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IRON MAIDEN / WASTED YEARS
CD IRN8/CDP 79 3998 2 OPEN PRICE / IN STORES NOW
 アイアン・メイデンです! 言わずと知れた『SOMEWHERE IN TIME』からのシングル「WASTED YEARS」「STRANGER IN A STRANGE LAND」。これは編集アルバムなのかな、エイドリアン・スミスのくっさいギターが炸裂してますね! 個人的には一番好きな頃のメイデンかもしれません。高校入試の頃はこれしか聴かずに、これのおかげで高校受かったようなものです! 昔、これをお店でかけてたらbloodthirsty butchersの吉村さんが「何だ! このきらきらメタルはっ! すぐ止めろ!!」って言われた覚えがあります。良い思い出です。(下北沢SHELTER:2月11日、NAKED LOFTに出演する高森ゆうき)
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AMADORI+おおはた雄一 / Two of us
bloom-007 1,200yen (tax in) / 2.02 IN STORES
 このスプリット・カヴァーのクオリティが高いのは紛れもない事実である。クラムボンのツアーでオープニング・アクトを務め話題となったシンガー・ソングライターおおはた雄一と、透き通 るような歌声で、聴いた人の心を優しく包み込むAMADORI。2人がビル・ウィザースの名曲「Just The Two Of Us」をデュエットし、甘く切ないカップルの昼下がりデートを連想させている。小春日和の表参道を肩を寄せ合いながらウインドウ・ショッピング。そんな彼と彼女の日常(素顔)はTHE BEATLESの「Here comes the sun」と荒井由実の「中央フリーウェイ」で表現されている。そして2人が行く着く場所は「門 秀彦」のギャラリー。彼はこのスプリットのジャケット・デザインを手掛けているイラストレーター。個展活動を行いながら、T-SHIRTSブランドを立ち上げたり、ライヴ・グッズをデザインしたりと多岐に渡り活躍している。きっと躍動感に満ちあふれたイラストに見覚えのある人も多いはず。このスプリット・カヴァーにはオススメの聴き方がある。まずは、門 秀彦氏のオフィシャルHPを開き、“GALLERY”をクリック。惜しみなく紹介されている数々の作品を見ながら音楽を楽しむ。初であろう音楽とアートのリアルなまでのコラボレーション。(SONG-CRUX:加藤恵美子)
ASIAN HAND / FAT CHICKEN CLASSICS
DLCN-2005 1,575yen (tax in) / 2.09 IN STORES
 エンジョーイ・パンク・ロック軍団ヘッドロック・レコーズが誇る、メロディック番長エイジアン・ハンド。数多くいる日本のパンク・バンドの中でも、彼らほどキャッチーさと爆発力を兼ね備え、メンバーそれぞれのキャラがここまでバラバラで強い個性のバンドって、なかなかいないと思うんですよね。てな訳で、このセカンド・アルバム、マジでやばいです。エイジアンが結成されてから今までの4年間の歴史の中から新曲、旧曲問わず「ゴキゲンポップ度数100%」のエキスをこれでもかと抽出しまくった選曲もさることながら、パンク離れ(?)した分厚いコーラス・ワークも大きな見所。おまけに、ライヴではすっかりお馴染み、フロアを瞬時にジャンプとモッシュの嵐に叩き込む必殺パーティー・パンク・チューン「夏まで待てない」が遂にアルバム初収録! パンク・ロックが好きで好きで仕方がないそこの君! ゴキゲンな気分で盛り上がりたいそこのあなた! とにかく要チェックですよー!(HEADROCK organizer/PUNK ROCK DJ:namijin)
UNDER THE COUNTER / POOL OF CIDER
NMNL-1004 1,700yen (tax in) / 2.09 IN STORES
 先輩より「良いバンドが出るから観に行ってこい」と言われて、初めて行くライヴハウス、渋谷BOXXで観たのがUNDER THE COUNTERでした。そこでの彼らは、荒削りながらも青い春の季節を感じる甘酸っぱく、心に沁みるライヴでした。そして彼らの名前が頭に刻まれました。その後のロフトのライヴでは、確実な成長があり、そして凄いバンドだと確信しました。  そんな彼ら、珠玉のファースト・アルバムが届きました。本当に全曲シングル・カット可能な、oasisの2枚目のようなアルバムです。類い希なるセンスを持った驚異の新人登場! とあちこちで言われていますが、全く大袈裟ではありません。スーパーカーの解散もこれで悲しくありません。数多く届くCDの中で、久々に持って帰って聴くくらい、今年初の名盤です。(新宿LOFT:大塚智昭)
OWEN / I DO PERCEIVE.
