先月に引き続き、2ヶ月連続ピールアウト特集!! メンバー全員インタビューとなった今回、聞き手役にはピールアウトと音楽趣味嗜好が最も近いロフト プラスワン店長・シンスケ横山が登板。同世代ならではの視点で今現在のピールアウトをより魅力的に引き出します! 特別 企画(?!)ピールアウトが選ぶ 「人生の一枚」特集も必見です。(interview:シンスケ横山/text:和田富士子)

近藤くんfrom……
──フジ(※1)、お疲れ様でした。
高橋浩司(Dr)「お疲れ様でした」
岡崎善郎(G.B)「楽しみました」
──高橋くん間に合ったんだ?
高橋「ん?」
──近藤くんがやる前に高橋くんに会って。“間に合うの?”って聞いたら、“どうしても牛タンが、牛タンが!”ってずっと言ってて。
岡崎「本当はいなかったんでしょ?」
近藤智洋(Vo.B.P)「いなかったよね?」
高橋「いたっつーの。だって俺牛タン我慢して……近藤くんのライブみながら、急いで食べて」
近藤「喰いながら見たんだ、俺のライブを」
岡崎「ひっどいねー」
高橋「だって冷めちゃったら困るじゃん」
──でもあの司会の人……ほんとピースな人で(苦笑)。“ここにある食器とか、去年のフジのやつをリサイクルして使われて、みんなの元に戻ってくるって ことだよね。ピースで。じゃ、次のライブは近藤くんfrom【パールアウト】!”って(笑)。なんかコントみたい。
近藤「【パールアウト】って」
──米じゃないって。
高橋「誰かつっこんだ方がよかったね、あれね」
──でも、ライブすごいよかったです。という訳で、『Rolls Never End』が完成して、前号(8月号)で岡崎くんにアルバムのコメントを頂いているので、二人にも一言ずつ頂きたいのですが。
高橋「どうだろうなー。いいアルバムだなぁーとしか言えないんだけどね(笑)。なんかね、ドラムの音が今までで一番納得の出来る音に録れたっていうのは あるかも」
──かなり生々しい。
高橋「うん。曲によってここまでスネアを変えたことはなかったから。ドラマー的にはものすごいいい状態でやらせてもらえたのがよかった。聴き直してみて も、アルバム自体の完成度もすごい満足しているし。エンジニアがドラムを叩く人だったから、スネアをすごいいっぱい持ってきてくれて。あんまりバスドラ がいっぱいあるから、ここぞとばかりに写真撮っちゃったもん(※2)」
岡崎「バスドラの前にバスドラを置いたからね。とか言っちゃって、これ企業秘密だったりするのかな?」
──どういうこと?
岡崎「ドラムキットの前にバスドラを置くと、タムを叩いても前のバスドラが振動してくれるから、すごい重たーいドラムの音が録れる」
──近藤くんは?
近藤「去年はずっとライブをやっていたし、ほんとはライブで新曲を全部やっておきたかったんだけど、ちょっと事情があってできなくて。でも、断片的には そういうのも出来たし、今回もピアノとギターといいバランスだし。今のピールアウトとして出来たと思う」
──前から聞きたかったんですけど、ピールアウトは曲先ですか?詞が先ですか?
近藤「曲が先。アレンジまで決まってから歌詞。構成とかも全部決まってからじゃないとあんまり歌詞は書きたくない。途中でまた歌詞を書いて構成変わった りするのはイヤだし、全部出来てからしか書かない」
──曲は作り込んで持ってくるんですか?
岡崎「その場合もあるし、断片の場合もあるし。『ROLLS』なんか断片も断片だったよね。スタジオでグアーッと、あーだこーだ作っては壊してって」
──そこに言葉をアドリブで乗せていく感じ?
近藤「そういう時もあるけれど、だいたい書くときは書こうと思って書くから。でも、めちゃくちゃ英語で使えるやつとかあるからそういうのを使ったりする けど」
──それで9月2日にはシングルを切るという話で。最初から『ROLLS』を切ろうって?
岡崎「切るんだったら、これだなっていうのはあった。当然PVも作ったし。テンションの高さとクオリティの高さを兼ね備えた曲であるから、いいかなと。 音的にもベストな形で表現できてる」
──で、カップリングに『ニュールンベルグ(でささやいて)』を入れた理由っていうのは。
近藤「シングルだから。急遽決まったし、どうせやるならカバーがいいねっていうのは元々あって。だったらルースターズのカバーがいいなって」
岡崎「僕ら的にも今年はさ!ね、そういう年でしょ?(笑)」
──お祭りだ(笑)。
高橋「ルースターズなところがうちららしいと言えばうちららしいんだけど」
近藤「『ROLLS』は結構リズムがあるじゃない。で、『ニュールンベルグ』もリズムものみたいで。これをピアノでやったらシングルとして合うかな?っ て」
──よくR.E.M.とか12インチのB面でカバーをやったりとかして。CDはB面 じゃないけど、カップリング曲ってちょっと肩の力抜けるというか、自 分たちの好きな曲を、
岡崎「そう、俺たちもそういう洋楽EPのB面 っていう感覚がまだあるんだよ」
──昔ロバート・スミスが、シングル買ったらB面から聴いていたって言っていたんだけど、俺もそういうタイプで。だからなんかB面 を聴くとその内部が先 にふわっと見えて。バンドの音が聞けて面白いなって。
岡崎「今のCDじゃやりづらいね。盤だったら裏から聴けばいい話なんだけど」
──だから2曲目から聴いたりして。まぁ、それはそれでどうかと思うけど(笑)。
高橋「かなりひねくれているよね。らしいっちゃらしいけど」

