2013年9月

20(金)

深夜の部

第一回 東京電撃映画祭

ボンクラ親父によるボンクラ親父のためのボンクラ親父のエクストリーム映画の祭典


OPEN 24:00 / START 24:30

前売¥2,500 / 当日¥3,000(共に飲食代別)
前売はローソンチケットおよび阿佐ヶ谷ロフトWEB予約にて8/17(日)発売!
・ローソンチケットLコード:34929
阿佐ヶ谷ロフトWEB予約ページ

ご入場は、ローソンチケットの方→WEB予約の方→当日券の方、の順番となります。

※このイベントは都条例により18歳未満の方の入場はできません。
御来場者は当日入場の際に年齢の確認できる身分証(免許証、学生証、社員証、パスポートなど公共機関が発行する証明書)の提示が全員必要となります。未成年者へのアルコールの販売も固くお断りします。

【上映作品】
●関東圏プレミア上映
「尼寺~姦淫姉妹~」
監督 友松直之
出演 緒川凛 若林美保 あん 森羅万象

●特集・石川二郎
「海浜警邏隊ピーチ&チェリー」
監督 石川二郎
出演 川渕かおり 田口実佳 稲葉凌一

「ターミネーター斬(KILL)」
監督 石川二郎
出演 亜紗美 吉岡睦雄 ホリケン。 金子弘幸

「風を追いかけて」
監督 石川二郎
出演 愛染恭子

【トークゲスト】
緒川凛 亜紗美 若林美保 小司あん
稲葉凌一 淺野潤一郎 近藤佳徳 早瀬重希
友松直之 石川二郎

【サンダーボルト・ガールズ】
衣緒菜 菅野いちは and more!!

●そのようなわけで、エロVシネマなどの低予算商業映画の自作をネタにして、不定期に上映イベントを開催している俺友松であるが、せっかくだから不定期なりに定期的にやろうかと思い立ち、実行する運びとなった。実行には名前がいる。そんなわけで俺とアウトサイド代表石川二郎とボンクラ親父代表杉本シン氏と高野くんとむつみちゃんと激論を戦わせて考えた結果「東京電撃映画祭」と名付けるに至った。もちろんこれは知る人ぞ知る、杉本氏と並ぶボンクラ親父の通称「電撃チャック」にあやかっているが、まあ適当に思いついた割にはなかなかいい名前じゃないか。低予算Vシネマというものは、陽の目を見る機会が本当に少ない。まず情報が少な過ぎてそんな作品があったことも誰も知らない。観ればなかなか面白いのに誰も観ない。いや、誰もということはないのだろうが、なかなか観ない。観る機会がない。どこに行けば観られるのかもわからない。まあ深夜のCSで人知れず放送されていたり、レンタル店の大型ショップ店頭に百花繚乱のごとく溢れかえっているにはいるのだが、口コミを聞いたり、店頭でパッケージを見かけて面白そうだったりして、今度借りようと思っていると、次に行った時にはすでに撤去されていて結局レンタルするひまもないとか、かけ流しにCSを観ていて、あ、面白そうだと思っても、すでにエンディングが近かったりする。そういう経験のある人も多いのではないか。まさに一期一会であり、その中の隠れた名作に遭遇するのは大変難しいと言わねばならない。ああ、もったいなやもったいなや。それではとばかりに新旧取り混ぜて発掘した低予算商業映画の名作をどんどん上映してこましてやろうというのが本イベント「東京電撃映画祭」の趣旨である。ああ、こんなに面白い作品が人知れず存在していたのかとびっくり仰天すること受け合いである。いや、実を言うと発掘もなにも、俺作品をはじめとする身内仲間内作品をかけて遊ぼうというだけであって、業界内での広がりは全然ない。それと言うのも、まがいなりにも商業作品であるからしてイベント上映にも著作権がからむ。この手の低予算作品はたいてい監督著作権は放棄させられていて、販社が権利を独占所有しており、いかに監督本人であろうとも無断で上映はできない。まあ趣旨を説明して担当の販社社員プロデューサーに渡りをつければ邪魔だてされることもそうそうないのだが、それにしてもそのような七面倒臭い上映交渉を他人の作品の為にやる気はない。まあ自分作品であるからこそ交渉も簡易的なもので済むという事情もあるが。だいたい友達が少なく、同業者の知り合いもほとんどいない俺がやるのであるから、毎回身内作品ばかり上映することになるかもしれないが、それもご愛嬌であろう。どうか「東京電撃映画祭」の隠れた名作発掘上映という趣旨に賛同する同業者の皆様におかれましては、「あ、俺のも上映して」と挙手願いたい。販社との上映交渉を済ませた作品なら、いつでも大歓迎で上映させていただく。さて、記念すべき「東京電撃映画祭」第一回たる今回は、まず俺新作「尼寺~姦淫姉妹」を上映する。グラビアからヌード女優に鮮やかに転身したかの緒川凛の主演で先頃完成したばかりの本作は今月より新東宝配給で全国の成人映画館で公開されるが、契約上映館デジタル設備の関係で関東圏での上映は来年以降に持ち越すらしい。Vシネマとしてのリリースも予定はあるが時期は決まってない。すなわち今回の上映が関東プレミアであり、この機会を逃すと忘れた頃までずっと観る機会はない。この作品を観なくても別にあなたのその後の人生には何の影響もないだろうが、まあ観とけや。さらに第一回「東京電撃映画祭」では「特集・石川二郎」と題して、石川二郎監督作品をまとめて三本上映する。まずは三年前に自主映画として製作され、今回晴れて彩プロから商品化された「海浜警邏隊ピーチ&チェリー」。くしくも当日は本作のセル版リリース日であったりもするから、物販用にせいぜい小銭を用意しておくがよかろう。そして08年にリリースされた「ターミネーター斬(KILL)」。これはアクション女優としても活躍する亜紗美主演のアクションエロス作品であり、すでに絶版で入手不可能な逸品だ。撮影時期は亜紗美の名を内外に轟かせた井口昇監督作品「片腕マシンガール」のすぐ後にあたり、いよいよ本格的にアクションに目覚めたばかりの彼女の意気込みが感じられる。とにかく亜紗美が出ずっぱりの本作、ファンには見逃せまい。そしてもう一本はエロスの女王、かの愛染恭子主演のを「風を追いかけて」を上映する。これは04年に、「私の奴隷になりなさい」の亀井亨監督らとともに、愛染恭子主演連作を石川二郎が監督した20分の短編だが、DVD化もされていない本作は完成当時の上映以来まったく陽の目を見ていない。ともかくどれもこれも隠れた名作の名にふさわしく、今回のイベント上映を見逃すとなかなか見る機会のない作品ばかりだ。当日は何と豪華に、緒川凛、亜紗美、若林美保、あん、といったヒロインたちをゲストに迎えたトークも行う。サイン、握手、写真などの来場者特典もまあ何か考える。心して目撃するがよかろう。(文責 友松直之)

主催 東京電撃映画祭実行委員会
協賛 幻想配給社 有限会社アウトサイド 新東宝映画株式会社

※問い合わせ 東京電撃映画祭実行委員会(アウトサイド内)TEL 03 (6272) 3809