Discography

▼RTPC-015:Dachambo / L



RTPC-015
\2,415(within tax)
2008.10.2 OUT

日常(POP)も非日常(DOPE)も、ちょっとだけポジティブになりたいアナタへ贈る最強フェスバンド「ダチャンボ」が放つ最高のパーティアルバム誕生!!

エンジニアにKND、内田直之(DRY & HEAVY)を迎え、新たなるコラボレーションが実現!


1. LAMA
2. Baby Love
3. twi
4. Yes, please
5. Lazy morning
6. DWAALSTAR
7. Escobar
8. more than lady
9. Melody Life

▼RTPC-014:bobin / RAINBOW VIBRATION



1. FACELESS MAN
2. SLOW BURNING
3. AGAIN AND AGAIN
4. GOD
5. KEEP ON LIVING
6. FRISCO SISCO
7. PRICE OF GETTING OLD
8. I AND I
9. STORY
10. LET ME SLEEP
11. RAILAIMA
12. RAINBOW VIBRATION

RTPC-014
2,300yen (tax out)
2,415yen (taxin)
2007.6.5 OUT

ロフトウエブショップ電脳のれん街で購入できます。

歌が降りてくる
ボビンの身体を通じて身体の奥の方に響く
すべての人の心にこの響きが届くことを願う Candle JUNE

弾き語りやバンド形態で数々の大型フェスティバルに出演して話題を振りまき、様々なアーティストとの親交も深い日本在住のネパール人シンガーbobin(ボビン)が、ソロ名義では初となる待望のフルアルバムをリリースすることが決定! 発売日は6月5日!! まずは、この歌を聴いて欲しい。先入観や国境、ジャンル、人種、世代……そんな様々な壁を飛び越え、きっとあなたの心にも、暖かく優しい火が灯されることだろう──。

「ボビンの気持ちがすっと入ってくるのを感じる。
まるで目の前で歌いかけてくれてるみたいで、すごく共感できます。」
おおはた雄一

「一緒に旅に連れていくのはこんな音楽に決まってるよね。BOBINの強くて優しい声は世界中に響くパワーを軟らかく放射し続けて行くのです。夢の中でも聞いていたい音楽がここにあります。」
kengo(FREAKY MACHINE)

「ネパールの山  金色にふちどられる雲  実際にはみたことのない景色もbobinの声を通じてわたしも見ています  音楽のもつ力とマジックをいつも教えてくれて ありがとう  おめでとうbobin」
NAO(Majestic Circus/YoleYole)

「bobinの歌から吹いてくる風 bobinの歌声はいろいろなことを思い出させてくれる。歩くこと、食べること、遊ぶこと。そして、待つこと、思いやること、分かち合うこと…。当たり前であるはずの、しかしぼくたちがいつの間にか忘れてきてしまったこと。そう、bobinの歌は風のように吹いてくるんだ。それはヒマラヤの祈りの旗に吹く風。それが今、ぼくたちのもとへと懐かしい未来を運んでくる。bobinの歌を聴けば、みんな電車で席をゆずれるし、ちゃんと挨拶もできる。立ち話も増えるし、ゴミも拾いたくなる。地球温暖化にも効果があるはず。bobinの歌から吹いてくる風が世界をやさしく変えてくれるだろう。」
辻信一(100万人のキャンドルナイト呼びかけ人代表/文化人類学者/環境運動家/明治学院大学国際学部教授/NGOナマケモノ倶楽部世話人)

「bobinは仏様でも神様でもありません。人間です。 けれど、このアルバムは私にとって、お経の様な存在です。 大きな困難から立ち上がる時、支えてくれたのはこのアルバムでした。感謝」
佐藤裕司(『拳母』 衣料製作者)

「遂に新境地を切り開いたbobin! 時代の最先端を行く、本物の音がここにある。 心の奥まで染みいるメロディー。つい一緒にくちずさんでしまう。 天才bobinが開花した。 本当におめでとう。」
nino(K C JONES)

「ヒマラヤの雪解け水で心を洗われるようなSHANTIな歌。子供もギターとタイコを持って、『bobinみたいにチャンチャンするの!!』とハマってます。」
佐藤 孝宣(OVERHEADS)

「南米に旅立つ前夜、まだマスタリング前のこのアルバムをbobinに手渡された。CD100枚持って行ったけど、気が付いたら一番聴いたアルバムだった。長いバスの中で、安宿のベッドの上で、ヒマラヤから来た歌声は、不思議とアンデスでも心に染みた。」
DJ Jacque(Elastic Moon, Shangri-la)

「山脈から山脈へ旅する雲のような、澄渡る歌声。懐かしい景色が見えてくる。見た事のない風景が見えてくる。 bobinの詩は広がりゆく壮大なランドスケープとも言えるでしょう。 旅に出るならこんな景色が見たい! そんな作品なのです。 Mr simple! bobinいつも笑顔をありがとう!」
djow69(GRAVITY FREE)

「旅人と聖地の香りいっぱい 偽りのないbobinそのままの歌声 ダライラマが若くて シンガーだったら こんな歌を作った、かな? 神も仏も忘れた民に  優しくブッダの風が吹いてくる  やったね bobin」
あち(百姓)

