●“恐い顔”の持ち主としてとんねるずの番組などにも出演していた、村上竜司さんとのツーショット(WITH『BUDO-RA』真樹先生特集号)。竜司さんは「ワシの師匠は添野義三(士道館館長)、安藤昇(安藤組元組長)、真樹日佐夫、村上和彦の4人じゃ」と公言する、素晴らしいセンスの持ち主である。
 『巨人の星』『あしたのジョー』『タイガーマスク』『侍ジャイアンツ』『空手バカ一代』『愛と誠』『四角いジャングル』と、代表作を挙げていくだけでもページが埋まりそうなほど怒濤の勢いで昭和を駆け抜けていった劇画原作者・梶原一騎。
 彼の手による無闇に男気が注入された数々の作品が素晴らしいのは当然として、梶原一騎という男を死ぬ まで演じ続けた生きざま自体が素晴らしかったのは、自伝劇画『男の星座』や評伝『夕やけを見ていた男』、そしてボクも執筆した『マンガ地獄変』なんかを読んだ方なら、きっとわかっていただけることと思う。
 そんな梶原先生の一七回忌記念作品『梶原三兄弟激動昭和史 すてごろ』(奥田瑛二、哀川翔、赤井英和、内田裕也、力也、ジョニー大倉、中村愛美、浅草キッド、松方弘樹ほか出演)の公開を記念して先生の未亡人・高森篤子夫人をゲストに迎えたイベントを7月に開催したところ、観客どころか壇上の掟ポルシェ(ロマンポルシェ。)まで感動で男泣きする異常事態が発生!
 この流れで、梶原先生の実弟であり、『すてごろ』の原作と脚本と監修を手掛け、作中では大山倍達を自然体で演じた真樹日佐夫をゲストに迎えたイベント第2弾を9月のビデオ化に合わせて、行うことも急遽決定! さっそく真樹先生を取材してみたところ、大変なことになったのだ……。
 「どうせなら男気を嫌というほど感じられるシチュエーションで取材しよう!」と思い立ち、真樹先生のクルーザー・パーティー(もちろんクルーザーは真樹先生所有)へと乗り込んだ我々取材班。しかし、過去に2度ほど参加させていただいたパーティーと比べて今回は真樹先生の誕生日と重なっていたせいか、あまりにもコワモテな方々(和彫りを入れた殺気溢れる中年男性とか)が集まっていたので真樹先生になかなか近寄ることさえできず、『ルーフトップ』用の取材はあっさり断念! ただし、7月にイベントで上映するためのコメントだけはビデオで撮っておいたので、せっかくだから急遽それを掲載させていただくこととしよう。
 ……といっても、もちろんこれは単なるビデオメッセージなんかではない。なぜか途中からスペシャルゲストとして真樹先生の義兄弟でもある日本一の仁侠劇画家・村上和彦先生と、K−1でも活躍した士道館の空手家・村上竜司さん(現在は阿佐谷で『竜ちゃんラーメン』経営)を迎えたトップ3対談になるし、たっぷり酒を飲んだ後なので3人揃って会話の暴走ぶりもとんでもなさすぎるしで、ズバリ言うなら3倍お得!
 3人が同時に喋っていたりで聞き取り困難だったから会場ではほとんど流せなかったわけなんだが、そのままお蔵入りにするのはもったいので、あえて困難な聞き取り作業に挑み、活字化してみた次第なのである。
 なお、同行したはずの掟ポルシェ(ロマンポルシェ。)がやけに口数が少ないのは泥酔してダウンしていたためであり、モーヲタ界の有名人・ワル(真樹プロダクション)の口数が少ないのはビデオを回していたからなので、念のため。そんなところで、いってみよう!

