pix by 菊池茂夫

さらに己の道を突き進む、孤高のホラー・パンク・バンド!
 初回限定生産先行シングルと初のショート・ホラー・ムービーが収録されたCD&DVDの2枚組となる『D.A.R.K』、そして1,666円という金額設定が彼ららしく、丸尾末広氏の書き下ろしジャケットも話題の7曲入りミニ・アルバム『DARK-ISM』と2タイトル2ヵ月連続リリースを行うバルザック。昨年の夏には、33ヵ所にも及ぶヨーロッパ・ツアーを成功させ、海外でも熱狂的ファンを増殖させ、海外ツアーでさらにスケール・アップし、よりバンド感の出たサウンドへと成長を遂げた作品に仕上がっている。そして、今や入手困難である幻の1stアルバム『THE LAST MEN ON EARTH』から今年で10年を迎えた彼ら、HIROSUKE(Vo)、ATSUSHI(G)、AKIO(B)、TAKAYUKI(Dr)の4人に話を訊いた。(interview:村田伯史)

常に何か新しいことをやっていきたい
──まず、先行シングル&DVDである『D.A.R.K』がリリースされましたね。今回のフォーマットは、シングルとDVDのセットになり、DVDにはバルザック初のショート・ムービーが収録されていますが、どういったコンセプトでこのような形態でのリリースに至ったんですか?
HIROSUKE「もともとこのシングルは、昨年の夏に1ヵ月半ぐらいかけて行ったヨーロッパ・ツアーに行く前から、シングルを1枚出したいと漠然とした話をしていたんですよ。それからせっかくヨーロッパに行くんだから、何か日本と違うシチュエーションでライヴの映像を撮るだけではなく、違う映像も撮りたいなと思っていて。ヨーロッパで『CAME OUT OF THE GRAVE』を出してくれることになったG-FORCE RECORDSがドイツのレーベルなんですが、ドイツには古城がたくさんあるだろうと思ったんで、古城を撮らせてくれないかとレーベルに相談したら、“貸し切って撮影させてやる”ってことになって。僕らのPVやライヴの映像を撮ってくれている監督の山田さんと一度違う映像作品をやりたいなぁという話をしていたので、古城で行き当たりばったりでもいいから撮れるものは撮ろうという話になったんです。そういう経緯で、ヨーロッパ・ツアーが始まる1週間程前に前乗りして撮影することになりました。古城は好きに使っても構わないとのことで、なおさら面 白いものが撮れるかもしれないなぁと。実際行ってみて、これまでのPVとは違うような映像を撮れるなと。僕らは、バルザックの持っているイメージが映像となればいいなと思ったし、監督は、PVともライヴとも違った映像作品を撮りたいと思って撮影をして。そして、日本に帰ってきて、すぐにマキシのレコーディングが控えていたので、そのマキシの新曲とその古城で撮影した映像とをCDとDVDとでセットにして出せればいいなということで、今回のリリースに至りました」
──そのショート・ムービーは、今までのバルザックの映像とは違うものですよね。
HIROSUKE「PVだと先に曲があって、その曲の映像感から進んでいくことが多いんですけど、今回はそこは無視して、漠然としたストーリーというかコンセプトをもとにドイツで撮影した映像に音を後から付けたので、制作の成り立ちがこれまでとは逆ですよね。だからこの映像は、今までとは明らかに違うものですね」
──ストーリーや構成はHIROSUKEさんが?
HIROSUKE「監督とカメラマンと3人でああだこうだと言いながら......。ホント現地で、ここであれができるとか、ただひたすら追いかけられてみようとか、そういうノリですけどね。向こうに行って、その直感で思ったことを実際やろうという感じでした」
──撮影自体はどれくらいかかったんですか?