NPPX-79/&015 2,000yen (tax in) / 2.23 IN STORES
 JOHN OF ARKのヴォーカル、ティム・キンセラの弟であり、ドラマーのマイク・キンセラのソロ・プロジェクト、OWENの3rdアルバム。JOHN OF ARKと言えば、この兄弟がそれ以前にやっていた、現在のエモやポスト・ロックに与えた影響も大きい伝説的なバンドCAP'N JAZZの頃からの、メロディアスなんだけど、ぶっきらぼうに唄ってる感じをさらに突き詰め、最近はなんか好き勝手にやっているように聴こえるけど、ちゃんと“曲”しかもカッコイイ…というスタイルで、去年も新作でぶちかましてた訳ですが、こちらは打って変わって、1stの頃からの整合感と清涼感のある、ゆったりした優しい音楽となっていて、いつまでも聴いていられます。(LOFT RECORDS/TIGER HOLE:大澤慎太郎)
かまボイラー / かまボイラー ファースト
CSCA-010 1,500yen (tax in) / IN STORES NOW
 初めてかまボイラーの曲を耳にしたのは、2003年に行われた自主企画イヴェントだった。サンボマスターと競演したそのライヴで、妙に歌詞が耳に残るバンドだったのを覚えている。  サンボマスター山口 隆氏をプロデューサーに迎え、制作されたファースト・アルバム。彼らの魅力を十二分に理解している人物とタッグを組んだことで、ライヴで発散される勢いのようなものが、うまく抽出されて収められている。熱いフォーク・ロック。耳に届くというより、胸の奥に届く。
 初めてかまボイラーを耳にする人は、是非、歌詞カードを見ながらじっくり聴いてほしい。独特の視点で綴られる一つ一つの言葉を楽しむことができる。ライヴに行くことがあれば、何倍も楽しめることは間違いない。もちろん、音源を待望していたファンにも、期待以上の出来となっているのではないだろうか。
 ボーナストラックには、山口氏とのデュエット「夜のフォークソング」も収録されており、サンボファンにもマストバイ!!(田中タロウ)
銀杏BOYZ/ DOOR
SKOOL-006 2,310yen (tax in) / IN STORES NOW
 2005年1月15日、待ちに待った銀杏BOYZのファースト・アルバムが発売となった。その名も『DOOR』。Vo.峯田さんの独自の世界観炸裂のこの作品、青春と銀杏BOYZで言う性春、生きることの無常、世の中の矛盾を吐き出すように唄う曲や、切ない気持ちを優しく唄う曲。1枚に15曲とボリュームもたっぷりで、2,310円と超お得! 是非手に取って聴いてみて下さい。ちなみに今回は、『君と僕の第三次世界大戦的恋愛革命』も同時リリース!! 2枚ともにゲスト・ミュージシャンを多数迎えてのレコーディングによってバラエティに富んだ作品になっています。
 2月22日より“銀杏BOYZ世界ツアー2005”もスタート。この2枚を聴き込んでライヴに参加すれば楽しめること間違いなしです。(新宿LOFT:RIE)
久保田洋司 / 回り続ける世界で僕らは出会った
MMR-023 3,000yen (tax in) / IN STORES NOW
 久保田洋司さんのデビュー20周年記念、そして通 算10枚目のソロ・アルバムが発売された。久保田洋司さんと言えば、以前は“THE 東南西北”で活動されていた方でもあり、現在はソロで活動中。そして嵐やNEWS、Kinki Kidsなど多くのアーティストの作詞を手がけていたり、最近では国分太一&堂本 剛によるユニット“トラジ・ハイジ”が主演する映画『ファンタスティポ』の主題歌の作詞をされています。この曲すごくイイ曲だなぁと思ってたら久保田さん作詞だったんですね。
 そして、1月に発売になった久保田さんのアルバム『回り続ける世界で僕らは出会った』。1曲目から独特なヴォーカルとメロディアスな楽曲。ちょっとくすぐったいような、でもこんな言葉言われたら嬉しいなって思う詞世界にプラスして言葉遊び的なところもあったりで、どんどん引き込まれる。気付いたら最後の曲だったみたいな。また、1曲目の「Spinning」から最後の「STILL SPINNING」はやっぱり繋がりがあるのかなとか考えてみたり…。1枚でいろんな楽しみがある作品です。今後もまた素敵な作品を期待してます。(Rooftop / Web班:やまだともこ)
