ASIAN KUNG-FU GENERATION / ファンクラブ
KSCL945 3,059yen(tax in) / IN STORES NOW

 4月24日には『ASIAN KUNG-FU GENERATION TOUR 2006「count 4 my 8 beat」』のツアー初日が下北沢シェルターに決まっているASIAN KUNG-FU GENERATIONのニューアルバム『ファンクラブ』。いつの頃からかライブの全くチケットが取れないぐらいの人気になって、全然ライブを見に行ってないから、ひさびさに見たいなぁと思っている今日この頃。  今回の『ファンクラブ』は、以前にリリースされたシングル『ワールドアパート』や『ブルートレイン』を含む全11曲。力強いアジカンサウンド全開で、CDの向こうでボーカルの後藤氏が全身で歌っている様子を感じることができる。また、一言一言に重みのある歌詞は読み流すことができず、自分の中でかみ砕き情景を浮かべながら読み更けてしまう。ひとつの物語がこの中で完成されているような…。やっぱりアジカンの曲って深い。そしてこのアルバムの曲をライブで聴きたい! と強く思う。(Rooftop:やまだともこ)
acid android / let's dance
KSCL-980 1,020yen(tax in) / 04.05 IN STORES
 BAND名からして異色であり、本人はヴォーカル&ギター。そのLIVEからは、度肝を抜かれること間違いなし。ラルクのドラマーyukihiroのソロ・プロジェクト、acid android。初めて耳にする人も多いかと思う。これまでリミックス・ワークスも数多く存在し、本人はDJまでもこなしていた時期もある。ループされるリズムの中に、インダストリアル、トランス、まさにジャンルレスのように絡み合う、ダークな中に激情を併せ持つ大胆なサウンドであるといっても過言ではない。これまでは英詩がほとんどだったのだが、今回のシングルは日本語詩も交えて、新たな世界が繰り広げられている。寡黙なドラマーの頭の中に、これほどの世界があり、垣間見られる彼の歌声も、歌詞もすべて想像以上。5月にはアルバムも発売されて、TOURも各地34公演行われるというフットワーク。格好いいかどうか、手にして、目で触れて体感して欲しい。 (新宿LOFT:アンリン)
アンダーグラフ / 真面 目過ぎる君へ
FLCF-7108 1,050yen(tax in) / IN STORES NOW
 コンスタントにリリースをしているアンダーグラフよりニューシングル『真面 目過ぎる君へ』が届けられた。この作品はインディーズ時代にリリースした作品を再レコーディングしたというもの。ライブでは何度か聴いたことあるけれど、改めて歌詞を読みながら曲を聴くと、胸がドキッした。特に私が気に入っているのは「恋をして涙して強くなりましょう」と「一年後の自分宛に手紙書きましょう」というフレーズ。いろいろ考え過ぎちゃって、今一歩踏み込めない恋愛ってあると思うんだけど、もうちょっと気楽に考えてみればいいんじゃない? と、悩みまくっている気持ちを軽くしてくれるようであたたかい。そして「一年後の自分宛に手紙書きましょう」は、聴いて涙しました。今、東京という忙しない街に何となく嫌気がさしながら暮らしているけど、ちょっと気持ちに余裕持ってみようかなって。そしたら違う景色が見えてくるかもしれない。この作品を聴いて、あたたかい毛布をフワッとかけてもらったような気持ちになった。アンダーグラフは3/25よりスプリングツアーを敢行中。東京は5/28に九段会館が決定! 今回もきっとフンワカとしたやさしい空気の流れるステージを魅せてくれるはず。(Rooftop:やまだともこ)
UNDER THE COUNTER / GREAT GREEN
CRCP-10113 1,200yen(tax in) / 04.05 IN STORES
