2017年10月

21(土)

昼の部

「スカーレットロード」日本公開記念/SWASH&ノアール共催企画

豪とスペインのドキュメンタリー映画「スカーレットロード」「Yes,We Fuck!」豪華二本上映!


OPEN 12:00 / START 12:30

予約¥1800 / 当日¥2000
※学生は学生証、障害者は障害者手帳の提示で¥1500
※1ドリンク代別途必要。¥500から
WEB予約受付中

このイベントの予約は締めきりました。

セックスワーカー、障害、性のステレオタイプを壊す、アウト&プラウドな2つの映画。どちらも東京初上映です!
会場では、「スカーレットロード」日本版公式パンフレットも販売!

【上映時間】
★12:30-13:40
豪のセックスワーカーのドキュメンタリー映画
「スカーレットロード」上映
http://swashweb.sakura.ne.jp/node/163

★13:50-14:50
欲望と障害と性の多様性にまつわるスペインのドキュメンタリー映画
「Yes,We Fuck!」上映
http://kansai-qff.org/2017/works/yeswefuck.html

★15:00-16:00
トークゲスト:熊篠慶彦(特定非営利活動法人ノアール代表)
進行:要友紀子(SWASH代表)

【主催】
SWASH(Sex Work And Sexual Health)
http://swashweb.sakura.ne.jp/

特定非営利活動法人ノアール
http://www.npo-noir.com/

【協力】
関西クィア映画祭
http://kansai-qff.org/2017/

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映画「スカーレットロード」推薦文

「スカーレット・ロード」は、「すべての人に性表現の自由がある」という主題がだんだんと結晶していく様子を映す、美しい映画だ。セックスワークに反対のあなたにこそ観てほしい、人生観を変える力をもった映画だ。(青山薫/神戸大学国際文化学研究科)

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この映画は、彼女の日常を、ゆったりと、「地味に」描いたものだ。だからこそあたらしいし、だからこそ物足りない、と思う向きもあるだろう。しかし少なくともわたしは、こんなふうに、ゆっくりとディテールを語ってもいいんだ、語れる人がいるんだ、という新しさを感じた。(前田拓也/神戸学院大学 准教授/社会学、障害学)

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主人公のセックスワーカーの「私の性の表現の伴走者でいてくれた」という言葉に、彼女と顧客との関係性が凝縮されていると思った。セクシュアリティの多様性は豊かで、すばらしい。が、なぜか、私たちの社会はこうしたことをタブー視してしまう。(藤井誠二/ノンフィクションライター)

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この映画を見る時に、セックスワーカーと障害者という属性だけを取り出さない方がいい。セックスワークもやっている個人の日々が淡々と描かれ、その客でもある個人、その恋人でもある個人、その親でもある個人が登場しているだけの映画として観た方がいい。そう観ることによってこそ、意志ある個人が社会を変えていくことに気づけるし、人は自分とは違う他人と連帯ができるのだということを感じて欲しい。(松沢呉一/ライター)