▼RTPC-013:Dachambo / Newrasian Gypsies



1. ARROWS OF TIME
2. Munchies
3. Nothing in my pocket
4. アンジョリーナ
5. TOO MUCH SHY(TO SHINE)
6. Jilalan
7. Melody for everyway
8. Laca Laca(means we love...)
9. Mascaline

RTPC-013
2,300yen (tax out)
2,415yen (taxin)
2006.9.27 OUT

ロフトウエブショップ電脳のれん街で購入できます。

Newrasian GypsiesはAmazonでも購入することができます。

Newrasian Gypsies〜新大陸の流浪者となり〜

Dachamboが不思議な旅を始めて早5年、未だにサイケデリックの渦の中を流浪しているノーディレクションホームな日々だ。そんな中でも旅先でたくさんの仲間と出会い、勇気をもらい、そこからまた次の旅へと誘われる。
俺達は新しい時代を切り開くジプシーだと思いたい。もっとたくさんの人に直接手渡しで音楽を感じて欲しい。そんな想いが新しい曲を創り出す。国境も法律も持たない我らNewrasian Gypsiesの今の素直な気持ちを今回の作品に詰め込みました。そして開放の日々を目指してまた旅の支度を整える。

・ARROWS OF TIME
時間という空間に行き先を示すなら、このまま老いさらばえていくだけなのか?いや、音楽という自由空間では、我々は何処へでも行ける。ギターのサウンドコラージュによって、ねじ曲がった空間への入口を開きました。もちろん入るのも出るのも自由だ。

・Munchies
トリッキーなイントロからアッパーな4つ打ちへ。パーティーは既に始まっている事に気付く。ダチャンボ男性合唱団を交え、オバカなゴスペルエッセンスさえ加えたパーティーチューン。いつだってハッピー、でもハングリー。

・Nothing in my pocket
リズム隊が紡ぎ出す変則ビートに絡み合うエレクトリック。1発録りの臨場感を楽しんで欲しい。ダチャンボ風Jamtoronicaの名曲。ポケットには何もない、夢と希望以外は。だから職質すんな。

・アンジョリーナ
例えるなら地中海あたりの海辺。黒髪の美女(できればランジェリー)がたたずむコテージ。浜辺から見上げる我ら6人。なんとももどかしい、永遠の男子中学生バンドによるサーフミュージック。

・TOO MUCH SHY(TO SHINE)
DACHAMBOの土着臭が暴走、そして不思議な世界への離陸。場面転換の多さやTRIP感満載のダチャワ−ルドへようこそ。羞恥心やコンプレックスを剥き出しにして走る30代のR&R

・Jilalan
初めてのオーストラリアツアーでいきなりの録音を試みてしまった。アボリジニの言葉で「旅立ち」を意味するこの言葉。赤道を越え、時間を越え全てを飲み込むディジュリドゥ。トライバル楽器のみで録音されたこの曲は、深くそして暖かい。

・Melody for everyway
この曲は俺の大好きなミュージシャンがたくさん詰っている。人はそれぞれ、たくさんのメロディーを抱えて出会い繋がり広がっていく。ダチャンボ村の子供達に、そして遊びを知ってる大人達に。

・LacaLaca (means We love ....)
JAMバンド界の歌姫ナオちゃんと念願のデュエット。ラテンで尚かつトランシーというダチャンボお得意の雑食ダンスミュージック。ビートルズの言葉を繋いだ歌に、ニヤっと来るようなカジュアル感もお気に入り。

・Mascaline
ライブでは既にお馴染みの名曲を1発録り。サイケデリック研究に余念の無い我々は、南米〜西海岸あたりを意識しつつ、実に不思議な曲を産み出したのだ。ドアーズからサンタナへ、もちろん最後は爆発ハードコアだ!フィナーレアモーレ!

▼RTPC-012:らぞく / JOYSTREEM


RTPC-012
2,300yen (tax out)
2,415yen (taxin)
2006.8.8 OUT

ロフトウエブショップ電脳のれん街で購入できます。

JOYSTREEMはAmazonでも購入することができます。

湘南代表らしく、海&夏にちなんだ名曲ぞろい!
捨て曲ナシ!!

01. Straight Ahead
02. JOYSTREEM
03. Surf Sounds
04. Hey Girl
05. Come Together
06. Silent of Babylon
07. Shonan Beach
08. T.T.T
09. St. Mr. Monster
10. YUMEMIGOKOCHI
11. PANAMA BOY

▼RTPC-011:らぞく / HOWSWEET


RTPC-011
2,000yen(tax out)
2,100yen (taxin)
2006.04.05 OUT

ロフトウエブショップ電脳のれん街で購入できます。

HOWSWEETはAmazonでも購入することができます。

話題沸騰中の1stミニアルバム!!

1.じゃんけんぽん
2.HOWSWEET
3.Happy Harvesta
4.バクテリア
5.祈り
6.Fine&Mellow
7.Sunshine&Moonlight α
※ボーナストラック有!