 UNDER THE COUNTERの2006年・第1弾Single「GREAT GREEN」。FANの方すみません、一足お先に聴かせて頂きました☆1曲目の「アイワナ」は人の感情をストレートに歌詞に表していて、そんな飾らない言葉に共感と親しみを感じました。今作は4曲入りでタイトル曲は2曲目なのですが、こちらも軽快なメロディーに前向きな歌詞で、聴いているだけで日々の些細な悩みなんかを吹き飛ばしてくれそうです。そしてこの曲順でこそ一つの作品としてより良く繋がっている気がしました。私がUNDER THE COUNTERと出会って早1年。LIVEを見る度にのびやかになっていく彼等のパフォーマンスはFANを飽きさせません。普段、東京を活動拠点としている彼等ですが4月25日(火)には大阪・福島2nd-LINEにて大阪初ワンマンLIVEも決定しています! 未だLIVEを体感していない関西の方! これはチャンスですよ!! (新宿LOFT:酒井理江)
うつみようこ&YOKOLOCO BAND / ROCKABILITY
TERNG-070 2,500yen (tax in) / 04.19 IN STORES
 2ndアルバム『ANTiWAVE』以来約3年半振り、通 算3作目となるうつみようこのフル・アルバム(うつみようこ&YOKOLOCO BANDとしては2作目)。フラワーカンパニーズの竹安堅一(g, cho)とグレート前川(b, cho, per)、ソウルフラワーユニオンの奥野真哉(p, org, syn, cho, per)、そしてクハラカズユキ(ds, cho, per)という豪胆無類な強者達が織り成す純度100%のロックンロール全12曲が濃密に凝縮されている。うつみようこ曰く「聞こえてくるサウンドは奥野真哉さんが申すAOR、“AHOなORETACHIのROCK!”」ということらしいのだが(笑)、楽曲の多彩 さは過去随一であり、老若男女問わず理屈抜きで楽しめる一枚に仕上がっている。軽く楽器を爪弾くだけで深く理解し合える頼もしい仲間達に支えられ、うつみのヴォーカルは差し込む陽光の角度によって色を変える海原の如く色とりどりの表情を見せる。お馴染みのカヴァーは、トラディショナル・ソング「Sometimes I feel like a Motherless child」と村八分の「夢うつつ」の2曲。2ndに収録されていた和田アキ子の「Boy & Girl」やジャニス・ジョプリンの「Mercedes Benz」も秀逸なカヴァーだったが、今回はそれ以上の原典咀嚼っぷり。いつかこの面 子で是非後世に残る名カヴァー・アルバムを作り上げてほしい。(Rooftop:椎名宗之)
エレファントカシマシ/ 町を見下ろす丘
TOCT-25987 3,059yen (tax in) / IN STORES NOW
 前作『風』から1年6ヶ月振りに届けられた通 算16作目のスタジオ・フルアルバム。プロデュースは『愛と夢』以来8年振りとなる佐久間正英、エンジニアは『生活』や『奴隷天国』といったエレカシの転換期となる作品をこれまで手掛けてきた山口州治という脇を固める布陣も万全だ。
 日々の生活の中で心のヒダに絡み付いてくる喜怒哀楽の感情を特異な語彙と叙情的なメロディで切り取り歌に紡ぐ姿勢は不変だが、本作での彼らは殊更に叫び散らすわけでもなく、かといって枯れた境地に達するわけでもなく、ただどっしりとそこに構えている。間もなく齢40を迎える彼らの今の姿が過不足なく11曲の歌として生々しく表現されているのだ。「デーデ」や「ファイティングマン」のように逆説的な表現で嘯くわけでもない。「ガストロンジャー」のように吹き溜まったエネルギーを爆発させる過剰さもない。“ボクはひとりで連日連夜いろんなものと戦ってゐる。”と唄われる1曲目の「地元のダンナ」を聴けば、混沌としたちっぽけな人生の中で藻掻き苦しみながらもたゆまずに前を向いていかんとする宮本浩次の傷だらけの決意を強く感じるだろう。そして、表現者として未だ未だちっとも丸くなっていない、歪でヒリヒリとした座りの悪さを覚える筈だ。デビューから丸18年、永く培ったキャリアゆえのしなやかさと鮮度の高さがバランス絶妙、近作の中でも群を抜いた充実作と断言したい。(Rooftop:椎名宗之)
GALLOW / PARKEST!