3人組じゃなかったでしたっけ?
──ライブとレコーディングだとどちらが好きとかあるんですか?
岡崎「どっちかっていうとライブの方が楽しいよね。やっぱりあれに勝るものはないっすよね」
近藤「寝ている間にレコーディングが出来てるのがいいかな。寝てたらCDが出来てたっていう(笑)」
高橋「いつも思うんだよね、1日から始まると早く30日くらいの俺にならないかなみたいなことを」
岡崎「3人の中だとスタジオワークが好きなのは性格的には俺だと思う。楽しいもん、毎日レコーディングスタジオに行く車の中で“今日は何をやって何を やって”ってね。で、うまくいかないとガクーンと落ちるのね。毎日毎日。でも、うまくいったときグーンと上がるとまた嬉しくて」 高橋「レコーディングとかも好きなんだけど、俺落ち着きがないからダメなんだよね。すぐにどっか行きたくなっちゃうのがいけないんだろうな。小学校の頃 から落ち着きがないって書かれててそのまま来ちゃったから(笑)」
──ライブの形態は近藤くんのピアノの割合がどんどん増えているような気がするんだけど、ああいうスタイルっていつ頃からやっていったんですか?よく考 えたらありそうでないスタイルですよね。ピアノとドラムとベースとか。
岡崎「5年くらいだよね。でもきっかけはビートルズかな?ポールがピアノ弾いているのが。そういった感じで始めたと思う」
──それによって当然岡崎くんもギターをベースに持ち替える割合が増えてますが。
岡崎「うん、だからベースは勉強しつつ。最近ベースとギターのダブルネックを開発しようかなっていう(笑)。ステージとか俺と近藤でアンプ3台あるか ら、機材車とかパンパンだよ」
高橋「ライブの時ってライブハウスに機材のセット図を送るじゃん。あんまり知らない人とかには“3人組じゃなかったでしたっけ?”って言われる時がある」
岡崎「全く知らない人が見たらさ、ピアノしかやらない日はピアノバンドなんだって思っちゃうこともあるんじゃない?逆にギターだけやってたら、まさかピ アノなんてやらないよって思うじゃん。だから時間が許す時は意地でも両方やったりとかしていたけど」
高橋「ほんとはね、それが一番いいと思うんだよね。どっちもライブとして成立できるから見せたいんだけどね。30分だと短いからなかなか難しいのよね」
──でも、そこがすごく面白いっていうか。いざライブになると近藤くんもしょっちゅうピアノの上に乗っかって、客をあおるし、客も嬉しくてガーッてなっ てて。ピアノであんなアグレッシブなバンドっていないよなって見てて思うんだけど。まぁ例えるならベン・フォールズ・ファイブがちょっとだけ近いかなっ て。
高橋「でもベン・フォールズよりははるかにハードだからね。あれ、もうちょっと脚光浴びてもいいんじゃないの?うちら(笑)」 ──ドアーズとかも特殊な感じだけど、あそこはベースがいないんだよね。
高橋「でもドアーズがそこで脚光あびることはあんまりないよね」
──ない、実はベースいないって誰も言わないもんね。これは自然な流れなんですか?近藤くんの中でどんどんピアノを弾いていきたいとか、
近藤「いや、最初は2、3曲しかなくて、“ワンマンだったら30分くらいピアノで出来たらいいね”って言ってたんだけど、イベントの時でもどんどんピア ノが増えてきて」
岡崎「『原始進化』ってアルバムを出した頃からピアノがメインになってきて、00年のフジロックでライブをやった時、既にピアノに乗って雄叫びあげてた からね。あの頃からかな?ピアノをハードな方向に使いだしたのは」 高橋「ピアノに乗る前と乗った後で変わったのかもしれないね」