HIROSUKE「丸2日半ぐらいです。朝から晩まで結構みっちり。ATSUSHIは“紙袋男”役をやりまして。AKIOは、名(迷?)アシスタント兼パシリっていう(笑)。そんな微妙な役割分担がそれぞれあって。音は、映像を編集している最中に、バルザックの楽曲を使うべきかどうか悩んでたんですけど、バルザックの音楽のなかにこれまでもノイズが入っていたりしているし、そういう音楽も今まで聴いていたんで、ノイズが合うんじゃないかという話になって。僕が持っていたノイズのレコードがちょうどあったんで、監督に“こういうのはどう?”と聴かせたら、“これは合いますね”という話になったんですよ。今、バルザックの打ち込みとかエディットとかプログラムは、TAKAYUKIがやっているんで、彼がノイズを一生懸命作りました」
TAKAYUKI「ホント、イメージなんですけど、低音がどうとか話をしながら、レコーディングと並行して作っていきました」
HIROSUKE「ノイズは面白くて、何ヘルツの音を聴くと頭痛がするらしいとか、そういう効果 があるんですよね(笑)」
TAKAYUKI「じゃあ、その辺の音を足していこうとか(笑)」 HIROSUKE「不愉快にさせるためにやっている訳ではないですけど、不愉快な映像だから不愉快になってもいいだろう、そのへんは正直に行こうということで(笑)」
──最後の最後でノイズが“ガーッ”ときて驚きましたけど(笑)。
HIROSUKE「子供騙しみたいな手法ですけど(笑)。B級以下のC級ホラー映画は、モロそんな感じですけどね。今回の映像にはセリフを言う俳優が出演する訳ではないし。古い無声ホラー映画のテイストがいいだろうという話をして。音はノイズですから、これが効果 音と言うのか、BGMに当たるのか、サウンドトラックになるのかは判らないですけど、そこまでは自分たちでやりたかったですね」
──バルザックの表現力がより一層広がった作品のように思えて、新鮮でしたよ。
HIROSUKE「自分たちもやっていて面白いなと思いましたね。今回これができたのも、ずっとライヴ映像を撮影して、PVも撮影してきた監督の想いが強かったと思いますし、僕らもライヴやPVだけの映像以外でも、バンドの持っているイメージやコンセプトを表現したいと思っていましたし。常に何か新しいことをやっていきたいという」
──バルザックにとっては、ヴィジュアルや映像が大きな表現のひとつだと思いますし、それがさらに突き進んだように思いましたよ。手作りとのことでしたが、作品を見るとそれを感じさせずに、非常に凝った作りでした。
HIROSUKE「ホント、環境がとても良かったんですよ。なんせ古城にある1000年前の当時のものを触ってもいいし、動かしてもいいし、それを使って撮影してもいいしと、何をやってもいいと言われたんで。ホラーとかゴシックというイメージで描いていたものが、うまく撮影できたと思います。この古城自体、本当に魔女狩りがあったと聞きましたし。何か細工しなくても、あるものあるものすべてがリアルでした」
──まさにバルザックで描かれているイメージと一致しますもんね。
HIROSUKE「そうですね。もう行って驚きましたけど、“これは!”って思えるような場所がたくさんあったんで、漠然と考えていたイメージと現地で見たものがあまりにもリアルにリンクして、撮影したいものがどんどん増えてきて、ホントにギリギリまで撮影していました」
──一方、同じDVDに収録されている「d.a.r.k」のPVは、ショート・ムービーとはガラッと違う雰囲気ですよね。
HIROSUKE「PVのほうは、従来からある表側の姿だと思うんですけど、ショート・ムービーのほうは、裏バルザックというか。表の部分と裏の部分が1枚に入っていたらいいなと。バルザックは、一体どっちだと言われたら、どっちもどっちだと思うんです。『d.a.r.k』のPVは“紙袋男”が138人出演しているんですけど、実際ファンクラブの人に手伝ってもらって、シェルターでやらせていただきました。本当はもっと怖くなる予定だったんですけど、集まるともの凄く滑稽で、可愛いんですよ(笑)。全然怖くなくて、面 白いってことになったんですけど、まぁいいかなと。でも、あれだけ集まると凄いものがありますよね。シェルター店長の西村さんにもスカルスーツを着てもらって、チケットをもぎってもらったりしました(笑)。みなさんに協力してもらって。カメラマンも万が一映っても構わないように(スーツを)着てますし、PAの人にも着てもらって。なかなか楽しくできました。ホント、シェルターで撮影できて良かったです」

