2013年11月

08(金)

ザ・グレート・サスケ トークライブ Vol.5

『こんな僕でも社長になれた』

OPEN 18:30 / START 19:30

前売¥1500 / 当日¥2000(共に飲食代別)
※前売券はローソンチケットにて10/19(土)AM10:00より発売!
【Lコード:37389】

【出演】ザ・グレート・サスケ
【Guest】家入一真(連続実業家)、大川竜弥(無職)

ザ・グレート・サスケのトークライブシリーズ第5弾!
今回の対談相手は実業家、家入一真氏! 株式会社paperboy&co.を創業、29歳の時にジャスダック市場へ最年少で上場。
プロレス界とWeb会による異色対談! おそらく最初で最後の組み合わせ! 絶対必見!!!

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深夜の部

OPEN 24:00 / START 24:30

前売¥1500 / 当日¥2000(共に飲食代別)
※前売は10/18(金)よりローソンチケット【Lコード:37372】、
ロフトプラスワンウェブ予約 ⇒ http://bit.ly/1a95CLZ にて受付中!!

いま、最先端のクリエイティビティとは何か?
たとえば2013年にヴェネツィア・ビエンナーレで金獅子賞を受賞したティノ・セーガルの作品である「This is New」。美術館の案内係がその日の新聞の見出しを来館者に言う、という「はたしてこれはアートか?」と理解し難い作品が、なぜ、いま現代アートを代表する作品といわれるのか?
トークイベントという形式のなかで、いま、最も刺激的なアーティストたちが自身の作品のプレゼンテーションを行い、アートの本質や新たな可能性について議論します。
あなたの感度は、テン年代の表現についてこれるか?

【出演】 山川冬樹(骨伝導マイクで演奏)
     岩井優(清掃及び洗浄作業)
     アサダワタル(DJ話芸家元)
     丹羽良徳(水たまりAを水たまりBに移しかえる)
【司会】 西田篤史(EDITORIAL PRODUCTION 451℃ 代表)
【アシスタント】 ホンマエリ(キュンチョメ)

○出演者プロフィール
・山川冬樹 [http://fuyuki.org/]
ホーメイ歌手/アーティスト。声と身体を扱った表現で、音楽、現代美術、舞台芸術の分野で活動。電子聴診器を用いて心音を増幅してみせるパフォーマンスや、骨伝導マイクで頭蓋骨の共鳴を増幅したパフォーマンスで、ヴェネツィア・ビエンナーレ、フジロック・フェスティバル、国内外のノイズ/即興音楽シーンなど、ジャンルを横断しながらこれまでに15カ国でパフォーマンスを行う。また一人で同時に二つの声で歌うと言われる、アジア中央部の伝統歌唱「ホーメイ」の名手として知られ、2003年ロシア連邦トゥバ共和国で開催された「ユネスコ主催 第4回国際ホーメイフェスティバル」では「アヴァンギャルド賞」を受賞。現代美術の分野では、個人と社会の記憶が交差するインスタレーション「The Voice-over」(2008)を発表。同作品はは東京都現代美術館にコレクションされている。また2011年1月1日より自らが発声する「パ」という音節の所有権を、一人のアートコレクターに100万円で販売することで成立するパフォーマンス、『「パ」日誌メント』を開始。以降一切「パ」と発音することなく日々を暮らしている。

・岩井優 [http://masaruiwai.com]
1975年京都生まれ。2009年東京藝術大学美術研究科後期博士課程修了。これまで「クリーナーズ・ハイ」というテーマで、清掃/ごみを作品制作に持ち込んでいる。インスタレーション、映像、パフォーマンスなど多岐に渡る表現媒体を用いて、私たちの暮らしにある清潔/浄化への欲望を、矛先をずらしながら示し、循環的な営みを問い直している。水槽内で食材や身の回りの物を次々に洗っていく「Galaxy wash」(2008)のように身近なものから、カンボジアのスラムの住民が初めて共同/協働で自らが住むビルを清掃する「ホワイトビル・ウォッシング」(2012)のように、場所や地域と結びついたものまで世界各地で展開している。主な展覧会に「Maintenance Required」(The Kithcen、NY、2013)、「Now Japan」(KAdE、オランダ、2013) 「六本木アートナイト2013」、「Slow, down.」(Art Center Onging、東京、2011)、「袋小路のミューテーション」(3331 Gallery、東京、2011)、「Dancing Cleansing」(タクロウソメヤ・コンテンポラリーアート、東京、2011)、「Tokyo story」(トーキョーワンダーサイト渋谷2012)、「Re:membering – Next of Japan」(Alternative space LOOP、韓国、2009)、など多数。