──やっぱあそこで変わったんだ。
高橋「いつ近藤くんのピアノがまっぷたつになって倒れる日が来るのかと……」
岡崎「鍵盤はしょっちゅう壊しているから、ストック用意しているんだよ。段ボールの中に鍵盤いっぱい用意しておいて、自分で直しているんですよ」
近藤「一応ピアノが折れて倒れる時には一回転しようかなと思っているんですけど」
──(笑)。
高橋「いいね、それでぱっと立ったらかっこいいね(笑)。その時はドコドンッてやるから」
──やっぱりあおるじゃないけど、自分の盛り上がりみせるには、やっぱり乗っかるのが一番ね。
近藤「ピアノを買うときは叩いて堅さがどうかとか……」
岡崎「耐久性だ」
高橋「乗って大丈夫かどうかというのが、いい機種かどうかっていう。でも多分、無意識に乗ってるんだろうからいいんじゃないかなって、いつも思うのね。 お客さんも上がるだろうし。俺が立っても目立たないんだもん、悔しいけどね。ピアノに立たれちゃうと、高いから」
──あとはぶっ壊すしかないもんね、ドラムセットをね。
高橋「割と俺物を大事にする方だから、できないんだよね(笑)」
──で、9/18から始まる『ROLLS NEVER END TOUR』なんですが、このシェルターとQUEで二日間っていうのは面 白い試みというか。
岡崎「ギター・ピールアウトと、ピアノ・ピールアウトをとうとう分ける日が」
──あ、それで分けるの?ギター・ピールアウトはどっちなの?
岡崎「いやそれは…」
近藤「当日までは分からない」
岡崎「今の時点では決まってないよね」
高橋「どっちかの時間が異様に短かったりしたら困るよね、足りないんじゃないかっていうね、いやでも大丈夫だと思うけど」
──やっぱりギター・ピールアウトの方がアグレッシブになっちゃうの?
岡崎「最近そうでもないんだよね、これが」
高橋「近藤くんがベーアンに乗るわけに行かないから、ピアノの上に乗れない分近藤くんはちょっと大人しいかもしれないね」
──でもこれは同じ下北だし、2Dayならではのちょっと面白いことが出来るかな?って。
近藤「曲も被らないから」
──大変だねー。そこから激ロックを挟んで、札幌、福岡とかに行って、その辺の構成はまだ決めてない?
岡崎「基本的には、アルバムだと思うんだけど、これに準じた過去の曲も、準じない過去の曲もいろいろやると思います。それぞれカラーを分けたいんで。あ んまり同じようなセットリストはないようにしたいなと」
高橋「前回のツアーは全部変えたからね」
岡崎「やっぱり今宵限りの楽しみを自分らでもやりたいから。同じセットってあんまり面 白くないんだよ。極力分けたいな」
──ちょっと構成変えるとバランスも変わってくるから、セットリストはなるべく変えないっていうバンドもいたりするんだけど、どっちかっていったらセッ トリストもどんどん変えていきたいタイプ?
高橋「変な話毎回2曲目が同じ曲だったら、面 白くないもんね」 岡崎「ほら、この間言ってたルースターズが毎回さ、」
近藤藤「同じ曲でも毎回イントロが違う」
岡崎「それってやっている方も見ている方も絶対楽しいと思うんだよね。あんまりCDを再現してもね」
──でもどうなんだろう?微妙な時もあるよね?
高橋「あるよ、やってみて流れがよくないなって思うことはもちろんあるだろうし、ライブだからね」 岡崎「その辺は見極めていかないとね」