▼RTPC-010:Dachambo / A Live Fool On The Moon


RTPC-010
2,300yen(tax out)
2,415yen (taxin)
2005.09.14 OUT

ロフトウエブショップ電脳のれん街で購入できます。

A Live Fool On The MoonはAmazonでも購入することができます。

60分を越えるmini ALBUM(?!)完成!

1.HUSH & CHIP (LIVE)
2.candle
3.サルビア・オリビア
4.hatapiko
5.Fela変〜in Jamaica in Janaica〜Fela変(reprise) (LIVE)

※初回特典 : nemo's utopia 3D POSTER & 3D MEGANE

▼RTPC-009:MELTONE / Wonderful View



1. So
2. Caravan
3. HIghway Star
4. Very Very
5. Nemo
6. Second Line No.5
7. Wonderful View
8. Size Of The Head
9. Highway Star - Stuck On The Eadge Of The Earth
10. See

¥2,300- (tax out)
2,415yen (taxin)
2005.07.06 OUT

ロフトウエブショップ電脳のれん街で購入できます。

Wonderful ViewはAmazonでも購入することができます。

真のライブ(ジャム)バンドへと飛翔するメルトサウンドの原石がここに。 菊地 崇


冨田進一郎 セルフライナーノーツ
1.So
アルバムオープニングは同じベースラインが繰り返されるトーキングテッズ的で上がることのないまったりJAM。はまってしまったら抜けられらいMELTONE流ドープナンバー。打ちあわせなし!のワンテイク。

2.Caravan
いわゆる唄もの。夏のフェスを思い出す歌詞に注目。後半の四打ちがMELTONEっぽさを出している。日本のJAM BANDに見られない曲調がグッド。

3.HIghway Star
最初期のオリジナル曲を5年後に録音。美しい歌詞、ギターのリフ、ドラマティックな展開で人気がある曲。ライブでは必ずミラーボールが回る。

4.Very Very
インチキスカな裏打ちと実験的サンプリングがうまくミックスされたライブでの大人気曲。言葉はいりません!踊って下さい。

5.Nemo
海の中を漂っている雰囲気あり、クラッシックロック的雰囲気ありで深い曲。音楽通に好まれるサウンドを持った隠れた名曲。ライブでのJAMは圧巻。

6.Second Line No.5
スタジオ盤ならではの遊び心ある曲で、楽器のバランスに耳を傾けてほしい。口笛がゆとりを感じさせる。ライブでは何倍もの長さでJAMをする。

7.Wonderful View
アルバムタイトル曲にして言わずもがなの名曲!目の前に見える美しい長めを歌った歌詞で、曲調とピッタリ。曲が進むに連れて感情がこみ上げて来るスケールの大きな曲。

8.SIZE OF MY HEAD
80年代的感覚と2005年のサウンドを融合したMELTONE流ダンスナンバー。マヌケなギターリフと歌詞がユーモアに溢れていて楽しい。思わず笑顔で体が動いてしまう。

9.HIGHWAY Star - Stuck On The Eadge Of The Earth
3曲目のHIGHWAY STARと対になる曲。オリジナルHIGHWAY STARとは対照的なサウンドが気持ちよい。大音量で聴きたいヘビーなサウンドがたまらない。

10.See
アルバム最後はスタジオで初めて歌い演奏した曲。天気のいい午後にギターとピアニカで遊んでいるような雰囲気が伝わればうれしい。MELTONE初のアコースティック録音。

▼RTPC-008:ワと鳴り / サヨコオトナラ


2,800yen (tax out)
2,940yen (tax in)
2005.6.22 OUT

ロフトウエブショップ電脳のれん街で購入できます。

ワと鳴りはAmazonでも購入することができます。

TOKYO発ネイティブスローミュージック

女性NWバンド「ゼルダ」の歌い手として活躍、90年半ばよりソロ活動。ジャマイカでのプロジェクトを経てなお草の根をめぐり、磁場の高い場所で歌い続けるサヨコ (うた)と、幻のカリスマバンド「じゃがたら」で人々を踊らせ、ヒトとヒトをつなげてゆく地球音楽探検家OTO (ギター)、アフリカ、レゲエ、奄美島唄など、ジャンルを飛び超えてあるがままにうねりをつくりだす、ジンベたたきの奈良大介 (タイコ)の3人が母体となって生まれたのが,その名もずばり、サヨコオトナラです。ただいま日本各地奥地を音楽のたびでめぐり、愛と喜びの出会いにうちふるえて音を奏でています。
どんとの名曲「波」フラダンスの名手であり、指先から美しい光を放つ癒しの踊り手、レインボウフラの石原敏恵(とっちゃん)、サヨコの娘アリワ(5)(ラスタフラダンス)もおなじみ参加メンバー。ゲストミュージシャンに、河内洋祐 (やっほーバンド)、尾引浩志 (倍音S)、RAS-TAKASHI (DUB SENSE MANIA)、東京NANGADEFを迎え、天然リバーブが心地よい、かえると小鳥が鳴く谷津田の自然の中で録音した、ナチュラルでサイケデリックな音。TOKYO発ネイティブスロ−ミュージック。

1.WPPD / 2.アサのアサ / 3.光の方へ / 4.金星ザイオン / 5.The New Life Time / 6.はしれはしれ / 7.ハレの日 / 8.ええうみ / 9.Por Que〜ポルケ / 10.五度のうた & Secret Track

▼RTPC-007:Songs of Love / bobin and the mantra



2,500yen (tax out)
2,625yen (taxin)
2005.3.23 OUT

ロフトウエブショップ電脳のれん街で購入できます。

Songs of LoveはAmazonでも購入することができます。

FUJI ROCK FESTIVAL & RISING SUN ROCK FESTIVAL 2005 in EZO
夏の二大野外フェス出演決定!