●たとえ妻子(ちなみに娘さんは某メロコアバンドのヴォーカル担当!)が見ている前であろうとも、気にすることなく女子の胸を揉む真樹先生。これが男だ! そんな男にボクもなりたい……。


――今日はイベントでビデオを上映するために、ぜひとも真樹先生のコメントをいただきたいんですけど。
真樹 おい、イベントってなんだよ、豪ちゃん!
――いや、7月9日に映画『梶原三兄弟激動昭和史 すてごろ』の公開記念イベントをやるので、ぜひとも梶原一騎先生の実弟である真樹日佐夫先生のコメント上映をさせていただきたいと思いまして。それで梶原先生の誕生日でもある9月4日には、真樹先生をゲストに迎えてイベントの第2弾をぜひやりたいんですよ。
真樹 そのときも豪ちゃんがやるのか?
――ええ、よろしくお願いします!
真樹 吉田豪、豪、豪、豪、もういい加減にしろ!
――ダハハハ! どうもすいません(笑)。
真樹 吉田豪みたいな可愛い男に会ったのは10年振りなんだよ(笑)。イベントは絶対出るようにするからな。
――ありがとうございます! じゃあ、まずは映画や梶原先生について何かコメントいただきたいんですが。
真樹 梶原一騎か……。神様が許してくれたらな、俺はあと100時間ぐらい兄ちゃんと酒を飲みたいよ。
――いま梶原先生が生き返ったらですか?
真樹 でも、100時間ぐらいじゃまだ足りないな。だって、前はずっと兄ちゃんと飲んでたんだから。
――今日も朝からずっと飲んでますからね(笑)。
真樹 とにかく、兄ちゃんの思い出は筆舌に尽くしがたいよ。好きだったとか、そういうような軽々しい言葉じゃ言えないから。まあ、俺の肉体の一部だよな。
――イベントは新宿のロフトプラスワンという店でやるんですけど、新宿といえば梶原先生がぼったくりバーで暴れた後にママを逆さ吊りにして、真樹先生が股間にお酒を注いだ事件でも一部で有名ですよね(笑)。
真樹 『砂金』って店でな(笑)。新宿では昔、2000人ぐらい子分がいた親分と仲よかったんだけど、そんな男が撃たれて死んじゃって、俺はまだ生き恥を晒してる。でもね、生き恥晒してもいまの新宿を見ない方がよかったかもわかんない。いまの新宿は最悪だよ。
村上 (突然、話に割って入り)なんだよ、新宿の話してんの? 兄弟は新宿で飲まねえんだもん。「なんだ、新宿か……しょうがねえな、たまには飲むか」ってぐらいのもんで。ワシは35年、新宿で飲んでんじゃ!
――あ、村上和彦先生は昔から新宿派でしたか(笑)。
竜司 真樹先生は六本木で、もうオシャレなの。だけど村上ロイヤルファミリー(各界の大物たちも集まる、村上和彦先生率いるグループ)は新宿なんだから。
――村上竜司さんも新宿派なんですね。だけど真樹先生も昔は新宿派で、コマ劇場のアイススケート場でデートしたり、そこでチンピラと喧嘩すれば相手をシューズで蹴り飛ばして、倒れたら相手の手の上をスケートで走り抜けて指を切り落としていたんですよ(笑)。
真樹 そう。それは切ろうと思って切ったんだよ!
竜司 まだワシが生まれてないときだ(笑)。歳が2回り違うからね。ワシは20歳のとき東京に出てきたから。
――竜司さんは上京早々、新宿で痛い目に遭ったんですよね(笑)。ボコボコにされちゃったって話ですけど。
竜司 違う違う、いつもワシが新宿でボコボコにやってたんだよ(笑)。殴られたのは1回だけなんだから。
真樹 なあ、竜司! 新宿というのは要するに人間の原点であり、男のスタート地点だよ。そうだろ?
村上 それはええセリフやで、兄弟!
真樹 それで、男のあがりは銀座だ(笑)。
竜司 ワシの場合は、あがりが新宿!
村上 ……こいつはもう兄貴、銀座は向かんで。竜司は新宿がお似合いや。銀座ならワシ方が向いとるわ!
竜司 2人とも顔が新宿の顔してるじゃない、ホントに! 真樹先生も新宿ッスよ、顔が。どう見ても。
村上 そんなこと言ってるけどこいつ、新宿のキャバクラ出入り禁止なのよ。一緒に行ってビックリした!
竜司 入らしてくれねえんだもん、キャバクラ。

●梶原先生の未亡人・高森篤子夫人と真樹先生に挟まれて満面 の笑みを浮かべる、聞き手の吉田豪。9月のイベントでは好評のため第1部に篤子夫人が再登場することも緊急決定! 果 たして壇上で篤子夫人と真樹先生の絡みは実現するか?