──そういう感じで実はピールアウトは今年で10周年なんですが、10年やってみて何か感じる物はありますか? 逆に周りはどんどん解散してったりして て……周りに10年選手っている? 岡崎「僕らより前にやっているバンドは今でもやっているけど、同時期結成したバンドってどうだろうね?」
高橋「でも最近10年って数字よく見るよね。関係ないけどGLAYが10年なんだよね、あと奥田民生もソロになって10年だし」
──乗っからないと(笑)。
岡崎「まぁ、あんまり意識しないよね」 高橋「気づけば10年経っている感じで、気づけば11年目に。そんな感じかも」 岡崎「みんな高3くらいから変わってないから、考えることって」 ──ね、俺も37歳でもうちょっとかっこよくなっているかと思ったけど、全然。どんどんダメになってきている気がしてね。 高橋「たまに心配になるときあるもんね。俺、小学校の時からやっている事変わらないなとかさ」
──発想が変わらないんだよね。
高橋「今描く絵とか小学校の時に描く絵と変わらないもん」
近藤「ジョー・ストラマーの絵を描いたんだけど、ヒドかったよ。なんかね、魚屋のおじさんなの。魚屋のおじさんがギター弾いてて、ブーツじゃないの、長 靴なの。あれヤバいよー、絶対リスペクトしてないと思うよ」
──(笑)。
高橋「そういうところは、変わってないよ。まぁ俺にとっては大事なところなんだけどね」
──確かに10周年で今年は!ってあんまりないよね?毎年毎年あることだしね。
岡崎「そう考えるとライブハウスはよく何周年ってやっているよね」
──うちなんて毎年イベントやってますよ。
岡崎「あぁ、誕生日みたいなもんか」
──ピールアウトは誕生日あるんですか?
岡崎「最初のロフトのライブ、94年12月5日」
──そういえば、今までの音とか高橋くんストックしてるんでしょ?
高橋「あぁ、みんな作ってきた曲のストックとか」
──いつかアンソロジー出さなきゃ、つって。
高橋「爆発的にヒットを飛ばしたら作品化していこうかなって(笑)。ビートルズのブートみたいに豚のマーク付けて。うちらすごいよ、デビュー当時からの セットリスト全部あるからね」
──あ!それ絶対取っておいた方がいいよ(笑)。