CHRS-013 2,500yen(tax in) / 04.05 IN STORES
 コンピレーション『worth one's salt』をきっかけに聴く事となったGALLOW。部屋で、日常で、さりげなく聴けるポップスを求めていた自分にとってはうってつけの1枚だった。自分のモチベーションのせいか、年をとったせいなのか、自分にとって一番居心地の良い部屋で、歪んだギターの音を聴く気分にどうもなれない今日この頃。そんな中『Rooftop』読者ももちろんご存知、BEAT CRUSADERSのヒダカ氏、カトウ氏、BROKEN SPACEのイワハラ氏の3人組のユニット“GALLOW”は、いわゆるネオアコサウンドにとどまらず、一癖も二癖もありながらも耳に優しい。今年はこういった音楽のあり方も面 白いのかなとさえ思えた。そして、冒頭で触れたコンピレーション『worth one's salt』も凄く素晴らしい作品。こちらも相当聴かせて頂きました。GALLOWはアルバム未収録で参加、他の収録アーティストに触れる事が出来る、とても良いきっかけを与えてくれています。個人的にはレーベル首謀者さんの音源がとても気に入ってしまいました。(SONG-CRUX:樋口寛子)
残像カフェ / めくるめく僕らの毎日
JMHC-1005 2,310yen(tax in) / 04.05 IN STORES
 メンバー脱退等の苦悩を乗り越え、Vo&Gのオオモリゲンキのソロユニットとして新生残像カフェとして始動させた。それまでは自身による弾き語りであったり、南風(変則ユニット)であったりと活動していく中で、本家残像カフェとしての楽曲をずっと書き貯めてきたという。そうこうして、彼の新作『めくるめく僕らの毎日』として、木漏れ日の様にキラキラしている日常が詰まった作品が届けられた。この新作を聴いていると、自分の平穏な日常でもあり、忙しない日常がなんだかとても愛おしく感じてしまう。これは、極玉 のロック・ポップスがふんだんに散りばめられた12曲が、私の日常に素敵な演出をしてくれているからなのであろう。聴き手の日常をそっと演出してくれる『めくるめく僕らの毎日』。ありふれた毎日さえも何だかドラマチックなものに変えてしまう、魔法の音楽。(SONG-CRUX:樋口寛子)
JUDY AND MARY / MIRACLE DIVING
ESCB-1707 2,800yen(tax in) / IN STORES NOW

 始めに言っておくと、俺の最も敬愛するバンドはミッシェル・ガン・エレファントだ。それにBUDDY HOLLYもTHE ROLLING STONESもTHEE HEADCOATSも好きだ。でもJUDY AND MARYも好きだ。別にジュディマリにロックを感じるとかそういうことじゃなくて、ロックがどうのっていう枠を超えるくらい素晴らしいポップバンドだっていうことを言いたかったんですけどね。 さて、このCDだが3枚目のアルバムで、発売されたのが1995年末。当時、高校生だった俺はいわゆる洋楽しか聴かず、「邦楽なんか聴いてられっかよ」という、今思えば若さゆえのなんとか的な偏見を持っていたのだが、それを6割くらい払拭してくれたのがこのアルバムだ。学校の帰りなんかによく行っていた友達の家で、その前から1枚目、2枚目のアルバムを聴かされていたのだが俺はほぼ無反応で、このアルバムが出た時にその友達が「これならどうだ!」と言わんばかりに聴かせてきて、俺は興味なさげに「ふーん」って言いながらも、次の日には友達に内緒でこのアルバムを買ったのを憶えている。
  このアルバムの曲はどれも素晴らしいのだが、俺が特に好きなのは3曲目の「KYOTO」だ。この曲を聴くと何だか心が春めいてきて、例えるなら「そうだ、京都に行こう」という感じになる。(下北沢SHELTER:下村祐市)

スケルトンズ / オーロラ
PRCD-005 1,500yen(tax in) / IN STORES NOW
 最初に断言します。このアルバムかなりイイです。ミニアルバムなだけに、ミニがその役割をちゃーんと果 たしてるんです。どういう意味かと申しますと、6曲を聴き終わった後に「もっと聞きたいのに〜」って思うんです。物足りないってわけじゃなくて、もっと色んな曲をいっぱい聴きたい。私としては前作の『かえるのうた』も好きだったけれど、『オーロラ』はみんなに「イイよ〜」って言って回りたいと思ったぐらいです。1曲目の『18〜エイティーン〜』はこれからスケルトンズの曲が始まるよ〜!的なワクワク感。サビの詞とメロが最高です。3曲目のアルバムタイトルにもなっている『オーロラ』はメロがすごくキレイで、全体的に落ち着いた感じ。まさか2曲目に『レッツゴーイシダイ君』というタイトルの曲を歌ってたとは思えないぐらいの名曲っぷり。1曲ずつ紹介してたら字数が足りなくなるんでやめますが、本当にビックリしちゃったぐらい最高の作品。だって、レビュー書くからじゃなくて今日は1日聴いてましたもの。6月のロフトのワンマンも楽しみだなぁ。(Rooftop:やまだともこ)
