HOME>烏山ロフト


1971年3月、当時26歳だった平野悠が京王線・千歳烏山のはずれにオープンした記念すべきロフトの第1号店。7坪の木造モルタル造りで、開店当時はログハウス風のジャズ喫茶だった。ジャーナリストの二木啓孝、ノンフィクション作家の生江有二、ミュージシャンの坂本龍一らが常連客で、当時、東京芸術大学の学生だった坂本は、隣駅の桐朋学園に通う女子大生のレポートを代筆する代わりに酒を奢ってもらっていたという。基本はジャズ喫茶だが時折フォークのライブが行なわれることもあり、その後のライブハウス文化の布石となる。1975年に閉店。