ここに来て凄くバンド感が音として表現できるようになった
──今回の2作品のレコーディングはどうでしたか?
HIROSUKE「レコーディング自体は、難航はしましたけど、今回ヨーロッパやアメリカで経験したことが、それぞれの演奏する姿勢に反映されて、初心に戻ったというか......。ドラムのTAKAYUKIは、自分で打ち込んだり、エディットしたりとか、プログラムをしたり、やることが楽しい次元にまでできるという。自分で思い描いていることが少しずつ表現できるようになってきましたね」
──海外でさらに経験値が上がって、よりバンド感が出ているのかなと思いましたが。気持ち的にも違ったのかなと。
HIROSUKE「そんなに意識はしていないですけど、一生懸命さが出ているかもしれませんね」 AKIO「海外でずっと過酷な状況でやってきて、毎日毎日ライヴしてたし、その直後にレコーディングをやったんで、何も考えずにというと変ですけど、純粋に素でできたかなと。悩むところは悩みましたけど、でも思ったようにできたというか」
──ATSUSHIさんはどうですか?
ATSUSHI「もちろんヨーロッパでのライヴの影響はあると思います。ここに来て凄くバンド感が音として表現できるようになったというか。いつものバルザックらしさは、聴いていただいた方には感じていただけると思うんですけど。それとは違ったところで、違ったバランスというか、リラックスした演奏というか。単純にストレスがないです。それぞれのパートがはっきり聴こえてくるというか、それぞれが持っているドライヴ感やスピード感が出たスタイルに自然になってきたという」
──ギター・プレイ的にはどうですか?
ATSUSHI「さっきAKIOが言ったように、悩むところはいつも悩んでますけど。でも今4人でやればこうなるっていうスタイルは、それぞれが充分熟知しているので、それがあるからこそ、もっと細かいところに気を配ってできました。プレイ云々は、言うと切りがないので(笑)」
──今回のミニ・アルバムは丸尾末広さんがジャケットの絵を手掛けられましたが、かなりバルザックのイメージを投影したジャケットですよね。
HIROSUKE「そうですね。『全能ナル無数ノ眼ハ死ヲ指サス』でも描いていただいたんですけど、もう一度描いていただきたいと思いまして......。“できることなら、キャラクターの紙袋男を描いてもらえたら最高なんですけどね”とレーベルの担当マネージャーに話したら、“ダメもとでお願いしてみますよ”と。実際にはお任せで、出来るまで判らなかったんですけど、上がった絵を見たら、描いていただいて。可愛いなと。愛着が湧きますね。色もバルザックのカラーの黒と赤が象徴されている絵で。描いてもらえることだけでも嬉しいのに......ホント素敵な絵だと思います」

