含め、心ゆくまで話し合いたいと思う。

●第一部:登壇者の発表と質疑応答/第二部:フロアも参加して議論

【登壇者】
小沢修司(経済学者)
1952年生まれ。京都大学大学院(経済学)退学後、京都府立大女子短大、京都府立大公共政策学部、副学長などを経て2018年退職。同大名誉教授。主著に『福祉社会と社会保障改革〜ベーシック・インカム構想の新地平』。

竹信三恵子(ジャーナリスト・和光大教授)
1976年朝日新聞社に入社。編集委員兼論説委員(労働担当)などを経て2011年から和光大学現代人間学部教授。非正規労働をめぐる先駆的な報道に対し、2009年貧困ジャーナリズム大賞。

波頭亮(経営コンサルタント)
東京大学経済学部卒業。マッキンゼーを経て1988年独立、(株)XEEDを設立。戦略系コンサルティング、戦略論や論理的思考に関するテキストの執筆、経済政策提言等で幅広く活躍中。

藤田孝典(特定非営利活動法人ほっとプラス代表理事)
1982年生まれ。首都圏で生活困窮者支援を行うソーシャルワーカー。聖学院大学人間福祉学部客員准教授。反貧困ネットワーク埼玉代表。ブラック企業対策プロジェクト共同代表。著書に『下流老人』『貧困世代』など多数。

●主催/問い合わせ先:(有)ビッグイシュー日本/03-6802-6073/hanbaitokyo@bigissue.jp(担当:佐野、長崎)
●後援:有限会社ユニバーサル・シェル・プログラミング研究所