2015年7月

07(火)

『おもろいヤツが、よのなか変える!~路上生活、動物福祉、LGBT、風俗…、大阪ソーシャルデザイン全員集合!』


OPEN 18:30 / START 19:30

予約¥1,000/ 当日¥1,200(共に飲食代別)※要1オーダー500円以上
※学生は追加1ドリンク無料(帰りの精算時に学生証の提示で)
ご予約は電話予約にて予約開始!
※ご入場は店頭電話予約→当日の順となります。
電話→ 06-6211-5592(16時~24時)

新刊『よのなかを変える技術 14歳からのソーシャルデザイン』(河出書房新社)の発売記念トークとして、大阪周辺で活躍するソーシャルデザインの担い手たちとトークライブを開催します。

2014年末の衆院選も投票率が戦後最低だったが、統一地方選前半戦の10道県知事選と41道府県議選で、平均の投票率がそれぞれ過去最低になった。

「どこの政党や候補者に投票しても、よのなか、変わらないよ」
「みんな中くらい満足してるんだから、『良い国』なんじゃないの?」

でも、そんな冷めた声では救われず、深刻な社会的課題に苦しんでる人たちはたくさんいる。

路上生活者や生保受給者になると、仕事が無く、なかなか自立できない。
保健所での動物殺処分を減らしたいのに、どうすればいいかわからない。
LGBTなどのマイノリティ属性なので、結婚も将来も不安…。

そこで、世界中に既存の「よのなかの仕組み」を民間から塗り替え、もっと生きやすい社会を作ろうとしている人たちが増えてきた。

それが、ビジネスによる画期的な解決手法で新しい価値観をよのなかに普及・定着していこうとしている社会起業家であり、彼らの社会設計を「ソーシャルデザイン」という。

そこで、「トークライブ居酒屋」としてどんな話題もカジュアルに尋ねられる雰囲気をもったロフトプラスワンWESTに、大阪周辺でソーシャルデザインを手がける人たちを集め、観客から率直な質問を受け付け、ソーシャルデザインの面白さに気づいてもらうチャンスを作ろうと思った。

【出演者】
●NPO法人 Homedoor
ホームレス状態を生み出さない日本の社会構造をつくるべく2010年から大阪で活動しているNPO法人。
路上生活中の人や生活保護受給者に就労の場を提供するシェアサイクル事業「HUBchari」や大阪市内での夜回り活動「ホムパト」を中心に10の事業を展開中。
http://www.homedoor.org/

●NPO法人 虹色ダイバーシティ
LGBT当事者を中心に多様性への理解を浸透させるため、淀川区のLGBT支援事業を委託したり、日立製作所など大企業への研修を増やしている。
「Googleインパクトチャレンジ賞」では2500万円とETIC.による支援を受賞。
http://www.nijiirodiversity.jp/

●NPO法人 ラブファイブ
「動物殺処分ゼロ」を目指し、別法人が事業化している保護犬カフェへ保護した動物を移動。
2号店として保護犬・保護猫カフェ (寺田町店)や、保護犬ショップ(奈良)も開業。
http://alternas.jp/joy/date/50619
http://lovefive.net/

●NPO法人 ソーシャルエンタープライズグループ
聴覚障がい者向けのバリアフリー情報サイトを構築するプロジェクトを進めている。
上杉賢郷・代表は、両親がともに聴覚障がい者。さまざまな商店に筆談対応を可能にしてもらえるよう、「コミミケーションポスター」と名付けた専用のポスターを作成し、店の表に掲示するアイデアを思い付き、クラウドファンディングで資金を調達した。
http://www.alterna.co.jp/13676

●SWASH(スォッシュ)
主にセックスワーカーとして働く人たちが安全・健康に働けることを目指して活動しているグループ。
メンバーはセックスワーカーとそのサポーターで構成されており、現在は特にHIVなどの性感染症対策に焦点をあてて活動している。
風俗で働く当事者が主体となって活動している、日本では数少ない団体の一つ。
http://swashweb.sakura.ne.jp/

●泉州・精神障害者倶楽部・青い鳥
岸和田にある「泉州・精神障害者倶楽部・青い鳥」では、「精神障害者」当事者であることを明らかにして情宣活動を行ってきた。
精神障害者が皆さんに呼び掛ける「ふれ愛サロン」も連続開催、107回を超える。
「ふれ愛プロジェクト」として綿菓子の製造販売、震災を風化させないため、阪神から被災地東北へ孤独死を防ぐ活躍をした「コミュニケーション麻雀」も実施し、岸和田を元気にする物産展なども行っている。
2016年4月1日施行の「障害者差別解消法」を必要としないまちを共に作り上げるのが目標。
https://www.city.kishiwada.osaka.jp/site/kyoudou/aoitori.html
http://b.volunteer-platform.org/volunteer/4476/

●元高校生社長「和」(なごみ)代表・小幡和輝
3歳から15歳まで「ネトゲ廃人」として12年間もひきこもり、不登校を続けていたが、高校の夜間部に入ってから、地元・和歌山のシャッター通りの商店街で高校生向けのカフェでイベントを手がける「高校生社長」として起業。
大学生になってからは、県内の高校生たち500人を組織して「和歌山学生合同文化祭」を主催し、ほりえもんやLINEの社長・森川亮さんなどの講演会を和歌山で50回ほど主催。
劣等感を強みにして、和歌山の地域活性における若手のキーマンとして活躍中。現在20歳。
http://ameblo.jp/obakazuwakayama/
https://www.youtube.com/watch?t=750&v=ByUEm_ysyN0

●今一生
ライター、編集者。1997年、Create Media名義で『日本一醜い親への手紙』を編集。最近は、虐待や自殺、家出など深刻な社会的課題を解決するソーシャルビジネス/ソーシャルデザインを取材。最新刊は『よのなかを変える技術 14歳からのソーシャルデザイン入門』(河出書房新社)。
http://www.createmedia.co.jp/profile/img/profile-web.pdf

他にも、続々と参加団体が増えています。
決定次第、情報を追加します。

(写真左から Homedoor・川口加奈、SWASH・要友紀子、虹色ダイバーシティ・村木真紀、ライター・今一生)