スクイズメン / a.k.a.(エー・ケー・エー)
IDCF-1002 1,890yen(tax in) / IN STORES NOW
 98年結成、神戸で静かに熟成された良質なポップバンド「スクイズメン」登場。音響・ポストロック、エレクトロミュージック、オルタナティブ、ダブ...唄の景色あふれるレーヤード・ミュージックの世界。すでに耳の早い一部のリスナーや、インディーズシーンで活躍するギターロックバンドの間で話題となっている「スクイズメン」が満を持してミュ−ジックマインよりリリースされました!この作品を聴く全ての人は、クオリティーの高い音楽性とヴォーカル井上の天性の唄声に魅了されることでしょ う。本作は、バンドの代表曲とも言える表題曲に新禄2曲を収録。さらに世代の異なる2人の奇才、山本精一とイルリメによるリミックスを収録。来秋、同じくミュ−ジックマインよりフルアルバムのリリースが控えている彼らに大きく期待を膨らませつつ、まずは本作でスクイズメンの世界にふれてみてください。5/5(金)本作のリリースンパーティーをゲストに、 LOVES.(日暮愛葉 NEW BAND)/ NAHTを迎えて下北沢SHELTERにて行います。(新宿LOFT店長:東田慎二)
Starboard / If tonight is a scene to be with you
BBFC-003 2,310yen(tax in) / 04.05 IN STORES
 最近日本でも注目を集めるDaphne Loves Derby、DREAM STATEのジャパンツアーをサポートし、 Waking Ashland / HORIDAY WITH MAGGIE / MY AWESOME COMPILATIONと共にイベントツアーを行う等、精力的に活動をしているStarboard(スターボード)が2nd Albumをリリースする。エモーショナルでメロディアスなサウンドに透き通 る様な心地よい声。全13曲を素直に聞き通してしまう完成度の高い一枚に仕上がっている。  5/5仙台から始まるLIVE TOURは全国13カ所をまわり、6/23下北沢SHELTERでTOUR FINAL!! お近くの会場は<www.Starboard3.net>でcheck!!! 今後さらなる話題を呼ぶであろう。(新宿LOFT:佐藤 統)
BITE THE LUNG / 肺に染み入るロックンロール
MDMA-301 1,890yen(tax in) / 04.07 IN STORES
 最近はちょっとご無沙汰だけど、2004年に行われた彼らのSHELTERワンマンの際は物販販売を手伝ったりした間柄の私にとって、NEW ALBUMの発売の連絡は嬉しい出来事だった! 私にとっての彼らの音楽の印象は「男気溢れるROCK」だった。今回のNEW ALBUMでも、私が彼らの魅力にも感じている「男気溢れるROCK」を十分に感じさせてくれた。真っ直ぐにぶつかってくる音にとても勢いを感じる。5/1に下北沢CLUB Queでのワンマンライブを皮切りにALBUMの発売記念ツアーがstartし、ここ新宿LOFTでも6/12にこのツアーが開催されます。皆さん、要CHECK!! です。(新宿LOFT:キラ☆)
パウンチホイール / チェンジ・ザ・ワールド
COAR-0044 1,890yen(tax in) / IN STORES NOW
 パウンチホイールが奏でる、清きポップス『チェンジ・ザ・ワールド』。そこには甘酸っぱいラブソングに甘酸っぱい青春のストーリ。若き5人の等身大のキラキラした楽曲が詰まっている。1曲目『ロミオ&ジュリエット』を耳にして、知識にあったパウンチホイールが存在しなかった。1枚皮が剥がれ、さらに飛躍しそうな勢いを予感させる彼等の姿が思い浮かんだ。着々と知名度と実力をあげてきた彼等は、今年この作品をきっかけに東京から全国へと羽ばたく1枚になるきっかけになることは間違いないでしょう。(SONG-CRUX:樋口寛子)