カトマンドゥ精神の伝導に努める志高きシンガーソングライター・ボビンを中心としたワールドミュージック・フォークロック・バンド。bobin and the mantraを今春にリリースします!
ネパールやインドなどの民族楽器を取り入れながら、ロック、レゲエ、ファンク、HC、フォークなど様々な音楽が融合された彼等のポップな音はボーダレスでスケールの大きいサウンドを展開し、「マントラ・サウンド」と称され、関東を中心にネパール、台湾でもそのファンを増殖中!!

1.Dhamma / 2.Railaima / 3.Wild Dream / 4.Clap Song / 5.Suldyo /
6.Can you erase it? / 7.Again and again / 8.Swaniga / 9.Bancay /
10.Soul Rhythm / 11.Song of Love / 12.Redmption Song

▼RTPC-006:Dr.Dachambo In Gyoonyara Island / Dachambo



1.stoned monkey
2.Conga La Gotta〜ZOMBIE〜
3.D'JAJUFAY
4.KONDUUU
5.Goonyara no mori
6.Stop the rain
7.Gauche On the Acidrainbow
8.Bonga La Gotta〜so hard〜

2,300yen (tax out)
2,415yen (tax in)
2004.9.15 OUT

ロフトウエブショップ電脳のれん街で購入できます。

Dr.Dachambo In Gyoonyara IslandはAmazonでも購入することができます。

DACHAMBO 2nd. ALBUM 完成!愛と笑いの島へあなたもTRPPP!!

理想郷で桃源郷なグニャラ島での自由なセッションを重ねてきた、DACHAMBO!早くも、2nd.ALBUMの完成で〜す。今年の暑かった夏へのオマージュ的存在で、あなたの不思議な旅の道標になるかもしれない、時間軸を超える扉の一つで、デッドエンドとは別の未来を目指した、DACHAMBOの新作を是非聞いて下さい!

AOのセルフライナーノ−ツ

「DACHAMBO博士のオルタナサイケ研究」
全く以て混沌としている。。世の中が、政治が、経済が、音楽までもだ。理想郷とは一体何処に存在するのかは分からないが、個人レベルで誰もが必ずしも心の中に持っているだろうし、そうあって欲しい。前回の「aphrodelic ngoma」はDACHAMBO7人の現存的風景を描写していたのに対し、今回は各々の内面に写し出した理想郷「グニャラ島」でのセッションを中心に収められている。

そこで出会った幻覚植物研究家、ダチャンボ博士に導かれるまま、私達はセッションを繰り返し、曲を作ったりして、自由に遊ばせていただいた。一部ではあるが、今回時間の許す限り収録させていただいた8曲は、懐古主義的でも無ければ、若さにまかせて主義主張のみを優先する訳でも無く、只々時間と言う軸を超えて遊び楽しむ為のものである。何でも枠で囲うのは止めにして、貴方もダチャンボ博士と旅に出る時です。

愛と笑いのグニャラ島へLet's Tripppp!!

1:stoned monkey
ジャッキ−世代である。全くスキの無いブルース・リ−より親近感の持てるあの強さが好き。劇中曲をうろ覚えでやるとこうなる。まずはダチャンボ博士のお出迎え。You should be stoned!
2:Conga La Gotta〜ZOMBIE〜
ライブでは馴染み深い名曲。反復するラテンリズムと爆音ギターが徐々にに絡まり始めて爆発して、敬愛するFELAのZOMBIEへ傾れ込む。祭りが始まる臨場感を楽しんで欲しい。合言葉は「ラティーンッ!」
3:D'JAJUFAY
アフリカの言葉で「イカシテル!」の意らしい。DACHAMBO内の陰と陽をぶつけあいながら、サイケデリックの渦へ。やりたい放題に見えて実はタイト。So cool。
4:KONDUUU
神のみぞ知るスタジオでのセッションを、巨匠エンジニア近藤さんが編集した変態音。ディジュリドゥが大蛇のようにうねりまくる。
5:Goonyara no mori
グニャラ島では全ての物が歪んで見えますが、ここはその密林の奥深く。ツインベースに笹笛に水パイプまで使って森の中を祭り歩く。そして夜空に激しく瞬く、見た事もないような星を一同垣間見るのである。。
6:Stop the rain
行った事のないカリブ海を情景に、悲しみの雨もスコールのように過ぎ去ってくれれば、全て割切った過去にはならないものか?爽やかで切ない大人なDACHAMBOも居たりする。
7:Gauche On the Acidrainbow
宮沢賢治の世界で生きるゴーシュも、ここではまたグニャラ島の住人である。雨が上がりゆっくりと虹の上を歩き出すゴーシュ。その上で奏でるセロの音は、決して争いを求めたりはしないだろう。
8:Bonga La Gotta〜so hard〜
聞き覚えのあるフレーズが、突如戻り出す。そう、結局はメビウスの輪のように輪廻転生を繰り返すのだ。現実世界の扉を開き、理想の世界に近付ける為の祭りは更に続く。ん〜、Life is so hard。

