2017年3月

12(日)

昼の部

劇伴倶楽部presents《SOUNDTRACK QUEST》

「渡辺宙明トークライブ Part10 ~宙明サウンドのディープな世界~」


OPEN 12:00 / START 13:00

前売¥2,100/当日¥2,400(共に飲食代別・要1オーダー500円以上)
※当日券あります!ご来場お待ちしております!
※前売チケットはe+にて「2/4(土)正午12:00~」発売開始!
“LoftA
ファミリーマートのFamiポートでも購入して頂けます。

【出演】
渡辺宙明、腹巻猫、不破了三

『秘密戦隊ゴレンジャー』『マジンガーZ』『宇宙刑事ギャバン』などの音楽を手がけたヒーロー・アクション音楽の巨匠、作曲家・渡辺宙明のトークライブ第10弾!

2017年も、『透明ドリちゃん オリジナル・サウンドトラック』発売(1月25日)、『宇宙刑事ギャバン』Blu-ray BOX発売(1月11日BOX-1、3月8日BOX-2)、「渡辺宙明スペシャルコンサート」開催(3月4日)、宇宙刑事が登場するVシネマ『スペーススクワッド』公開(6月17日上映開始)など、渡辺宙明サウンドが熱い!

91歳を超えてなお創作意欲旺盛な渡辺宙明先生に名曲誕生秘話や近況をうかがいます。

○最新リリース作品を語る
2017年になってもぞくぞくリリースされる渡辺宙明作品。
待望の『透明ドリちゃん』(1月25日発売)に続き、熱心な渡辺宙明ファンもタイトルしか聞いたことがないというレア作品『ガードドッグ』(1970年放送/TV映画)、『おーい!太陽っ子』(1973放送/TVドキュメンタリー)のサントラ発売が決定! この3タイトルの音楽と作品の想い出をうかがいます。

※『ガードドッグ』と『おーい!太陽っ子』は「渡辺宙明コレクション ガードドッグ/おーい!太陽っ子」のタイトルで《SOUNDTRACK PUB》レーベルより3月22日発売(2枚組/定価¥3,500+税)。会場購入特典付きで先行販売します(なお、Amazonでの販売は少し先になります)。

○メロディ作りの秘密
聴く者の心をとらえる魅力的なメロディはどのように生み出されるのか? メロディを生かすために歌詞に手を加えることがあるのか? 「鋼鉄ジーグのうた」のオリジナル歌詞原稿と完成曲の歌詞を比較しながら、渡辺宙明独自のメロディ作りの秘密に迫ります。

○宙明サウンド解析「ラテン音楽編」
宙明サウンドの肝は、自然に体が動きだし、踊りたくなるようなリズム! 本トークライブでもジャズやディスコなど宙明サウンドのルーツとなった音楽に焦点を当ててきましたが、今回はラテン音楽に着目します。
ロックよりも、ジャズよりも前に日本のポピュラー音楽に絶大な影響を及ぼしてきたラテン音楽。宙明サウンドにもそのラテン音楽の血が脈々と流れているのです。ラテン・ピアノの第一人者として活躍した松岡直也氏(1937-2014)が渡辺宙明作品の多くにピアノ/キーボード奏者として参加していたことからも、宙明サウンドに流れるラテンの血の濃さが想像できるでしょう。実例を挙げつつ、宙明サウンドの源流に迫ります。渡辺宙明お気に入りのラテン音楽の紹介や録音に使われたラテン・パーカッションの紹介なども。お楽しみに!

渡辺宙明(わたなべ ちゅうめい/本名は“みちあき”)
作曲家。1925年生まれ、愛知県名古屋市出身。
1956年『人形佐七捕物帖 妖艶六死美人』で映画音楽デビュー。数々の映画、TVドラマの音楽を手がける。
1972年『人造人間キカイダー』『マジンガーZ』の音楽を担当したのが転機となり、以降、『グレートマジンガー』(1974)、『秘密戦隊ゴレンジャー』(1975)、『鋼鉄ジーグ』(1976)、『大鉄人17』(1977)、『電子戦隊デンジマン』(1980)、『最強ロボ ダイオージャ』(1981)、『宇宙刑事ギャバン』(1982)、『光速電神アルベガス』(1983)など、 数々のアニメ、特撮番組の音楽で子どもたちを魅了した。2000年代に入ってもアニメ『神魂合体ゴーダンナー!!』(2003)や映画『宇宙刑事ギャバン THE MOVIE』(2012)等の音楽を手がけて活躍。
近作にVシネマ「宇宙刑事 NEXT GENERATION」(2014)、アニメ『俺、ツインテールになります。』挿入歌「テイルオン!ツインテイルズ」(2014)、特撮ドラマ『20世紀未来 ロボット防衛隊 テデロス』主題歌「永遠のテデロス」(2015)、ラジオ『仮面ラジレンジャー』主題歌「Shake Hands」(2016)などがある。