BEAT CRUSADERS / DAY AFTER DAY / SOLITAIRE
DFCL-1270 初回限定版1,223 (tax in) / 4.05 IN STORES
 ずいぶん昔、ビート・クルセイダースのライブで、彼らがブルー・ハーツのカバーをはじめた時、最初は冗談かと思ったが、聞いている内にこれはマジなんだと考え直したことがあった。それまで僕は、ビート・クルセイダースの魅力は、ヒダカ氏の膨大な音楽・サブカル知識に裏打ちされた、ひねくれたポップセンスだと思っていたが、それは彼らの一面 にすぎない。彼らの根底には、「ボーン・トゥ・ラン」のような感情剥き出しのロックンロールが常に鳴り響いているのだった。そんな彼らの1年ぶりのニューシングルは、両A面 仕様となっており、そのどちらもが、彼らがこれまでにないぐらい感情をさらけ出した青春メッセージソングとして届けられた。そんじょそこらの青春パンクじゃ足下にも及ばない切ないメロディーとリリカルな歌詞は、キッズはもちろん、僕のような中年世代も思わず心奪われるような楽曲に仕上がっている。ちなみに初回盤はボーナス2曲付きなので、是非とも初回盤を手に入れよう。(加藤梅造)
FINE LINES / Write To Me
inir-0015 1,260yen / IN STORES NOW
 FINE LINES初音源!ではなくバンドとしてのFINE LINESの初音源が実は発売中。HUSKING BEE解散後、ちゃんとしたバンド形体での単独リリースは初めてじゃないでしょうか? 4曲入り(1曲目「City Of Gold」はイントロ的な曲)で音源が待たれていた「Blaze」も入っています。FINE LINESのライブは派手ではありませんが、それこそ曲が生きるライブ。アコースティックな2人でも曲の良さはバンドマン界隈でも有名でした。バンドとなりよりアグレッシブに。ライブも音源も力強さを増していますが、無い物ねだりで今度はアコースティックな2人の音源も聞きたくなっていますし、名曲「small red light」のバンドバージョンも音源で聞きたい...裏ジャケのあまり見ないエフェクターも気になりますね(3/19の3P3B MEETING出演時、リハーサルの時に見かけました。歪みかな?)(下北沢SHELTER店長:西村等)
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FUGAZI
5-2-97 N.Y.C.,NEW YORK NYC LOEB CENTER

www.fugaziliveseries.com にて通販のみ販売
 フガジinNY。ワシントンDCとは傍なのに何か似合わないような気がするのは自分だけでしょうか? 97年(END HITSリリースが'98。ちなみにレコーディングが'97の3月と9月。なんで夏はレコーディングしなかったんでしょ?)でNYですから相当デカイ箱でやってたと思われます。曲数も多く(クレジットはDISK1.2合わせて29曲)「Break」「Place Position」「No Suprise」などEND HITS前半の曲有り(END HITSは前半が好きです。ジャケは最高!)8曲目「SHOUT THE DOOR」では誰が引いてるのかオルガン(?)が。DISK2最後「RECLAMATION」はなんとCUT OFFです。DATが足りなかったのかな?(下北沢SHELTER店長:西村等)

FRONTIER BACKYARD / Backyard Session#001
NIW-014 1,260yen(tax in) / 04.07 IN STORES
 1+1=?。もちろん数学的には2となるのが普通 。でも現実的にはそうは限らない。どう作用するかで0もしくは∞の可能性もある。ここからは2つの“声”のお話。かたや'90年代からそのシーンで活躍してきた“声”。かたやその“声”を普通 に客席から見ていた“声”。ともに現在はそのシーンでは第一線を張り人気を確立している“声”。2人の声は共に個性的で特徴があり、前者の声は力強く伸びのある声。後者の声は甘く囁くような柔らかな声。この2つの声が交わり合った楽曲がこのCDの3曲目にはあります。決して互いの持ち味を消すことなくバランスよく交わるハーモニー、最高です。もちろん1+1=∞です。この曲だけで買う価値あり。もちろん他の曲もこのバンドのポテンシャルMAXな楽曲です。ところで#001ってことは次もあるんですよね? 次は何やらかしてくれるんですかね? 楽しみに待ってます。(Naked LOFT:ウエムラタカユキ)
