2020年9月

19(土)

昼の部

チェーンとホラー建築 in 新宿


OPEN 12:00 / START 12:30


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料金:¥1,000
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《アーカイブについて》
配信終了後から10月3日(土)23:59まで視聴可能です。
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【出演】
谷頭 和希、楊 光耀
【司会】
南島興

ネイキッドロフトのある新宿にはふたつの顔がある。

歌舞伎町を中心とする世界中の観光客が集う繁華街。夜の街として清浄化をはかられる、日本の欲望渦巻く、熱い新宿。

都庁を中心とする高層ビルディングの足元に広がる無人の空間。幽霊の居場所となった、冷たい新宿。

今回は、そうした熱い新宿を象徴し、観光業の一翼を担うといっても過言ではない「ドンキホーテ」をはじめとするチェーン店について批評してきた谷頭和希と、冷たい新宿を象徴する「ホラー建築」の出現を、都市の来歴のなかに発見する、新宿育ちの楊光耀をゲストにお呼びして、夜の街、新宿の二つの顔について語り合ってもらう。

谷頭はチェーン店の企業理念や立地、装飾について、また楊はアカデミックな建築史とその実践について、と関心も専門領域も異なる二人だが、彼らが新宿を介して、リンクする時、新しい新宿の「顔」が見えてくるかもしれない。

・登壇者プロフィール

谷頭 和希

1997年生まれ。ライター。大学院で国語教育学を勉強しつつ、チェーン店やテーマパーク、街の噂など、「場所」を「消費者」の側から切り取り、様々な分野を越境しながらそこに新しい光を当てる文章を数多く執筆している。旅行・批評誌『LOCUST』ほか、ウェブメディア「デイリーポータルZ」「オモコロ」「サンポー」などで執筆。2017年から2018年にかけて、「ゲンロン 佐々木敦 批評再生塾 第3期」を修了し、最終講評会 提出論稿「ドン.キホーテ論~あるいはドンペンという『不必要なペンギン』についての考察」にて、審査員特別賞(宇川直宏賞)及びゲスト講師賞を同時受賞。

楊 光耀(Kohyoh Yang)

やん・こうよう/1993年中国西安出身、1995年より東京在住。2018年東京大学工学部建築学科卒業、2020年東京大学工学系研究科建築学専攻修士課程修了。専門は、建築理論、都市計画。現在、建築設計事務所勤務。建築研究会Many Conference共同主催、都市研究会Urban Exercise主催。

南島興

美術館常設展レビュー企画「これぽーと」代表。 東京藝術大学博士課程在籍。20世紀美術史研究。ウェブ版美術手帖、アートコレクターズ、文春オンラインなどに寄稿。そのほか都内美術館でアルバイト。旅する批評誌「ロカスト」編集部所属。