【出演】
小埜功貴
「メンズリブ」といわれる主に男性たちが集まって自分の弱さや悩みを対話しあって,男という鎧を脱ぎ捨てて自分を生きることを目指す場があります。これはかつて(1970年代)のウーマンリブ運動から派生した抑圧的な性規範としての男性性から解放されることを目指す思想から誕生したコミュニティーです。日本では1970年代に組織され,1990年代に入ると全国的に展開されメディアにも取り上げられて盛り上がるのですが,2000年代には衰退してしまいます。 けど,正直「あーあったね,知ってる!」という大人の方は全然いないですよね・・・(ボクの周りの大人たちも「へー,知らない」だらけでした)。 現在ボク(小埜)は大学院でメンズリブの研究をしていて,2010年代以降から活動しているメンズリブコミュニティーへおよそ2年間参加させて頂いてます。男性学を研究しようと大学院へ入ったのも,男性自認ではあるものの「男らしさ」への違和感を感じながら幼少からずっと生きてきました。 今回は,そんなボクが2年間参加させてもらっているメンズリブの記憶や経験や,その存在意義を考えていきます。そして,今度ボクが学会で発表する1990年代メンズリブが発行していた機関紙の研究について(学会発表前々・・・夜祭として)もまたお話しようと思ってます。 まあ,Naked Loftなんで,楽しい時間にしましょう!ビールでもウィスキーでもシーシャでも持ちながら聞いてくれると嬉しいです。乱入も歓迎です。よろしくお願いします。
《出演者プロフィール》
●小埜功貴(おの・こうき)
1996年生まれ。東京工業大学大学院 博士後期課程。主な専門領域は社会学、男性学・男性性研究。主な論文:「男性ジャニーズファンによる「非男性性」の承認実践について——支配/従属からの脱構築——」 「【近日刊行】オーディション番組に表象されるアイドルのスター性——ジャニーズ文化のメディア論的分析——」
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※アーカイブは5/26(金) 22:00まで購入可、5/26(金)23:59まで視聴可能!!
《会場チケット》
前売チケット¥1,000 / 当日チケット¥1,500
※共に飲食代別 / 要1オーダー¥500以上
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