▼RTPC-005:POP / MELTONE



01.POP
02.MR.DOUGHNUT
03.MEE
04.WALKIN'
05.SLEEPYHEAD
06.SECOND LINE NO.8
07.THE ANT'S MARTIN'>>
a)HIGHWAY STAR STUCK ON THE EDGE - ON THE EARTH(TEASE) >>
b)TORORI(TEASE) >>
c)HIGHWAY STAR STUCK ON THE EDGE - ON THE EARTH(TEASE-REPRISE) >>
d)THE ANT'S MARTIN'(REPRISE)
08.SLIME
09.POP

2,300yen (tax out)
2,415yen (tax in)
2004.07.21.OUT

ロフトウエブショップ電脳のれん街で購入できます。

POPはAmazonでも購入することができます。
 "POP"は日本ジャムバンドシーンのど真ん中に殴り込みをかける待望のデビューアルバムである。 
 結成以来オリジナルの楽曲にこだわり、ライブでそのアレンジを磨いていくという生粋のジャムバンドスタイル(Grateful Deadスタイルといっても過言ではない)を頑ななまでに貫き通してきた成果がこの作品でには溢れている。とにかく1曲1曲がとても個性的で、そしてセンスが抜群によい。これほどまでにメロディーセンスの卓越したバンドには本場アメリカでもなかなかお目にかかれない。特にこの1年でのライブにおける成長振りは、他の日本のジャムバンドに比べ群を抜いている。
自分もここ数年、アメリカで数多くのバンドのライブを体験してきたが、ここ最近のMELTONEは全くそれらのバンドに劣る事のないバンドに成長してきたと実感している。
 MELTONEのメロディーセンスはそのバックグラウンドにある。Grateful DeadやPhishなど、ジャムバンドの基盤を作ってきたバンドや、Miles Davis、John Coltraneといったジャズの巨人達が創り出してきた即興音楽はもちろんの事だが、それに加えてテクノやポップミュージックからの影響が何よりこのバンドのオリジナリティーの源として存在している。実際、MELTONEのライブ音源を聞いたことのあるアメリカの音楽ファンからも、この点のユニークさについては正確に指摘されている。これらの記述は決して大げさではないことは、この7月にアメリカでの音楽フェス(Grateful Fest 5)に出演を認められたことでも明らかである。
 さて、"POP"についてだが、撮り直しをすることなく一発で仕上げてしまったこのスタジオ作品でMELTONEはライブにおける魅力の中心であるダイナミックなジャムの要素を全く損なわず、そしてまた同時に彼らの作曲能力・楽曲の構成力の高さを見事に証明してくれている。以下はアルバムの曲についての短い解説である。

1. POP > Mr. Doughnut
記念すべきアルバムの最初を飾るのは、けだるい感じがするリフのみの"POP"から、晴れやかで軽快なイントロが印象的な"Mr. Doughnut"。途中、ライブさながらのジャムがMELTONEワールドへといざなってくれる8分超の大作。
2. Mee
ライブではすでに2年以上演奏されつづけていてファンにはおなじみのこの曲も、大胆なアレンジによって全く新しい曲になっている。おそらくMELTONEの楽曲の中でもっともポップな要素が強い曲。歌詞もポップ。途中のギターソロがPhishを髣髴とさせる。
3. Walkin'
こちらもライブではおなじみの曲。ボサノヴァをベースにしているものの、途中からは広大な風景を想起させる壮大なジャムへと移行している。曲の中での構成の変化が見事な曲。
4. Sleepyhead
オープニングの"POP"の元となっている初期MELTONEの頃からずっと演奏されつづけているミディアムテンポの曲。途中のギターソロは、眠い頭の中で気持ちよく広がる夢の世界を巧く表現している。
5. Second Line No.8
タイトルの通り、セカンドラインをリズムに取り入れた曲で、最近のライブではアンコールまたは最後の曲としてよく使われている。MELTONEらしいポップさがしっかりと表現されているカラフルな曲。
6. The Ant's Marchin' > Highway Star > Torori > Highway Star > The Ant's Marchin'
MELTONEの数ある曲の中でも最も完成度が高く、ライブでも最も盛り上がる曲メThe Ant's Marchin'メはライブで行われている構成をそのまま収録。MELTONEの魅力が結集したこの曲から、Highway Starのテクノ/トランス系4つ打ちビートへの移行は見事の一言に尽きる。そして、そこで繰り広げられるキーボードとギターのジャムは圧巻。文句なくこのアルバム最大の聴き所となっている。
7. Slime > POP(reprise)
ライブではオープナーとしてよく使われているMELTONEの代表曲。このアルバムのラストに収められているのは、次なる作品への布石か?アップダウンあり、転調ありとMELTONEらしさ全開のロック・チューン。
何度も聞きなおしているのだが、あっという間に聞き終えてしまう。それくらい中身が充実しているということだろう。