THE COLLECTORS / 夜明けと未来と未来のカタチ
COCP-50829 3,150yen (tax in) / IN STORES NOW
 日本が誇る“MODS BAND”ザ・コレクターズ、実に14作目となるNEW ALBUM。18年目でも変わることなくナイスでポップなロック・チューンを聴かせてくれる大御所っぷり満点の聴きごたえと、未だTEENの心を忘れてないような嬉しくなる耳心地のよい1つの作品が生まれてます。個人的にメガ・ヒットな曲もあるが、どうか飛ばさずアルバム1枚フルで聴いて。約10分のEXTRA TRACKに入ったレコーディング風景も見逃すなかれ。
 30年、40年経っても続いて欲しいと思うBANDです。今年のマンスリー・ライヴはうちでやってくれないかな。(新宿LOFT:日本の“THE WHO”、日本の“THE KINKS”を堪能しながら毎日通勤中 よだ)
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水中、それは苦しい/ 罪深き天使たちの終わりなき部活動+ガラスのPV
JD-004 2,100yen (tax in) / IN STORES NOW
 私の笑い声が聞き取れるが。私の好きな人の、文字に書いたようなハハハハと笑う声や酔っ払ったィェーィといった声も聞こえるが。友達が私と私の好きな人を誘いそれをお誕生会としてくれたもので。25歳の誕生日プレゼントが翌日のO-Crestライヴ・チケットであったが為に。
 みうらじゅん、峯田和伸(銀杏BOYZ)、安斎 肇、しりあがり寿、明和電機、石川浩司(ex.たま)、猫ひろし 推薦…私もこうして推奨しているのだから猫ひろしの横に名前並ばないかしら?
 お笑い芸人て紹介したい程に笑わせてくれる。でもMCでも何度か「ギタリストを募集しています、ヴォーカルに専念したいので」と言っているのでバンドであると認識しているんだろうなあ。タイトルだけでも爆笑なのに、歌詞は連想ゲームの如く輪廻を超越。公開罰ゲームの目撃者にでもなったような気分。
 バイオリンも気高く心地良く鳴り響く。サポート・ドラムは東京外国語大学在学中の20歳らしい。でもネ、“ギタリスト募集”なんだってばよ! ジョニー大蔵大臣をヴォーカルに専念させてあげて〜!! と、この日の私の祈りはまだ届かないのネ…。(経理:中南沙月)
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DALEK/ absence
PTCD-1018 2,520yen (tax in) / IN STORES NOW
 フェイス・ノー・モアのマイク・パットンが自身のレーベル“lpecac Recordings”からリリースし、強力にバックアップし続けているのが、この“DALEK”(from New Jersey)である。ヒップホップ・ヘッズのみならず、ロック・ファンをも打ちのめしてきた異才集団! 極太のビートと生で作り上げた上音、メッセージ色の強いライムは、ヒップホップ・マナーでありながら、超ヘヴィーなサウンドがハードコア/ヘヴィー・ロック系にも通 じている。KRS-ONE、デラ・ソウル、グランドマスター・フラッシュからメルヴィンズ、アイシスなど、対バンのジャンルも幅広い。3月12日(土)、新宿LOFTで“DALEK”の来日公演が決定しました! 共演は、REBEL FAMILIA、DJ BAKU、THINK TANKです!(新宿LOFT店長:東田慎二)
つばき/ 昨日の風
YRCN-10076 1,050yen (tax in) / 2.23 IN STORES