海外の過酷な環境でやると初心に戻った
──作品の話からまた戻るんですけど、アメリカやヨーロッパでリリースやツアーをやったり、この数年でワールドワイドな活動へ広がったと思いますが、その広がり方について、お聞きしたいんですけど。
HIROSUKE「毎回思うんですけど、海外でも日本でやってきたことをただ向こうでやっているに過ぎないし。当然日本のほうが環境が良かったり、機材が良かったり、状況が良かったりするんですけど、あえて向こうに行って、過酷な状況でやったりすると、余計に日本でやってきたことをやるだけなんですよね。海外の過酷な環境でやると初心に戻ったというか。そういうことを感じたり。いざ必要な機材がない状況でいったいどう演奏するのかとなると、純粋に演奏するしかないし、曲を知らない人に何を演奏するんだというと、一生懸命やるしかないし。そんなことなんですよね。その感覚で日本に帰ってくるから、帰国後一発目のライヴは凄く良いんですよ」
──精神的にも体力的にもタフにならざるを得ないですよね。スケジュールを見るとホント過密で過酷ですし。
ATSUSHI「精神的、体力的には、少々しんどい思いはしましたけど、やっぱりロックをやってて、アメリカのロックだったり、ヨーロッパのロックに憧れてやってきたというのがありましたので、どちらも行ってその空気に触れて体感できたというのが刺激になりました。と同時に、コンプレックスも感じましたけど。大げさな話かもしれないですけど、ロックは、もともと日本にはなかったでしょうし、そのロックを聴いて憧れてやっていることに対してのコンプレックスというか。でも、アメリカもヨーロッパも行って思ったのは、コンプレックスはコンプレックスのままでいいのかなと。それはどうしようもないことだと思うし。そういう部分でいい勉強になりましたし、決してかぶれてきた訳でもないし。それを踏まえて落ち着いてできるかなという気がします」
──毎日のようにライヴをやっていて、アクシデントはありませんでしたか?
HIROSUKE「アクシデントと言えば、この人(TAKAYUKI)ですからね(笑)」
TAKAYUKI「ドイツだったんですけど、ライヴ終わった後に酸欠で倒れてしまって......。換気が全くなかったんですよ(笑)。いるだけでしんどい状況で」
HIROSUKE「ぶっ倒れましたけど、次の日には復活してましたけどね」
──この4人とスタッフとが1ヵ月半もずっと共にするツアーで、時にはピリピリした状況にもなったんではないですか?
HIROSUKE「みんなどこかでストレスが溜って。誰かが原因とかではなくて、例えば、寝るところがすごく汚いとだんだん気が滅入って雰囲気も悪くなるし。食べ物も毎日同じような芋ばっかりだったりで。ビフテキを毎日食べる訳にはいかないじゃないですか。ソーセージが旨いからって、1週間ソーセージを食べ続けるのはどうかなと思いますし。AKIOのように何でも旨いって言える人はいいですけど(笑)、やっぱりしんどくなってくるんですよ。そういう時にちょうど、炊飯器を手に入れまして、お米を40kg買って、PAの石川くんがリハ終わると米を研いて、ライヴ始まる直前に“炊飯”って押して、ライヴ終わったら炊けてるという(笑)。ご飯があれば、全然違いますよ。おかずは、卵を買って、生卵かけご飯にしたり」
ATSUSHI「卵かけご飯を向こうの人に勧めてきました。気に入って食べる人もいましたよ」
HIROSUKE「タバスコかけたりして邪道なことされて、ちょっとムカついたりもしたんですけど(笑)」
──今後も海外へは行かれるんですか?
HIROSUKE「実際、向こうの人は“今回のツアーは成功だったから、またすぐに来るべきだ”って言うんですけど、しょっちゅう行けるところではないし。“来るんだったら、1ヵ月は回れ”って言われるし。行きたいっていう気持ちはあるんですけど......。日本はライヴ決まるの早いじゃないですか。半年、下手したら1年先のライヴ・スケジュールを押さえるってありますけど、向こうは、フランクフルト空港に着いた時点でまだ決まっていない会場がありましたから。この日僕達どこ行くんだろう? って(笑)。決まるのが遅いという。そこが日本と違うところですね。機会があれば是非行きたいと思ってはいるんですけど。行ったことのない国にも行きたいですね。アジアにも行ってみたいです。それを言えば日本でも行ったことのない県がありますからね。国内外問わず行ったことのないところへは行ってみたいですね」