<おまけ>
 MELTONEの熱狂的なファン"メルトニアン"の多くは、実際にアメリカでのジャムバンドシーンを生で体験してきている人たち。要は"うるさ方"。ライブの後にはビールを飲みながら鋭いツッコミを受けたりする事も多い。これ自体珍しい事だと思うのだが、ここで大抵のバンドならそれに従うか、あくまで自分達のスタイルを貫いたりするのだが、MELTONEは違う。吸収するのだ。自分達が何を求められているかを知った上でそこに個性を見出していくのが非常に上手いのである。当然次のライブでは何らかの捻られた形でそれが反映されていたりして、思わずニヤリとさせられたりもするのである。だから辞められないのである。

05/18/2004 nob (gouda music)


 アメリカでジャムバンドと呼ばれるシーンが注目を集めだしたのは、90年代も終わりに近づいてきた頃だ。グレイトフル・デッドをひとつのルーツとする「先が見えない」ジャム(インプロビゼーション)を自分たちの演奏にも取り入れた、ライブを活動の主軸とするバンドたち。年間に200本以上もライブを重ねるバンドが存在するアメリカでは、日々ライブの内容を変えるスタイルは、自分たちの音楽を愛し続けていくうえでも必然だったのかもしれない。
 ジャムバンドと呼ばれる以前から、このシーンを牽引してきたPHISHがフジロック・フェスティバルに登場した99年以降、この日本にもジャムバンドの芽が顔を出してきた。アメリカから来日するバンドも増え、日本盤としてリリースされるアルバムのタイトル数も増えた。そして、日本人のジャムバンドも頻繁にライブを行うようになっている。このアルバム『POP』でデビューするMELTONEは、東京を代表するジャムバンドのひとつだ。
 結成は2000年。「ジャズが好きなドラマーがいて、テクノが好きなキーボードがいて、クラシックロックが好きなベースがいる。俺は長くて踊れる感じの曲がやりたかったから、音楽のジャンルにはこだわっていなかった。インプロの究極であるジャズ、踊らせる究極のテクノ、そしてロック。これがミックスされればおもしろいかなというのが、結成当初の思惑だったんです」と冨田進一郎。ギター&ボーカルの冨田は、94年にデッド・ショーを体験したことで、自分にとっての演奏、オーディエンスまでを含んだ自分たちにとってのライブの新しい在り方を模索するようになる。その結果がMELTONEというバンドだった。MELTONEはMELT(溶ける)とTONE(音)を合わせた、冨田が考えた造語だ。初めてのライブは01年の2月に行われた。
 僕が初めてMELTONEを見たのは02年5月のこと。その少し前に、僕がオーガナイズしていたジャムバンドのライブ音源を聞くパーティー、PHRIENDS NIGHTに冨田が遊びに来たのがきっかけだった。原宿のあるアイリッシュ・パブで初めて目にしたMELTONEは、パブという場所もあったし演奏する時間も短かったのが要因かもしれないけれど、ジャム〜インプロビゼーションをバンドのコアにするには、やや自由さに欠けるという印象だった。
 02年秋、ドラムが菅澤俊介にメンバーチェンジ。現在の冨田、キーボードの石澤敬祐、ベースの深野卓也というラインナップが固まる。ここからMELTONEの進化が急激に始まる。
 ライブでのインプロビゼーションとは、その瞬間に脳裏に閃く音の可能性を、メンバー間で交錯して瞬時にしてバンドサウンドとして提出していくことだ。それぞれのメンバーが聞いてきたバックボーンも現れてくるし、時代性も重要なファクターとなる。もしかしたら暮らしている街の空気感も音に影響を与えるかもしれない。テクニックよりも感性が求められる。つまり、いかにライブによって未知なる世界を味わわせてくれるか。だからこそジャムバンドにとっては、成長よりも進化がキーワードとなる。
 MELTONEのファーストアルバムとなる『POP』は、スタジオでほぼ一発録りだった。ライブでのノリや盛り上がりを残しつつ、あくまでもスタジオ録音にこだわったという。「ジャムというシーンは懐が深いと思うんです。いいものを隠さない、不思議なスタイル。多くの人にこのシーンのことをもっと知ってもらいたいんですね。あまりにもこのシーンは、まだまだ人に触れられていない。ライブへ行くことこそが楽しい、そこに集うお客さんと出会うことが楽しいと思える環境。ライブをバンドと一種にお客さんが作り上げていく感覚。それってジャムのシーンしかないと思うんです。アンダーグラウンドだった日本のジャムシーンの入口としてこのアルバムが位置づけられてもらいたい。多くの人にとって、ジャムがフックとなるためのスタジオ盤。だからあえて『POP』なんです」と冨田。
 ポップとインプロビゼーション、相反するかのようなふたつの音楽成分の融合。進化を続けるMELTONEの2004年型が、この『POP』の中に存在している。

