男と女がいるように、この世には映像と音楽がある。相反するが故に求め合い、一つになろうとする。その二つの共鳴はビッグバンとなり幾度も、そして、幾千もの人々に感動という灼熱のフレアを注いできた。私たち『許されざる映画祭』実行委員会は化学反応の領域を超えようとカラダにムチ打ち吟味した。そしてある手段に到達する。探し当てた唯一の手段。それが・・・『こだわり to the 生』なのだ。『生』が『生』であるために。そして、より『生』らしくあるために。なまめかしくも輝かしい関係。映像クリエイター集団とミュージシャン達との熱き情事がここに勃発する。映像と音楽の生々しい関係をとくとご覧頂こう。
<上映作品>
・『微熱探偵ガンジー』(30分)
制作・・・パンデモニウモ
監督・脚本・・・大森瑞生×加藤綾佳×後藤一樹×齋藤悠哉
音楽・・・映画美学校・音楽美学講座
出演・・・山科圭太、神谷智史
大都会の地下深くに事務所を構え、滅多に表に出ることのない探偵、ガンジーこと願寺州川ヒロシ。そんな彼の元に新たな依頼が舞い込んできた。道端の変死体、住民同士のトラブル、噛み合わない証言。微熱=閃きのガンジーは腋に体温計を挿しはじめた。37℃の音楽が事件を解決に導く。
・『せつとクリス』(35分)
監督・脚本・・・早川恵介
音楽・・・手塚幸
出演・・・中村摂、栗栖聖樹
売れない女優せつと、売れないミュージシャンのクリス。そんな二人の前に現れたイケメンIT社長の京也と謎の美女ナオミ。やがてせつとクリスは転機を迎えることになる。二人にとって『本当の幸せ』とは一体何なのか?物語に欠かせない手塚幸の淡く切ない歌声と音楽。笑いあり涙ありの人情喜劇。
・『おくりびと2』(30分)
制作・・・3410film
監督・・・安中裕春
脚本・・・城崎純平
音楽・・・道下保大
出演・・・城崎純平、道下保大、矢田かほり
人を天国に送る上で重要な式である「納棺」の儀。近年では映画にもなり大きな反響を呼んだことも記憶に新しい。そのオマージュ版を現在最も注目される3410filmが制作。「おくる人」と「おくられる人」・・・、人それぞれに静粛な「おくり方」が存在する。最後のシーンではハンカチのご用意を・・・。
- TICKET
- 前売予約は下記WEB予約にて受付中
http://www.loft-prj.co.jp/lofta/reservation/reservation.php?show_number=141