――それって一体、何をやったせいなんですか(笑)。
竜司 「お願いします、勘弁してください」って言っても、入れてくれないんだよ。キツかったよ。それに村上先生と一緒にいると、同級生に思われちゃって。17歳ぐらい違うのになあ。それもキツかった(笑)。
――真樹先生と行くのは大体、六本木なんですか?
竜司 真樹先生とは六本木だな。
――一緒にSMクラブへ行ったりとか(笑)。
竜司 六本木の『シュガーヒル』にな(笑)。でも、あの店に最初に真樹先生を誘うたの、ワシだから。
真樹 そうなんだよ、六本木のSMクラブにな(笑)。
竜司 ワシがもともと電撃ネットワークのギュウゾウの紹介で行ったんだよね。それで面 白くて真樹先生誘ったら、真樹先生、しょっちゅう行きだして。でもワシ、そこのママに縛られちゃうから怖いんだよ(笑)。
――こないだ佐山サトルさんが暴れた店ですよね?
真樹 そうだよ。俺が居眠りしてる間になあ(笑)。
村上 おう、取材ならこれ書けよ! ワシと真樹は兄弟分や! 真樹はMやろ、村上はMやろ、M&Mや! 
――それってイニシャルじゃなくて性癖ですか(笑)。
竜司 ワシはSだよ。イジメるの好きなの。でも真樹先生は……わかんねえんだよな(真樹先生から喉元に貫き手をガンガン入れられても、気にせず)。イジメられてる可能性があって、どっちかというとホントはMなんだよ(ここで真樹先生のカカト落としも炸裂!)。
――真樹先生は「M女じゃなくて女王様をイジメるのが好きだ」って公言されてますけど、違うんですか?
真樹 そこはシークレットな部分なんだよ(笑)。
村上 なんや、M&M連合って言うたのに!
真樹 でもな、SもMも表裏一体だよ(ニヤリ)。
――なるほど! そういうことですか! 竜司 人間はどっちとも持ってんだよな。
真樹 そういうことは、俺ぐらいになってみたらわかる! みんなは、まだわかんねえんだよ!
村上 ワシなんか、SもMもようわからんもん。
竜司 打たれ強いっちゅうのは、ホントはMなんだよ。空手でも蹴られ、殴られってやってればな……。
――空手ってホント、耐えるスポーツですもんね。
竜司 ワシもどっちかなって思うときあるもん。
村上 こいつ、嫁にイジメられてんだもん。
竜司 それ、怖いからやめてください(笑)。
――奥さん、最近も空手の大会で優勝してましたね。
竜司 そうそう、怖いんだよ。嫁はん、Sだもん。
――じゃあ、竜司さんもMじゃないですか(笑)。
竜司 (真樹先生の貫き手を喉元にバシバシ入れられながら)いて、いてっ! そうかもわかんない。
真樹 お前、Mだよ!
竜司 (首をかしげて)ん〜〜……、まあ、殴られて耐えられるっちゅうのは、Mっ気もあるんやろ。 ――それが男の世界ってわけですからね。
竜司 男の世界、うん。
村上 ちゃんと書いとけよ!
竜司 人前で見せるのは好きじゃないだけで心の中ではMかもわかんない。自分をイジメるのが好きだから。
――耐えて、耐えて、自分を追い込むわけですからね。
竜司 でも、さすがに真樹先生には負けるけど。
――梶原先生にもそういう趣味はあったんですか? 
真樹 兄ちゃんは変態だったなあ……。
――ダハハハ(拍手)! やっぱりそうでしたか(笑)。
真樹 なんだよ、豪ちゃん! その拍手は(笑)。まあ、兄ちゃんのことを変態っていうのもおかしいけどさ。
竜司 『カラテ地獄変』(中城健)とか、すごかったよ。
――ホント、完全にSMでしたもんね。
竜司 あれ見て興奮したもん、10代の頃。金網の上に水着の女を立たせて、火あぶりにしたりさあ……。
真樹 そういう発想がな、理屈ではわかるけど(笑)。
竜司 あれはすごいよ! 考えらんねえもん。
――ただ、真樹先生の作品もSM描写は他の追随を許さないし、それでいて異常に生々しいですよね(笑)。
真樹 あのね、黒帯は女を縛るためにあるんだよ!
――ダハハハ! そうだったんですか!
真樹 白い帯で女の体縛っても、全然面白くないの。やっぱり女の白い肌に黒い帯が絡まってないと。
竜司 そう! 帯っていうのは、胴衣を縛るためにあるんじゃないんだよ。それに、真樹先生の縛りは早えんだよ。アッと言う間に動けなくしちゃうんだから。
真樹 おいおい、これは取材じゃねえのかよ(苦笑)。
――あと、真樹先生の代表作『けものみち』(影丸譲也/秋田書店)に、主人公が相手のボス(男)をレイプして「男は一度とことんぶざまさを曝け出すと女より従順になっちまうもんでな。敵対組織のボスを攫って犯す手口が、アメリカあたりじゃ珍しくないのさ」ってつぶやく、壮絶なシーンがありましたよね。