(※1):もちろんFUJI ROCK FESTIVALのこと。00年の初参戦以降ピールアウトとフジロックの関係は実に深い。今年はバンドとしてではなく、近藤さんのソロライブで参戦。岡 崎さんはマネージャーとして、高橋さんはテント券持参で参加したとのこと(笑)。
(※2):ピールアウトのOFFICIAL HP、レコーディングPHOTOは必見です。

〜インタビュー終了後、Best music of lifeについての会話より〜
──あははは(笑)。予想通りだなぁ。そこまでやってくれるかな?と思ったんだけど、もう完璧だよ!全く予想通 り。
高橋「予想通りでしょ?あえてこれで子供ばんどとか持ってきてたら新鮮だけどね(笑)」
──ちなみにビートルズでは何のアルバムが一番好きですか?
高橋「来るね、いきなり。俺はあれかな、3枚目『A HARD DAY'S NIGHT』」
近藤「『ホワイトアルバム(THE BEATLES)』。一番バラバラっていうか、やりたいのを全部録ってめちゃめちゃに入れているから。だからいつ聴いても面 白いから」 岡崎「『ABBEY ROAD』。完成度と独立した4人がもう一回集まってちゃんとやろうよっていうところに大人の美学を感じる」
──見事に初期・中期・後期って。
高橋「すごいね」
──……じゃ、この続きはトークライブで(笑)。

……ということで、ピールアウトがビートルズについて語るイベント、プラスワンにて開催決定! インタビュー同様、こちらも見逃せない!

Special issue 【Pealout's Best music of life 】
「いいアーティストは同時にいいリスナーでもある」という名言があるかどうかは知らないけれど、その人が聴いてきた音楽、最も影響を与えた音楽を知るこ とでその一となりを垣間見るBest music of lifeのコーナーです(←タモリ倶楽部・空耳アワーテイストでお読みください)。ピールアウトの事を知っている人も、知らなかった人もこれを見れば一 目瞭然。彼らの片鱗「人生の一枚」を一挙公開!
takahashi's select THE CLASH / SANDINISTA!
クラッシュ。何だろうなぁ……何だろうね、全てを教えてくれたよね。人とのつきあい方から、音楽の接し方とか……全部かも。音楽以外の部分も大きいね。 男は何のために涙を流すか!とかさ。俺が見たドキュメントのジョー・ストラマー、街中でチラシ撒いててね。で、歩いている人に“この人見たことある”と か言われてて
──アメリカだと完全に昔の人みたいな部分があるから。普通にジョー・ストラマーがチラシを撒いて、それに打たれたねー。俺もチラシ配りく らい出来ないとダメだな
kondo's select THE ROOSTERS / THE ROOSTERS
……なんだろう、かっこいい。すごいそれが全てですね。(ルースターズ復活については)ロフトではすごく冷静で。井上さんも花田さんも池畑さんも三人は ずっと現役でやっていたじゃない?でも大江さんはリタイアしてた時期があって、その差をロフトの時にちょっと感じてしまったというか。正直4人でやって いることに対する感動はあるんだけど、この後フジってどうなんだろう?っていう心配は見ていて思っちゃったし。それですごい冷静に見てたんだけど、この 間のフジは出てきたときからもう、スーツで出てきたからかも知れないけど、大江さんはオールバックでしょ。大江さんのテンション、ギターの弾き方、マイ クに向かう姿がロフトと全然違ったから、あれはもう泣けた。(その違いは)やっぱりそれはファンだから。82年に病気でリタイアするじゃない。どこかし らその時の大江さんをずっと求めている──それがロフトの時に、変な意味でのルースターズ幻想がなくなった。で、フジの時に2004年の今、ルースター ズがやっているっていうのを素直に見れたっていうか。あの時から22年経って4人が今の音を出している、今の『レッツ・ロック』だったり、『テキーラ』 だったり、『ニュールンベルグ』っていうのはすごくよかった。今の4人のルースターズって感じで。これで最後ですごくいいなってすごく思った。4人とも 最後だって思いつつやっているなっていうのはすごい伝わってきたっていうか。だからフジは行けて、見れて良かったなって。
okazaki's select R.E.M / document
もういいんじゃない?っていうくらい言い続けてきたんだけどね。今でもずっと好きで、初期はあんまり聴かなくなっちゃったかな? 中期が一番聴くんだよ ね。音楽だけじゃないところの、そういう部分も影響を受けたような初めてのロックバンド。精神性が人間愛だったり、政治問題だったり。今だと割と中身を 突き詰めたバンドも多いし、レベルミュージックとか言われて活動しているバンドもいるけれど、そういうものの発端じゃないかなと思うんだよね。別 にそう いうことだけを歌っているバンドじゃないんだけど、そのバンドのスタイルとかなんかものすごく自主性を感じる。音は別 にそんなにヘビーではないし、普通のロックっちゃ変だけど。にじみ出てくるバンド像っていうかものの考え方とか、サウンドのパワーとか。U2にも近いんだけど、もっと人間愛だよね、基本 的に持っているものが。バンドとしての理想型っていうのがあるかな。これはいつまで経ってもかわらないと思う。死ぬ まで、こうあり続けたいっていう教科 書みたいな。

