2018年7月

20(金)

JapanDocs Presents ドキュメンタリー・ナイトVol.5 この人に会い、この映像を見る

緊急企画!袴田巌さん再審取り消し決定と『ふたりの死刑囚』上映とトーク


OPEN 18:00 / START 18:45

予約¥1200 / 当日¥1500
※学生¥1000
※別途ドリンク代(¥500から)が必要です。
WEB予約受付中

このイベントの予約は締めきりました。

死刑判決が確定後、再審請求が一度は認められたものの、その後取り消しとなった事件ニつある。一つは「名張毒ぶどう酒事件」。もう一つが「袴田事件」だ。獄中で亡くなった一人の「死刑囚」と釈放された一人の「死刑囚」。その二人の過酷な人生と彼らの家族に迫る東海テレビ制作のドキュメンタリー映画『ふたりの死刑囚』(2016年劇場公開)を緊急上映。
日本の司法と死刑事件を長年に渡って追い続け、そして問い続ける東海テレビから、齊藤潤一さん(『ふたりの死刑囚』プロデューサー/『約束 名張毒ぶどう酒事件 死刑囚の生涯』監督)が トークゲストで登場。「ドキュ・ナイト」第5回、ご期待ください。

【ゲスト】
齊藤潤一(映画『ふたりの死刑囚』プロデューサー)

【進行役】
綿井健陽(映像ジャーナリスト/映画監督)
渡辺勝之(JapanDocs)

【上映作品】
『ふたりの死刑囚』
(2015/東海テレビ/プロデューサー齊藤潤一/監督鎌田麗香/音楽本多俊之/撮影坂井洋紀/編集奥田繁/ナーション仲代達矢/配給東風/85分)
獄死した名張事件の奥西勝さん89歳(当時)、48年振りに釈放の袴田巌さん79歳(当時)。冤罪を訴え続ける二人の死刑囚から浮かび上がる司法の「罪」を問う。
1961年三重県名張市で女性5人が死亡した「名張毒ぶどう酒事件」、1966年静岡県清水市の味噌会社で4人の焼死体が見つかった「袴田事件」。この二つ事件で容疑者として逮捕され、死刑囚となった二人の男性。半世紀に渡り無実を訴え、いまだ再審が開かれず、司法に翻弄され続けた二人の死刑囚とその家族の人生を振り返る。
*袴田さんの死刑と拘置は執行停止中。

【ゲスト・プロフィール】
齊藤潤一(さいとうじゅんいち)
映画『ふたりの死刑囚』プロデューサー
1967年愛知県生まれ。関西大学社会学部卒業後、東海テレビ入社。営業部を経て報道部記者。愛知県警察キャップ、ニュース編集長。現在報道部長。2005年よりドキュメンタリーを制作。主なディレクター作品に『重い扉――名張毒ぶどう酒事件の45年』、『裁判長のお弁当』、『黒と白――自白・名張毒ぶどう酒事件の闇』、『光と影――光市母子殺害事件 弁護団の300日』、『罪と罰――娘を奪われた母・弟を失った兄・息子を殺された父』、『検事のふろしき』、『毒とひまわり――名張毒ぶどう酒事件の半世紀』。新作に2018年4月放送『眠る村』をプロデュース。劇場公開作品として『平成ジレンマ』、『死刑弁護人』『約束 名張毒ぶどう酒事件 死刑囚の生涯』の監督。共著に『戸塚ヨットスクールは、今』、『名張毒ぶどう酒事件 死刑囚の半世紀』(岩波書店)。

映画『ふたりの死刑囚』
http://www.futarinoshikeisyu.jp/

詳細HP→http://japandocs.org/dn5/

綿井健陽
http://www1.odn.ne.jp/watai/

ジャパンドックス(Japan Docs)
http://japandocs.org/