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「伝説の暗黒プロデューサー登場! 康芳夫と家畜人ヤプー」

「伝説の暗黒プロデューサー登場! 康芳夫と家畜人ヤプー」


康芳夫とは
1958年、東京大学入学。東大在学中の1961年に五月祭の企画委員長を務め、ジャズフェスティバルや文化人によるティーチインを開催する。これがプロデュース業の原点となる。このときに石原慎太郎と知己を得て、1962年に彼の紹介で「赤い呼び屋」と呼ばれたこれまた伝説の神彰(故人)が主催するアート・フレンド・アソシエーションに就職。本格的に興行師としての仕事を開始した。
ソニー・ロリンズ日本招聘、大西部サーカス、富士スピードウェイでの日本インディ開催、アラビア大魔法団を公演した(これは実在しない集団で、ドイツ人を集め、白人なので顔を黒く塗って急遽でっちあげたものだった)実現しなかった企画にマイルス・デイヴィス日本招聘がある。
麻薬問題によるマイルス・デイヴィスの入国拒否で多額の負債を抱える。やがて単独で活動を再開。1972年のモハメド・アリ対マックフォスター、翌年のトム・ジョーンズの来日公演を実現して大いに名を上げる。
1973年の石原慎太郎を隊長とする「国際ネッシー探検隊」。
1976年のオリバー君招聘とモハメド・アリ対アントニオ猪木のコーディネート。
(アリを呼ぶためにブラック・ムスリムに入信し、マネージャーに近づいて話をつけたという。)
1977年のハイチでのトラ対空手家・山元守(国士館大学で空手教えていた)の試合。
(当時のハイチの大統領は、ディバリエ・ジュニア、ブードゥー教徒、空手ファンなので試合をすぐ許可した。しかし、動物愛護協会からのクレームで中止。その愛護教会の要職にいたブリジット・バルドーがカーター大統領に電報打ち、アメリカの圧力で中止になった。)
1979年のアントニオ猪木対ウガンダのイディ・アミン大統領の試合(政変でアミンが国外に逃亡の為、中止)
1982年のテレビ朝日によるロサンゼルス五輪独占放映権獲得、1986年の「ノアの方舟探索プロジェクト」も実現には至らなかったが様々なプロジェクトを企画プロデュースする。
出版分野における仕事には、澁澤龍彦編集の『血と薔薇』創刊、『家畜人ヤプー』出版、『週刊プレイボーイ』での「三浦和義のアナーキー人生相談」プロモート、川尻徹のノストラダムス本プロデュースなどがある。 ヤプーの出版については、出版をやめろと右翼が脅しをかけてきたりと話題になった。
現在は『家畜人ヤプー』関係の仕事が中心であるが、イタリアの医師と組んだ「ヒトクローン計画」が進行中だという。『ヤプー』の映画化は長谷川和彦が監督するということで計画が進んでいる。

などなどこれを読んだだけでもその凄まじい生きざまが伺いしれよう、この日はその伝説の「呼び屋」と交流の深い高取英さんや月触歌劇団コーラス部、友人の鈴木邦男さん、秋山祐徳太子さんを招いて、その伝説やイベンターという仕事についての楽しいトークや月触歌劇団のみなさんの歌に酔いしれてもらいます。必見です!!

【出演】
康芳夫
(アリVS猪木戦、ネッシー探検隊などをプロデュースした、伝説の呼び屋)
高取英(月触歌劇団主宰)
半澤香綾(月触歌劇団)
あおい未央(月触歌劇団)
笹生愛美(月触歌劇団)
大島朋恵(月触歌劇団)
藤田実加(月触歌劇団)
スギウラユカ(月触歌劇団)
秋山祐徳太子(現代美術家)
鈴木邦男(一水会顧問)

OPEN18:30 / START19:30
¥1,500(飲食代別)<当日券のみ>