PEALOUT
ROLLS NEVER END

POYP-10001 / 2,800yen(tax in)
2004.9.15

SPECIAL LIMITED CD
『ROLLS / ニュールンベルグでささやいて(ルースターズ)』

POYP-10002 / 525(tax.in)
2004.9.2

【Event Info】
“ミュージシャンが語るビートルズ”presents
「トーキング・ビートルズvol.1〜with ピールアウト」

9月5日(日) 新宿ロフトプラスワン
OPEN 18:00 / START 19:00
PRICE:1,500yen(飲食別)
※前売券はありませんので当日直接ご来場下さい。

【Live Info】
<ROLLS NEVER END TOUR>
9月18日(土) 下北沢SHELTER
OPEN 18:30/START 19:00
PRICE:advance-2,500yen / door-2,800yen(共にDRINK代別)
【info.】下北沢SHELTER : 03-3466-7430

9月19日(日) 下北沢CLUB QUE(ワンマン)
9月23日(木) 名古屋アポロシアター(激ロックシンポジウムVol.25)
W/THE JERRY LEE PHANTOM, THE SWITCH TROUT
9月24日(金) 神戸スタークラブ(激ロックシンポジウムvo.26)
W/THE JERRY LEE PHANTOM、スクイズメン,etc...
9月26日(日) 静岡SUNASH(激ロックシンポジウムvol.27)
W/GOOFY'S HOLIDAY,SLIME BALL , FACES IN DISGUISE
10月2日(土) 札幌ベッシーホール(ワンマン)
10月9日(土) 福岡Drum-SON(ワンマン)
10月10日(日) 広島Cave-Be(激ロックシンポジウムvol.28)
W/ NOO,ガール椿
10月15日(金) 京都CLUB METRO(激ロックシンポジウムvol.29)
W/RON RON CLOU,DJ.ISHIKAWA
10月22日(金) 金沢VAN VAN V4(激ロックシンポジウムvol.30) W/ズボンズ、ザ・ケダモノズ)
10月23日(土) 新潟JUNK BOX mini(激ロックシンポジウムvol.31)
W/ズボンズ,etc...
10月30日(土) 仙台Macana(激ロックシンポジウムvol.32)
W/TJIUANA BROOKS
10月31日(日) 郡山#9(激ロックシンポジウムvol.33)
W/ズボンズ
11月7日(日) 横浜CLUB24(激ロックシンポジウムvol.34)
W/HUSKING BEE,SLIMEBALL,HOLSTEIN
11月13日(土) 岐阜BRAVO(激ロックシンポジウムvol.35)
W/HEPBURN,STOOPA
11月14日(日) 沼津VERSAL(激ロックシンポジウムvol.36)
W/KEMURI,GOOFY'S HOLIDAY,MISUNDERSTAND
11月21日(日) 岡山PEPPER LAND(ワンマン)
11月23日(火) 名古屋アポロシアター(ワンマン)
11月27日(土) 大阪FANDANGO(ワンマン)
12月11日(土) 渋谷CLUB QUATTRO(ワンマン)

【PEALOUT OFFICIAL WEB SITE】 http://www.pealout.jp/