・アサダワタル [http://kotoami.org/]
"日常編集家"という名の放浪芸人。1979年大阪生まれ。公私の狭間、異分野間を漂泊しながら、既存の価値観を再編集する表現を、文章、音楽、プロジェクトを通じて創作する。 2002年、バンド 越後屋のドラマーとして、くるりプロデュースレーベル「NOISE McCARTNEY RECORDS」から2枚のCDをリリースしバンドは解散。2003年以降、ソロ名義の大和川レコード、ユニット SjQ (HEADZ)でのライブやCM・映画での演奏活動を行う。その後、表現活動を"音"から"場/事"に拡張し、各地域に滞在しながら行うコミュニティプロジェクトの構想演出、教育・福祉現場における音楽ワークショップの実施、それらに纏わる文筆活動を開始。近年は自宅の一部を他者に開放する「住み開き」を提唱。著書に『住み開き 家から始めるコミュニティ』(筑摩書房)『編集進化論 editするのは誰か?』、『クリエイティブ・コミュニティ・デザイン』(共にフィルムアート社、共著)、および「マガジン航」(ボイジャー)「学芸カフェ」(学芸出版社)など各メディアにて連載中。これまで神戸女学院大学キャリアデザインプログラム(2010年〜現在)、立命館大学映像学部(2011)、九州大学工学部(2012)プール学院大学国際文化学部(2013年〜現在)などで講師。2013年より滋賀県立大学大学院環境科学研究科博士後期課程に在籍し、芸能的観点から生活文化としての音楽のあり方とその担い手の生き方について研究中。

・丹羽良徳 [http://www.niwa-staff.org/]
1982年愛知県生まれ。多摩美術大学映像演劇学科卒。不可能性と交換を主軸とした行為や企てを路上などの公共空間で試みることで、社会や歴史へ介入する作品を制作。多くの場合は、交渉の失敗や他者からの反応などを含めたプロジェクトの一部始終を収めたヴィデオ記録を展示している。東ベルリンの水たまりを西ベルリンに口で移しかえる「水たまりAを水たまりBに移しかえる」(2004)など肉体を酷使した不毛な交換行為に始まり、震災直後の反原発デモをひとりで逆走する「デモ行進を逆走する」(2011)や都市の抗議活動を無関係な観光地まで延長させた「首相官邸前から富士山頂上までデモ行進する」(2012)など自身の状況を転置することで眼に見える現実を解体し、「公共性」という幻想のシステムの彼岸を露出させる新たな物語を作り出す。近年は共産主義の歴史への興味から社会主義者を胴上げしようと現地の共産党で交渉する「ルーマニアで社会主義者を胴上げする」(2010)やソビエトが解体されたロシアの一般家庭を訪問してレーニンを捜し続ける「モスクワのアパートメントでウラジーミル・レーニンを捜す」(2012)など移り行く国家や歴史の一端を往来するプロジェクトに展開している。

・ホンマエリ(キュンチョメ) [http://kyunchome.main.jp/]
最近メキメキと展覧会に呼ばれている男女ふたり組・キュンチョメの元気な方。。ゲリラ的に野外でつくられる作品が有名だが、展覧会場入口に設置された花壇(花を踏んでいかないと会場に行けない)、展示会場ならではなモチーフを探し集めてガチャポンにする作品など、サイトスペシフィックかつ強烈に倫理や記憶に訴えかける作品も多い。TATでは経団連のビルが見える14階の窓に「無職」と書するなど、社会的なモチーフと遊び心もかなりの特徴。

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