 前作にリリースした1st album『あの日の空に踵を鳴らせ』から待望のリリース。メジャー・レーベルからのリリースとなりました。ただ、彼らの場合はインディーズの頃から精力的にライヴ活動、音源をリリースしてきたり、昨年の夏には大型イヴェントの出演も果 たす等、メジャー顔負けの活動をしていましたけどね。より一層、その活動に輝きを増していくことでしょう。シングル「昨日の風」は、バンドの音の固まりと、一色氏のヴォーカルが馴染んで、耳にスーッと入ってくる。まさに、TBS系『カウントダウンTV』2月度のオープニング・テーマにふさわしく、つばきを聴いたことがない人でも、一音を耳にしただけで気になって仕方がなくなる存在になること間違いないでしょう。そして、同じく収録されている「夢のあとさき」「気まぐれ」も勢いあるロック・ナンバー。ギターもベースもドラムもこの3音が混じってこそのつばきが、この先どう変化してゆくのか楽しみで仕方ない。(SONG-CRUX:樋口寛子)
NIRVANA / WITH THE LIGHTS OUT
UICY-9500 9,450yen (tax in) / IN STORES NOW
 一時は発売不可能とも言われていたニルヴァーナのBOXセットが昨年末ついに日の目を見た。ロック史上最重要なバンド、ニルヴァーナのオリジナル・アルバムがたった3枚しか残されていない状況で、このBOXに対する期待は否が応でも高いものだったが、本作はその期待を裏切らない素晴らしい内容として届けられた。CD3枚+DVD1枚で、CDは全61曲中50曲が未発表音源、DVDは20曲中19曲が未発表映像。87年の初ライヴからカートが自殺する94年までの様々なライヴ音源、デモ、ラジオ出演、弾き語りの自宅録音などが年代順に収録されていて、音質も概ね良好。というか、収録曲のあまりの迫力に圧倒され、音質云々言ってる場合じゃないという感じだ。『ネヴァーマインド』や『イン・ユーテロ』といったオリジナル・アルバムとはまた違った、ニルヴァーナの荒削りで剥き出しの生々しい姿にロックの本質を感じるはずだ。(LOFT/PLUS ONE:加藤梅造)
The Fuzz Picks / NEO ROMANTIC
BPCA-1027 2,000yen (tax in) / 2.16 IN STORES
 北九州在住の女性ヴォーカル・バンド、The Fuzz Picks の2ndアルバム。
 NUMBER GIRL、MO'SOME TONEBENDER等の福岡アングラ変拍子系バンドを目の当たりにして過ごし、90'sグランジ、オルタナ・シーンとJ-POP/ROCKシーンを同じ目線で捉え聴いてきたという彼らのサウンドはポップ感と疾走感とヒネクレ感を合わせ持ち、耳に残る印象的なギター・リフとチダトモコのヴォーカルが素晴らしいです。福岡の和製洋楽・男女混声ギター・バンド、フィールドの林田氏が楽曲提供していて、その曲にロレッタセコハンの豊嶋氏がゲスト・ヴォーカルで参加しています。1stアルバムも良かったのですが、今回の2ndアルバムは曲の幅も拡がり、更にカッコ良くなっています! 今年注目のバンドです!(新宿LOFT店長:東田慎二)
he / FURTHER SHORE
HKP-002 1,785yen (tax in) / 2.16 IN STORES
 the band apartの所属レーベル“asian gothic”主催のイヴェントへの参加、昨年秋に来日したmock orangeのオープニング・アクトを務めるなど、耳の肥えたリスナーの間で話題になっていたheの8曲入りデビュー・ミニ・アルバム。タイトル曲の「further shore」、本作にも収められた「empty」が人気アニメ『BECK』の挿入歌として起用されているので、既に馴染みのある人も多いだろう。ちなみに、このアニメ版『BECK』の音楽監修はあのBEAT CRUSADERSのヒダカ氏である。日本が誇るポップ博覧強(狂)記である氏の慧眼によるこの挿入歌抜擢は初の正式音源である本作発表前のことであり、如何に異例なことかお判り頂けるだろうか。とにかく、このミニ・アルバムを聴けば大器の予感と可能性を十二分に感じることができる。ポストロックやUSギター・ロックからの影響を下地に、陰影に富んだサウンドと複雑なリズム展開を聴かせる脅威の若き強者達、この行く末が非常に楽しみである。2曲目の「FOUR comes after THREE」が白眉。(Rooftop:椎名宗之)
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FUGAZI / DECEMBER 28, 1987