hare-brained unity / ソライロ
UPCI-5027 1,260yen(tax in) / 04.26 IN STORES
 今年1月にリリースされたhare-brained unityの1stフルアルバム『2000's★★★★★DISCO』の興奮覚めやらぬ うちにリリースされるのは3rd Maxi Single『ソライロ』。しかもついにメジャー移籍!ギターロックとディスコサウンドが融合された彼らの楽曲は、どこか懐かしくもあり新しくもあるという、世代を越えて楽しむことができる作品です。私はギリギリ、ディスコ世代ではないので実際の場所には行ったことがありませんが、テレビで見たことのあるディスコの風景(ミラーボールの回る煌びやかなステージ)が、頭に浮かんでくるようなキラキラポップサウンド。ウキウキした気分になります。と思っていたら、彼らのライブでは持ち込みで(!)ミラーボールとか回しちゃうみたいです。ディスコというとDJのイメージがありますが、彼らの楽曲はそこにロック色を交え、バンドだから出せるディスコサウンドを聴かせてくれます。一度聴いたほうがいいと思います。そしてライブで踊っちゃって下さい。私も4月のロフトは見に行こうっと。(Rooftop:やまだともこ)
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LITE / filmlets
TOWER-1010 2,300yen (tax in) / 05.10 IN STORES
 春先にもかかわらずツンと寒い深夜。自転車を漕ぎながら帰路につく際、丁度ヘッドフォンから流れたのがLITEだった。叙情的であり焦燥的なサウンドが、タイトル“filmlets=短編映画集”の通 り、脳裏を極彩色に彩る。彼らを形容するならば“月”なんだろうと夜空を見上げ確信した。真っすぐで凛とした白い光。暗闇であるほど、空気が冷えるほど、強く白く光る。その存在は単色ながら様々な表情を魅せる。こういったイメージを浮かべてしまうのは、彼らがインストバンドだから余計にだろう。(光の正確なスペルはlightなんだけどね。)
 若手ながら侮れない演奏力の高さ、エモーショナルで肉体的な音の呼吸を武器に、各地で話題をさらっているが、「最近よく変態って言われます。」と先日のLOFT(3/17 REDЯUM + DURGA Wリリースツアーファイナル)のMCで白状していた。うん。まさに!! それを実証した1st フルアルバムであること間違いなし! ライブも必見ですよ!! (LOFT PROJECT:アカセユキ)
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WRESTLING CRIME MASTER / BIGTOWN CALLING 1993-1997 Complete Studio Trax
NICD-003 2,500yen (tax out.) / IN STORES NOW
 91年、ライブハウス通いとクラブ遊びに満喫していた4人【GUCHIO(VO) KAME(Gu) MUPPIE(Ba) GAN(Dr)】によりWRESTLING CRIME MASTER 結成。その4人から出た サウンドは、SICK OF IT ALL、KILLING TIME等のNYHCのバンド、SUICIDAL TENDENCIES等のハードコアは当然、HIP HOPからの影響もあり、93年ドイツのレーベルより1stシングル「TREND STOMP e.p.」リリース。 この作品をを最後にギターのKAME(現 STAB 4 REASON、STAB 4 REASON&THE STYLESのギタリスト)が脱退、元々ギタリストだったMAPPIEがギターにチェンジ、新たにベーシストとしてGYUが加入。CONCRETE OCTPUS、SCOTTISH FOLD等ハードコアバンドとDJによるクラブイベントや新宿ロフトにて行なわれたCOCOBATとの2マンでは即日チケット完売など 、幅広く支持される。またVENICE STREET WEARプレゼンツのスケート大会に出演の為アメリカロサンゼルスにてライブ。95年 東京のH:GFactより2ndシングル「 BIGTOWN CALLING 」リリースするが即完売。当時、交流が深かったCOKEHEAD HIPSTERSとの全国ツアーを行なう。