2017年6月

10(土)

昼の部

声に出して読みたい児童虐待 ~日本一醜い親への手紙から


OPEN 12:00 / START 12:30

料金 ¥2000(飲食代別)
※下記チケット予約フォームより

このイベントの予約は締めきりました。

親から虐待された当事者100人の「親への手紙」を1冊にまとめて本にした『日本一醜い親への手紙』が1997年に出版され、20年が経った。
しかし、年間の児童虐待の相談件数は、1990年からの25年間で100倍に増え、10万件を突破している。

そこで2017年の今年、新たに「親への手紙」を公募し、『新編 日本一醜い親への手紙』(仮題)を制作するため、現在、前払い購入と寄付による資金調達を始めている。
その一環として、久々に新宿でイベントを開催する。

このイベントでは、今春にニッポン放送から独立したプロのアナウンサー・松本秀夫さんを迎え、20年前の『日本一醜い親への手紙』の朗読を聴きながら、児童虐待の深刻さを改めてみなさんと考えてみたい。

また、小島慶子さんから安倍総理まで、著名人の生い立ちにまつわる本から引用し、一生つきまとう親からの虐待の恐ろしさについて、その社会的影響の大きさを分かち合いたい。

僕と『棄国子女』(春秋社)の作家・片岡恭子さんの2人語りを中心に、『新編 日本一醜い親への手紙』の進行具合の発表や、虐待本の朗読、お客席さんとのお悩み相談、会場での資金調達などを予定している。

まだ、ほぼ1ヶ月前なので、飛び入り㊙ゲストも!?
終了後には、イベント参加者のみが参加できるオフ会(新宿界隈のカフェでお茶会)も予定しているので、今から友人・知人を誘って予定に入れておいてほしい。

できれば、企業の経営者のみなさまにも気軽に足を運んでいただきたい。
親を制し、児童虐待を減らせるのは、親が勤める「職場の力」だけなので。

【出演】
今一生(ライター・編集者。『日本一醜い親への手紙』企画・編集者)
片岡恭子(フリーライター&プロ・バックパッカー ※下記写真の撮影:常見藤代)
松本秀夫(『ショウアップナイター』元ニッポン放送アナウンサー)

菅野久美子◎ノンフィクション・ライター
最新刊は、『孤独死大国 予備軍1000万人時代のリアル』(双葉社)。著書に『事故物件めぐりをしてきました』(彩図社)などがある。孤独死や特殊清掃の現場にスポットを当てた記事を『日刊SPA!』や『週刊実話ザ・タブー』などに寄稿。
6月3日に『弁護士ドットコムニュース』で配信した児童虐待の当事者とその後の生活を追ったルポルタージュ記事が話題となり、yahooニュースのアクセスランキング2位となる。
現在、児童虐待をテーマにweb媒体で取材、執筆中。