MELTONE / POP ライナーノーツより
 菊地 崇(www.phriend.net


▼RTPC-004:aphrodelic ngoma / Dachambo



1. NEW LIFE, HIGH LIFE
2. ピカデリア
3. jellyfish in the sky
4. Beyond The Line
5. Where do we go ?
6. between G&D
7. The Sun In Your Hands

2,300yen (tax out)
2,415yen (tax in)
2004.2.21 OUT

ロフトウエブショップ電脳のれん街で購入できます。

aphrodelic ngomaはAmazonでも購入することができます。

「そしてパーティーは続く」 清野栄一(作家・DJ-balearic sunrise)

 ダチャンボとはじめて一緒にパーティーをやったのは二年ぐらい前だった 吉祥寺のデニーズで友達から紹介されて、バンドの名前を聞いた時から、「そうか、ダチャンボか!」と一発で名前を覚えてしまったが、いったい「ダチャンボ」が何なのかはまだわからなかった。いや実を言うと、AOのドレッドヘアと、いたずらっぽい笑い顔から、何となく薄々感づいてはいたのかもしれない。
 渋谷のクラブのステージに登場した彼らは、パーティーたたき上げの、お祭りグルーヴジャムバンドだった。そして何よりも、ダンスとロックに溢れていた。僕はすぐに、春に予定していた道志村の野外パーティーに出てもらえないかとお願いしていた。
  "aphrodelic ngoma"の「ンゴマ」は、スワヒリ語で、音楽とか踊りとか祭りとか……つまり日本で言うところの、レイヴやパーティーのことらしい。そのアルバムの名前のとおり、ダチャンボは僕にとって、バンドの名前というよりも、彼らのグルーヴだし、彼らが生み出す空間そのものだった。
  日本で毎月のように野外のパーティーが開かれるようになってから、もう7、8年がたった。でもシーンの広がりや熱気に比べれば、ダンスフロアからはじまって自分たち独自の音や空間を生み出し、毎週のようにライヴを行ってきたバンドはそう多くはないのかもしれない。しかもDJや少人数のユニットではなく、七人編成のジャムバンドだと考えると、これはたいへんなことだろう。
 ダチャンボには、歌うようなディジリドゥ吹きや、グニョグニョのシンセ使いや、ジミヘンばりのギターの唸りや、いろんな格好やノリのメンバーがいる。やがて何度も顔を合わせるたびに、ダチャンボは進化し続けていた。会った頃には二人だったドラムは、いつの間にかトリプルドラムになっていた! その彼らがひとつの「ダチャンボ」を生み出し続けているのは、彼らの中に、パーティー会場のダンスフロアのあの熱気が……「ンゴマ」のエネルギーが渦巻いているからなのだと思う。そのエネルギーは、地面を踏みしめて踊っている人間のエネルギーだ。
 今年も何度か、パーティー会場で夜が明けた頃になって、思いがけずに彼らと顔を合わせた。遠くから顔を認め合い、特別な話もせずに、ただ笑ったり握手をしていた。来年もまた、きつい太陽が照りつける空の下や、湿った朝靄の中で、彼らと顔を合わせるはずだ。体を震わせるダチャンボにまみれて、踊っているはずだ。
 そしてパーティーは続く……。爆音で鳴らせ! いや踊っとこう。

DACHAMBO 『aphrodelic ngoma』 完成に寄せて。

 とても微妙な音と、幹の太い強い音。そのどちらもが非常に高いレヴェルで共鳴し、混ざり、交わり合っている。 このことを実現するのは、ことの外難しいはずなんだけど、彼らは見事クリアーしている。 各パートのスキルの高さも特筆べきで、インタープレイでの圧倒的なグルーヴの、重要な基礎になっていると思う。 とにかく、ちょっと、否、かなり驚いた。まだまだスゴイ人達が大勢いるんだなーと、つくづく感じ入った次第です。 いや、まじ、カッコイイですね。

(平成十五年十二月 山本 精一)


▼RTPC-003:Echo Waves / moss



1. Doctor / 2. gan gan
3. Do it / 4. Echo Steppers
5. Peace on Earth
6. Little Head
7. Slope / 8. Synba
9. Free Dub Jazz Dance
10. girl / 11. Wittin' Dub
12. Prime Time

2,300yen (tax out)
2,415yen (tax in)
2003.12.05 OUT

ロフトウエブショップ電脳のれん街で購入できます。

Echo WavesはAmazonでも購入することができます。

ダビーでフリーキーな新世代ジャムバンド 〜金星より無事不時着〜

 新宿LOFT(深夜)にて隔月で行われている「OVER DUB」というパーティーにレギュラー出演し、毎回MAJESTIC CIRCUSと共にフロアーを沸かせてくれているmoss。ダブを根底に置きながらも、ドラムンベース/ジャズ/レゲエの要素を巧みに取り入れたあらたなダブミュージックへの挑戦を地道にそしてマイペースに続けているバンドmoss。今回のレコーディングでは、ギターのダイハチの友人でもあるDry & Heavyの井上青氏(VOCAL)、DOUBLE FAMOUSの坂口修一郎氏(TRUMPET)、metro999のキクチケンジ氏(Sampler)の3人をゲストミュージシャンに迎え、よりダイナミックに、そしてサイケデリックさも増した宇宙までも突き抜けるような1枚へと仕上がりました。
 この作品では、終始ライブ時のよう緊張感の中で生まれるグルーブに重みをおき、録りもほぼ一発録り!新宿LOFT/下北沢SHELTERとライブハウスを母体とするレーベルならではのこだわりでもあるので、ぜひこのライブ感をこの機会にご体験あれ!
 また、今回は初回購入者特典として、七尾茂大氏(audio active/Dry & Heavy)のリミックスCDがつきます!!