今まで一歩ずつ進んできたという意識が強いですね
──最後に、シングルの3曲目の「HORRORWOOD」は、1stアルバム『THE LAST MEN ON EARTH』にも収録されていますが、ちょうどその1stアルバムがリリースされて、今年で10周年なんですよね。改めて振り返ってみるとどうですか?
HIROSUKE「今、初めて気がついた(笑)。あっという間ですよね、本当に。10年前ってなぁ......」
──10年前と変わらない部分もあるんでしょうし、成長したり変化したりした部分もあると思うんですが......。
HIROSUKE「日に日に得るものがあるから進歩して当然だし。10年前よりバンド自体が進化したと思うし、その間にメンバーが入れ替わったりもしたし、新しいメンバーが入ることで、さらに進化したと思うし。改めて思うと、もの凄く一瞬だったように感じます。それは、いい意味で充実しているからだと思います」
──AKIOさんは、10年前はバルザックのファンだったんじゃないですか?
AKIO「そうですね。メンバーになるなんて想像もつかなかったですね」
HIROSUKE「覚えてますもんね。当時、人懐っこい子やなと思ってまして、今とあんまり変わってないですね」
──ライヴでは、前のほうで暴れてたんじゃないですか?
AKIO「そうですね。昔、そんな時期がありましたね(笑)」
──ATSUSHIさんは、当時からのメンバーでしたが、いかがですか?
ATSUSHI「今、このような場を設けていただいていることすらも、当時は想像もしてなかったし。この先もどうなるか判らないし、そこが楽しいと思いますよ」
──ホント、あっと言う間ですよね。
HIROSUKE「そうですよね。こういうことしたいとか、ああいうことしたいとかはずっとありましたけど、コツコツやってきたから、ここにたどり着いた感はもの凄くあって。今まで一歩ずつ進んできたという意識が強いですね。自分たちにとっては、その一歩一歩が重要だと思ってバンドを続けてますね」

■Release info.

MAXI SINGLE+DVD
D.A.R.K.

DIWPHALANX RECORDS
PX-124
1,890yen (tax in)
*初回完全限定生産
IN STORES NOW

MINI ALBUM
DARK-ISM

DIWPHALANX RECORDS
PX-125
1,666yen (tax in)
*ジャケットアート:丸尾末広
2.25 IN STORES

Live info.

<INDEPENDENCE-D 〜DAY#3 METAL&SHOCK ROCK〜>
3月13日(日)STUDIO COAST Shinkiba Tokyo

【出演】MISFITS / BALZAC / ムック / メリー / LOUDNESS / CHURCH OF MISERY / DOPE / IMPIOUS / PULLING TEETH / SURVIVE
OPEN & START 13:00 
PRICE: advance-3,500yen
【info.】Independence-D事務局:03-5720-3791/SOGO:03-3405-9999
【official site】http://www.independence-d.com

<DARK-ISM TOUR 2005>
3月19日(土)心斎橋 CLUB QUATTRO
OPEN 18:00 / START 19:00
PRICE: advance-3,300yen / door-3,800yen(共に1ドリンク付)
【info.】GREENS:06-6882-1224
3月20日(日)名古屋 ELECTRIC LADY LAND
OPEN 18:00 / START 19:00
PRICE: advance-2,800yen / door-3,300yen(共にドリンク代別)
【info.】JAIL HOUSE:052-936-6041
3月26日(土)博多 DRUM Be-1
OPEN 18:00 / START 19:00
PRICE: advance-2,800yen / door-3,300yen(共にドリンク代別)
【info.】Be-1:092-737-5300
4月2日(土)仙台 MACANA
OPEN 18:00 / START 19:00
PRICE: advance-2,800yen / door-3,300yen(共にドリンク代別)
【info.】G.I.P:022-222-9999
4月3日(日)恵比寿 LIQUID ROOM
OPEN 18:00 / START 19:00
PRICE: advance-2,800yen / door-3,300yen(共にドリンク代別)
【info.】CLUB CITTA':044-246-8888

BALZAC OFFICIAL WEB SITE http://www.samuraifactory.com/balzac
DIWPHALANX RECORDS WEB SITE http://www.diwphalanx.com

BALZACの皆様から素敵なプレゼントがあります!