●7月のイベント終了後、会場に来ていた梶原先生の息子さん&娘さんも含めて記念写 真を撮る出演者一同(篤子夫人、吉田豪、掟ポルシェ、ワル、虎牙文規)。生きててよかった! まさに男冥利!

真樹 向こうのギャングの世界じゃ当たり前だよ。相手のボスをさらって、こっちのボスがレイプするのは。
――真樹先生にも、そういう経験はありますか?
真樹 俺は少年院では何回もヤッたことあるけどな。
――あ、少年院でヤッてたんですか!
真樹 女がいりゃ女の方がいいに決まってるけど、女がいないから、泣く泣く、手つかずのお尻をさ(笑)。
竜司 そんなのワシだってヤられてるんだよ、真樹先生には。「(真樹ボイスで)りゅうじぃ〜っ!」って。
真樹 なんで俺がこいつとヤるんだよ!
竜司 何ごとも経験だよ! 冗談だけどな(笑)。
――当たり前ですよ(笑)。洒落になんないです!
竜司 まあ、新宿2丁目は修行の場! ワシも若いときはしょっちゅう行ってたよ。それは村上先生もね。 村上 いや、ワシは歌舞伎町や。2丁目行ってもオモロないもん。ただ、ワシも男もいったけどな。「男なの?」「はい、男です」「ちゃんとヤれるか?」「ちゃんとします」言うから、「いい男だなあ」言うて(笑)。
――みんな、経験としてヤってるものなんですねえ。
村上 そりゃそうや! なんでも経験しないと。
竜司 ワシも5人ヤッたよ。全部ミスターレディとだよ。ホモと違うから。そうやないとムラムラこないよ。
掟ポルシェ それって、尺八だったんですか?
竜司 尺八。あいつら尺八はうまいから。だけどアナルは汚いよ(笑)。彼女のアナルは入れるけどな。
真樹 きれいなアナルなんかねえだろ!
竜司 男のは気持ち悪い。ミスターレディはいいよ。男のツボを知ってんだよ。女よりずっと知ってんの。
――なるほど、勉強になりました。まだまだケツが青くてケツの穴の小さなボクらも頑張ろうと思います!
真樹 梶原にしてもそういったことを色々経験してきた上で、ああいう素晴らしい作品を残したわけだからな。キミたちも失敗を恐れないで、やってみないと。
――わかりました! あと、さっき真樹先生は奥さんと娘さんが見ているのに、堂々と女性の胸を揉まれてたじゃないですか。「なぜそれができるんだろう?」って、そのオープンさにもホント感動したんですよ!
真樹 まあ、それが歴史ってもんだよな(ニヤリ)。
――ダハハハハハ! 9月4日も期待してます!


◆9月4日(木)
18:30開場/19:30開演 @新宿ロフトプラスワン
『すてごろ』ビデオリリース記念 「男の星座を受け止めろ!2」 〜梶原一騎生誕祭〜

この機に盃を交わそうではないですか。たぶん、人の優しさの最終の果ては想いを胸に込め、忘れぬ こと。強く梶原先生を抱くあの人たちと時を過ごしましょう! 豪ちゃんが、振る舞いケーキを!
【Guest】真樹日佐夫
【出演】吉田豪、掟ポルシェ、ワル

そして『すてごろ』は 9/25よりレンタル開始!