VA-「FAR EAST HARD CORE」VA-「THE ULTIMATE FAST BEAT」に参加。CISCOからリリースされた5曲入りSplit12"では関西のHIPHOPチームDRUMSONGとのコラボ曲「gettin' Loose」が 関西地域でクラブヒットとなり更に高い評価を受けた彼らは、96年満を持して1stアルバムを大阪のTag Rag Recよりリリースし、 大阪と東京にてHI-STANDARD、COKE HEAD HIPSTERSとの共同企画 “REVENEGE OF PIZZAMAN”を開催する等、精力的に活動を行ないストレートでパンキッシュさのあるハードコアサウンドに変化しオリジナリティあるサウンドを確立し各シーンを圧倒して行ったがメンバーの気まぐれにて解散決定。 97年大阪はクラブダウン、東京ではリキッドルームにてラストライブ。GYU(B)は、ABESTIE BOYS。GAN(Ds)は、Ken Yokoyama Bandで活動中。そんな WRESTLING CRIME MASTER の音源をコンパイルしたBEST CDがリリースされました〜!!!!(新宿LOFT店長:東田慎二)
ROSE ROSE / NEO UNKNOWN TRANCED SLAYERS
KOCA-025 2,100yen(tax in) / 04.05 IN STORES
 結成24年、日本に置いていち早く、スケートのイメージをバンドに取り入れたり、海外ツアーを行ったりと、日本のスラッシュ/ハードコアを牽引して来たといっても過言ではない、重鎮中の重鎮バンドのK.O.G.Aからは2作目、通 算9枚目のフルアルバム。しかしながら、老成や落ち着き、などといったモノとは無縁で、女性コーラスを取り入れたり現在のメタルやへヴィロックなども貪欲に吸収し、今作もまた、新鮮な現在進行形のエクストリームミュージックを聴かせてくれます。2005年にギターとドラムにそれぞれ27才と19才のメンバーが加わったと言う事なので、もしかしたらそういった影響も少なからずあるのかも知れませんが、常に新しい音楽に対して前向きな姿勢が胸を打ちます。(LOFT RECORDS/TIGER HOLE:オオサワシンタロウ)
What's Love? / シャララ
DSP-029 1,890yen(tax in) / 04.05 IN STORES
 カリブ海の島国ジャマイカで生まれたスカという音楽は本国での衰退と反比例しながら世界各地へ波及した。そしてここ日本でも未だに根強い人気を誇っている。「お茶の間にスカを」とは日本で、いや世界で一番有名な日本のスカバンドの元バンマスが昔言っていた言葉だがその言葉に一番近付ける存在であるのがこのWhat's Love? ではないかと思う。彼らが提唱する”歌謡スカ”とはジャマイカで生まれたスカを見事なまでに”歌謡曲”という和のテイストを加え、老若男女にまで愛される音楽となる可能性を秘めていると思う。約2年ぶりに届けられた新譜には今までの路線を踏まえた上で新機軸となる歌謡ロックや浪速のレゲエDJ、BUNBUNをフィーチャリングした歌謡ダブなど原点に帰りつつも新しい試みを見せるWhat's Love? の姿がある。Vo松本氏の哀愁漂う歌声は相変わらず健在である。(Naked LOFT裏打担当:ウエムラタカユキ)
V/A / GO-GO KING RECORDERS original recording VOL.1
COCP-50884 3,150yen(tax in) / IN STORES NOW
 こんなコンピレーションアルバム聴いたことがない!舞台は都会から遠く離れた閑静な場所にあるスタジオ。今回の主役はシンガーでもバンドでもなくエンジニアとその仲間たち。そのエンジニアの名は加納直喜。知る人ぞ知る、東京スカパラダイスオーケストラや真心ブラザーズを手掛けてきた名エンジニア。その仲間たちとは彼を中心に凄腕のミュージシャンが集ったプロデューサーチーム、GO-GO KING RECORDERS(以下GGKR)のこと。その結成10周年を祝ったアルバムがコレ。そのアルバムに集った面 々は字数が関係上割愛させて頂くとしてその面々が新曲/未発表曲を惜しげも無く提供しているところにこのGGKRへの信頼の厚さが感じられる。1曲目のセッションバンドのメンツと演奏から悶絶モノ。また個人的には僕の大好きだった故人に捧げた2曲が正式音源として世に出たのも嬉しい限りである。(Naked LOFT:ウエムラタカユキ)