www.fugaziliveseries.com にて通販のみ販売
 フガジ・ライヴ・シリーズ2回目はワシントンDCの$1.99 SHOW@DC SPACEです。公民館みたいなところでしょうか? 約2ドルってあんた…(今だと200円ちょっと)。S/Tのファースト・リリースが1988年6月。でもやっている曲は1989年7月リリースの7"インチの曲(SONG#1)などあり。そう考えると2〜3年タームでアルバム考えてるんすかね、この人達…。ちなみに1曲目は「MERCHANDISE」、最後は「WAITING ROOM」。聴いてると中だるみは否めませんが、その分GUYのステージングが気になる!!! 絶対ギター弾いてない!!!(下北沢SHELTER店長:西村仁志)
フジファブリック/ 銀河
TOCT-4835 1,260yen (tax in) / 2.02 IN STORES
 昨年の衝撃のデビューから、季節毎にフジファブリック流季節を意識した歌謡ロック・ナンバーを披露してきた彼ら。その最終章である冬盤。サビが印象的なこの冬盤は、ヴォーカル&ギターの志村流言葉遊びが冴えに冴えまくっている。話は変わって、その昔(今でも)、私はつい先日その長いバンド活動に終始符を打ったTHE YELLOW MONKEYが凄く好きでした。何が好きかと言えば、中心人物でもあったヴォーカル&ギターの吉井和哉氏から生まれる言葉遊びが特に好きだった。彼らは単に洋楽かぶれのバンドではない。洋楽も聴けば、歌謡曲も聴く、幅の広さを持った人物であった。そんな彼が書く言葉遊びと、志村氏から生まれる言葉遊びが私の中で良い意味でかぶるのです。ヴォーカル・スタイルや、音楽的にも全く共通 項のないバンドですが、日本語で唄うということをここ最近のバンドの中では一番楽しんでいるんじゃないかなぁ? と思うのです。また、独特のグルーヴに乗った「銀河」は聴いた瞬間、ライヴで聴いてみたい! という衝撃も同時に与えてくれます。いったいどんな音楽や本や、映画を見て、こんな曲が書けるでのしょうか? 相変わらず謎だらけのバンド、フジファブリック。2005年もこのまま暴走しちゃって下さい。私はついていきますからっ!!!(SONG-CRUX:樋口寛子)
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FLY-T / 道 -MICHI-
GLOR-0014 1,575yen (tax in) / IN STORES NOW
 元RAB-A-DUB MARKETで、現在はレゲエ総合業(!)を営む(シンガー、ソングライティング、プレイング・マネージャー、セレクター、執筆業、制作会社経営などなど)才能の宝庫、FLY-T。そんな彼の人柄をそのまま反映したかのような多彩 なゲスト陣を迎えたソロ作品は、思った通り心温まる人肌音楽とも言える全5曲! レゲエに対するスピリチュアルな姿勢と音楽への誠実な想いが随所に感じられ、老若男女誰もが共感できるジャンルレスの珠玉 な一枚だと思う。(PLEASURE-CRUX:荒木智絵)
Bacon / BUTTERFLY
UKDZ-0040 2,310yen (tax in) / 2.16 IN STORES
 みなさん! Baconというバンドを御存知でしょうか! 2000年に大阪、吹田で結成された4人組のバンドです。“シンプル・イズ・ベスト”をモットーに、哀愁漂う胸キュン・ソングにmoogの心地良さ、無駄 なものを取り除き、グッとくる気持ち良さを追求し続けている泣きのメロパワー・ポップ・バンドである。いやぁ〜、前からいいバンドだと思っていましたが、今回の1stアルバム『BUTTERFLY』最高です! 突き抜けました! 1曲目から最後までノリノリです! 一回聴くだけで、頭から離れないメロディ! ヴォーカルのコウドさんのキレの良い気持ちいい声! 興奮しっぱなしです。今年の4月9日(土)に開催致します、新宿LOFT6周年イヴェントにも出演が決定しております! ライヴは更にカッコイイです!(新宿LOFT店長:東田慎二)
モーニング娘。/ THE マンパワー!!!