【特別ゲスト 村上和彦先生が梶原一騎を語る】

●平成13年12月27日、朝堂院大覚総裁が間に入って兄弟盃を酌み交わした偉大な男2人。なお、村上和彦先生の劇画は『現代やくざ・盃返します』(主演/菅原文太、『昭和極道史』(主演・梅宮辰夫)、『首領への道』など、多数映画化されている(Vシネマも入れれば100作前後!)ので男なら必見だ!

――村上先生は梶原先生と接点ってあったんですか?
●ない(キッパリ)! ただ、ワシがデビューして半年ぐらいして、『週刊現代』の編集者に「梶原一騎と組む気ありますか?」言われて。ワシはヤクザ物しか描く気なかったのよ。それでも天下の梶原一騎と組むってすごいことやから、編集者に「お願いします」って言うたら、OK出した途端にキャンセルしてよ。
――え〜っ? もったいない話ですねえ……。
●それも「梶原一騎がノー言うた」って。なんでや思うたら、「あいつの絵はさいとう・たかをみたいだからノーだ」言うて。だから梶原一騎はワシの敵や!
――ダハハハハ! そんな因縁があったんですか!
●ところが、それから年月が経って、いまじゃワシも梶原一騎の弟と兄弟船や。オモロい人生やろ。
――面白いですねえ(笑)。
●ワシも真樹に1回だけ言うたことありますよ。「こんなことあったんよ。あんたの兄貴に」って。梶原一騎に「ノー」と言われて、このクソガキ思うて、ワシは極道しか描かないって極道を35年描いてきてな。
――それから見事なまでに極道一筋ですもんね。
●これが当然だとは思うし、一騎をバネにしたって能書き言うのも嫌やしさ。「このクソガキ」思うたもん。いまでも思うとるもん。梶原一騎? この野郎! ワル 村上プロがまだ八千代にあった頃ですか? 村上 そう、八千代やったな。なんで知ってんの?
――ボクらはマニアですから(笑)。
●ホントそういうことがあったんや。そしたら梶原一騎、プロレスの興行もしてたやろ? 八千代の悪いのに、「梶原一騎ならいつでも呼んだら来るから、1回会わせましょうか? いつでも。夜中でも来ますよ」って飲んどるとき言われたんよ。でも、そりゃ梶原一騎も来ないのはわかっとるし、そうするとお互いの顔が潰れるから「いやいや、大丈夫ですよ」言うて。これで「呼べ」言うたら、大変なことになるでしょ。
――余計な火種になっちゃいますからね。
●ワシもな、気イ使うわ! それを添野(義三、士道館館長)に言うたら、怒ったもんなあ(笑)。
――梶原先生を最後まで支えた人でしたからね。
●そういう時代を経て、今日の真樹との関係があるわけ。いま真樹とはワシは兄弟分で、ワシが一歩下がって弟分になっとるけど、それでええと思うよ。
――お2人の兄弟盃披露パーティーにも行きましたけど、最高でしたよ! なぜか警察は大量 に来て厳重にチェックしてるし、立会人の朝堂院大覚総裁が……。
●朝堂院大覚はワシの兄貴分や!
――朝堂院大覚総裁は、マイケル・ジャクソンとも親交が深いことで知られている右翼の大物ですよね(笑)。
●あの人は、いいポリシーを持ってるんよ。でも、ワシのポリシーは妻妾同衾だから。いつかは嫁はんと妾と一緒に住みたいんよ! それに憧れるがな!
――男の誰もが憧れる世界ですよね。
●そこなんよ。ワシも日々努力しとるけど(笑)。最終的に男はやっぱり妻妾同衾じゃ、お前、コラ!
――気持ちは非常によくわかります(笑)。真樹先生も村上先生もいちいち素晴らしいですよ、ホントに!
●ワシはどうでもええけど。真樹は素晴らしい!
――梶原先生とは揉めたけど、真樹先生は(笑)。
●梶原一騎? あんなもんどうでもええわ!
――ダハハハ! 
●しつこいやろ?
――面白いから問題なしです(笑)。