※「ROOF TOP」に掲載されたインタビューはコチラにてご覧頂けます!
※試聴はコチラタワーレコードさんのHP内にて可能です!!

▼RTPC-002:STRANGE TRIP ON THE TRAIN / MAJESTIC CIRCUS



1. T-Birth
2. Strange Trip On The Train
3. 5/8
4. SOMA
5. Throb
6. Fantasy Building
7. Spring Wind
8. Zungo〜Funny Dance

2,500yen (tax out)
2,625yen (tax in)
2003.07.21 OUT

ロフトウエブショップ電脳のれん街で購入できます。

Strange Trip On The TrainはAmazonでも購入することができます。

MAJESTIC CIRCUS 初の単独音源完成!

 力強くも繊細でピュアにきらめく美しい音の群、喜怒哀楽、言葉に変換不可能な全ての感情を喚起させるグルーヴィーなリズム。 本作はMAJESTIC CIRCUS と我々リスナーとの音のコミュニケーションであり、ジャンルも世代も性別も国境も越えた、あらゆる調和のもとの共通言語に通ずる奇跡である。

ジャケットアートワーク

 アメリカ西海岸のサイケデリック、ビートニク文化と日本の四季折々の和の心を併せ持った、異才Ruary James Allenをジャケットのイラストに起用。近年ではブラック・ロック砂漠で開催されているBURNING MAN(http://www.burningman.com)でのアートワークを担当している。ストーリー性溢れるRuaryのアートワークにご期待下さい! Ruary James Allan(http://www.artalchemist.com/

▼RTPC-001:HOME MADE JAM / MAJESITIC CIRCUS,a-fank syndicate



[MAJESTIC CIRCUS]
1. Glow In The Dark
2. SPRING
3. JAM from ONE WIND
4. FANTASY BUILDING
5. THAT'S ALL
[a-fank syndicate]
1. OPENING
2. 脱走経路
3. amour

2,000yen (tax out)
2,100yen (tax in)
2003.03.05 OUT

ロフトウエブショップ電脳のれん街で購入できます。

HOME MADE JAMはAmazonでも購入することができます。

「HOME MADE JAM 〜 KEEP TRUCKIN', MY FRIENDS!! 」

 デッド以降、ロック、ジャズ、フュージョン的要素をミックスして多くのファンを獲得したPHISH。ブルーグラス、カントリーなどのルーツ系ミュージックをミックスして飛躍的な活動を見せるSTRING CHEESE INCIDENT、あるいはニューオーリンズ・ファンク、R&Bの新しい展開をはかるGALACTIC、マイルス・ディヴィス、オーネット・コールマン等のジャズのイノヴェイターたちにもインスパイアされたDEREK TRUCKS BAND等々、“ジャム・バンド・シーン”と言ってみても、内実は千差万別。とても一言でくくりきれるものではないが、去年の夏、テネシー州でこれら多くのグループが参加したビッグ・イベント“BONNAROO MUSIC FESTIVAL”などに見る限り、成功のキーとなったのはやはり、主催者・演奏者・聴衆が一丸となって醸し出す、共感と交歓の心だろう。「“ライバル意識とか捨てて、一緒に盛り上がろうという気持ちが大切なんだよ”と来日したスティーヴ・キモックの言葉が心に残っている」とケイジくん。「ジャンルに固執せず、あらゆる音楽を吸収し、アメーバーのように増殖し続けていくバンドをめざしたい」(マナブ談)というこのMAJESTIC CIRCUS、目に見えない新しい豊かな流れの中にある音楽シーンを鮮やかなカラーでいろどっていくに違いない。
 ロニー・スミスなどのオルガンに、ハーヴィー・ハンコックのジャズ・ファンク、ドクター・ジョンのニューオーリンズ、フェラ・クティなどのアフリカン・ミュージック等々、多彩な音楽の影響を未来的かつ民族的に発信するa-fank syndicateは、オルガン奏者、浅井昭博を中心とする5人グループ。愛知県のクラブ・シーンから登場し、飛躍的に活動の場を広げている注目のオルガン・インスト・ジャムバンド。今回はわずか3曲のみの参加だが、“HEAR'EM PLAY!”なのだ。  
 WHEN YOU GET CONFUSED, LISTEN TO THE MUSIC PLAY.-------“世の中これでいいのかなって思うぐらいヤバイ時代だけど、そんな時は、自分の内側から流れ出す音楽を、そのまま音にして、目の前にいるひとりひとりの仲間たちに、ねぇ感じてよって伝えていくだけさ!”
KEEP TRUCKIN', MY FRIENDS!!

(室矢憲治 / ムロケン  ライナーノーツより抜粋)

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