EPCE-5348 1,260yen (tax in) / IN STORES NOW
 モーニング娘。25枚目のシングルは、初代メンバー飯田圭織にとって卒業直前の最期のシングルでもある。前作「涙が止まらない放課後」は不満の声も多かったが、その乙女チック路線から一転した今作は、太いベースラインを特徴としたファンキーな力強い作品に仕上がっている。昔からのファンにはダンサブルでカッコイイ娘。を期待する向きが大きいので、本作はそうした期待に充分応えているのではないだろうか。しかし、この曲が楽天イーグルスの公式応援歌であるせいか、歌詞がむやみにポジティヴな内容でいささか単調。「浪漫」も楽曲自体はいいのに歌詞がやはり大げさで違和感があったが、本作にも同じ思いを感じた。ただ、カップリング曲「ラブ&ピース!HEROがやって来たっ。」が鈴木俊介アレンジによる爽快なメロコア・ナンバーで、両A面 と言ってもいいくらい素晴らしい出来上がり。2曲(実際はカラオケを含め3曲)の相乗効果 として、お買い得と言えるだろう。(LOFTアイドル研究会:加藤梅造)
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riddim saunter FRESH / CLUE IN PEOPLE
NIW-009 1,050yen (tax in) / 2.23 IN STORES
 Niw! Recordsからリリースされるバンドの音はスタイリッシュかつダンサブルだ。いつも踊らされてしまう。本誌前号表紙を飾ったCUBISMO GRAFICO FIVE然り、先日“スペースシャワー列伝”に出演したFRONTIER BACKYARD然り。そんなNiceなレーベルからの新たな刺客がriddim saunter。バンド名から連想される(saunter=ぶらぶら歩く)ように、ディスコ・パンク、ソウル、レゲエ、ヒップホップなどを昇華したそのサウンドは、活動停止中のSCAFULL KINGを思い起こさせる。しかし、それとは明らかに何かが違う。メンバーに女性がいることか? ホーン隊が2管ってことか? その答えはこのCDを聴いて確認して欲しい。でも間違いなく言えること。それは常に進化し続けるバンドの最新型のダンス・ロックだ。
 なお、先行発売されている7インチ2枚にはCD未収録2曲も収録されている。こちらも要チェック。(NAKED LOFT:ウエムラタカユキ)
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THE WONDER SOUL STYLE / no answer / RISING SIGN
WSSC-001 1,000yen (tax in) / IN STORES NOW
 THE WONDER SOUL STYLEを知ったのはもうかれこれ5年ぐらい前になるだろうか。いや、もっと前だったかな。そのきっかけは某テレビ番組。音楽番組ってわけじゃないんだけど、そこでチラリと見ていいなと思って、その後ライヴハウスとかで名前見かけるようになって、気付いたら好きなバンドの1つになってた。
 男らしい骨太のロック・サウンドを響かせつつも、私が好きなポップさも融合されている。また、ヴォーカル磯君の歌声がバンドのサウンドにぴったりと乗っかっていて聴いててとても心地よい。M-1の「no answer」も好きなんだけど、今回はM-2の「RISING SIGN」がかなり好きだったな。メロディというかリズムがいいんですよ。体が自然にリズムに合わせて揺れてるような。そして気付いたら、無意識に一緒に唄っちゃってたりして。いい意味で、癖はあるんだけどきっと誰の体にもスーッと入ってくるような楽曲だと思います。
 このCDはライヴ会場限定で販売中ってことなんで、欲しいという方は、2月は11日に下北沢CLUB251に行ってみて下さい。本当にオススメします。(Rooftop / Web班:やまだともこ)
THE WONDER SOUL STYLE URL→ http://www.geocities.jp/gretchjp/
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V.A. / Orange : New Orleans Vibes
LBCY-302 2,500yen (tax in) / 2.09 IN STORES
 ジャズ発祥の町としてあまりにも有名なニューオーリンズは、フランスやスペインなど様々な国の領土だったという歴史背景から、様々な文化がネイティヴと混じり合い独特な文化圏を形成している。その音楽に至っては、「ガンボ」(ルイジアナのスパイシーな風土料理)と評されるように、やはりキューバ、カリビアン、アフリカン、ケイジャン、デルタなど雑多で様々な音楽に影響を受けている。本作はそんな音楽的な町ニューオーリンズのまさしく「今」が溢れんばかりに詰まった七変化な一枚。GALACTICはもちろん、GALACTICのスピリチュアル・リーダーだった“HOUSEMAN”、山岸潤史氏が在籍するPAPA GROWS FUNK(現地で今一番熱いFUNK BAND!!)の未発表曲収録など、もうどうにでもして〜といった大満足な日本オリジナル編集盤。日本人で良かったーという思いも束の間、やばい、現地に行きたくなってしまった、どうしてくれよう…。(PLEASURE-CRUX:荒木智絵)
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V.A. (REGISTRATORS / SPROCKET WHEEL / NAILS OF HAWAIIAN / SAWPIT)
A TRIBUTE TO STIFF LITTLE

FINGERS smile-010 (おそらく廃盤) ※1996年リリース
 最近色んな状況(仕事、プライベート)が変わってきて足下を見てなかったな最近、とふと思ってしまった。ただ懐かしさからくる振り返りではなく再確認の為の振り返り、自分も含め忘れている人が多くなってきたように思う。読んでる貴方はどうですか? 引っ越しで出てきた数年聴いていなかったCD。ジャケ中のフライヤーには“broccoli&chopper JAPAN TOUR '96”というのがあった。聴いて感じるあの頃の感覚。なんかスゲー活力が湧いてきた。スティッフが凄い上にカヴァーしているバンドが凄い。(下北沢SHELTER店長:西村仁志)