●03.10(Sun) 夜
「Message Shuttle」Talk Session.1
「9.11後の世界を私達はどう生きるのか」

 
●前日深夜の新宿ロフトでの反戦ライブ「Message Shuttle Vol.1」のトーク編。当初、この企画を立てた時はまだアメリカがアフガニスタンに空爆をガンガンしている時期で、「報復戦争ちょっと待てよ」という感じだったのが、タリバン政権があっさり崩壊して、表面上戦争は終わってしまったかに見える(それにしても一番の目的であるラディンの捕獲は一体どうなったんだ?)。しかし、水面下を見ると事態はむしろ最悪の方向に進んでいる。アメリカはイラク、北朝鮮、イランなどを次の爆撃の標的と名言し、それに従う形でブッシュの忠犬・小泉は、今国会中に有事法制を立法する構えだ。3/10は偶然にも東京がアメリカに大空爆を受けた時からちょうど57年目の日。相変わらず戦争にリアリティを持てない私達が、できる限りの想像力を働かせて有事法制とは何なのかを、今こそきちんと考えるべきではないだろうか。司会は今話題のBeGood Cafe代表シキタ純氏。イベントの前にはCHANCE!主催のピースウォークもあるので、それに参加してからプラスワンに来ると非常に濃い一日を体験できるでしょう。(梅)



●03.15(Fri) 深夜
「真夜中の精神病」

【出演】木原浩勝(新耳袋・著者)、春日武彦(精神科医)
 
●人が一番孤独を感じる時間の一つに深夜1時〜3時という話があるらしい。そんな時間に人は様々な想像を巡らせて時には平静ではない精神状態に陥ってしまうかもしれない。私なんかは大抵、そんな時間によくないことを考える(朝、日が昇れば結構ケロっとしているのに)。そういえば、幽霊の目撃談なんかも深夜が多いのではないか。聞けば精神カウンセリングをしていると、そういった類の話をし出す人は多いらしい。一体両者の何に共通点があるのか? 現代怪談集『新耳袋』の著者・木原浩勝氏と精神科医の春日武彦氏でこの真夜中なぜ人が壊れてしまうのか、いくつかの見地から考えます。(友)



●03.17(Sun) 夜
2ちゃんねる大攻略マガジソPRESENTS
出版記念トークライブ
「2ちゃんねる大攻略!!
〜マガジソって、どうよ〜」

【出演】ひろゆき、切込隊長、井上トシユキ、他!
 
●「2ちゃんねる」。そう聞いただけで誰もが苦笑いしてしまう程2ちゃんねるはもう今や誰もが知ってる国民的な巨大掲示板サイトになってしまった。「公衆便所の落書き」とまで批判され、みんな2ちゃんの事を自分勝手に解釈しぐちゃぐちゃ批評するが、それでも結局みんな毎日2ちゃんを見ている。要するにそれだけ2ちゃんは現在みんなに必要とされているという事なんだろう。今年年始一発目に2ちゃんイベントをやり、プラスワンは沢山の2ちゃんねらー達で超満員になったが、去年出た「2ちゃんねる大攻略マガジソ」の第2弾発売を記念して又も2ちゃんねるイベントの開催が決定! 当然イベントがまともに進行する訳なし! 2ちゃんねらー当然必見!(シン)




●03.19(Tue) 夜
「くしよし100本ノック!」

【出演】AceFileくしよし(久志麻理奈、吉川茉絵)【Guest】Love Marines

●2月4日に行われた「アイドルの挑戦!吉川茉絵100曲ライブ」は、人々の心に感動を与え伝説となりました。なぜ「100」という数字にこだわるのか? 今回は、「100」という数字は何の関係もございません(笑) たくさんという意味に他なりませんが、笑いたい方、叫びたい方、お酒を飲みたい方、とにかく癒されたい方、ぜひ来てください! ライブもあり、とにかく企画が盛りだくさんです。待ってま〜す!!(N)



●03.20(Wed) 夜〜深夜
やまけんトークナイトConflict-6
「やっぱアマゴワクチンかなぁ。」
【出演】やまけん、斉藤K、MIDIはらふじ、森田屋すひろ、玉井豪、他
数回前の「人類カイゾウ計画」時の改造写真。何も知らない元気なパンクス→僕らの仲間(ヲタク)に改造

●諸君! ガルマは何故死んだっ!?(挨拶)ヲタク界の路肩をなにやらマイナーな乗り物(ガリアンとか)を駆使して日夜迷走している「専業ヲタク」のやまけんです。イベントの内容は、前半ゲストトーク・後半適当極まりないヲタクトークといった感じの「どこにも一本も筋の通っていない」素敵な感じになっております。まぁ、かいつまんで説明すると、中山の坂でカスケードと服部政人を目指すニトロ、ワクチン、トゥーカッターとマキバオーで例えるなら、出来ればアマゴワクチンでお願いしたい、いや是が非でもお願いしたい的な衝動を抑えて、やむなくマキバオーを応援する気持ち? それはさておき、毎回僕が付ける適当なタイトル惑わされて「お、車のイベント」とか「あ、漫画&サブカル」とか色々勘違いして遊びに来てくださる皆様にこの場を借りて言っておきたい事が……「正直スマンカッタ(・∀・)」
単にくるくるぱぁ〜なオタクが5人くらいでおもろトークをするイベントです…いや、イベントなはず(やまけん)



●03.21(Thu) 夜
CRT&レココレpresents30
〜ファイナル・アンサー!? 大滝詠一〜
“Let's ナイトラ Again”
【出演】萩原健太、寺田正典【Guest】湯浅学

●やってまいりました、年に一度のナイアガラ大宴会! 第一回は、大滝師匠が突如乱入! 阿鼻叫喚のオールナイト・イベントを敢行。昨年の第二回は永遠の名盤『ロンバケ』再発を記念して、総額300万円超のスピーカーによる“大滝家のリスニング・ルーム再現”でのレコード鑑賞会。と、驚愕絶叫企画が続いてきましたが、今年のテーマはがらり趣向を変えて「地味&まったり」。おなじみ萩原健太、寺田正典(レココレ編集長)が音楽評論家・湯浅学を迎えて、3月21日に発売される『ナイアガラ・トライアングルVol.2』20周年記念盤を中心に、ゆったりのんびり茶飲みトークを繰り広げます。プラスワンでは“炎の論客”と知られる湯浅氏ですが、キャリアのスタートはナイアガラ福生スタジオの丁稚。知られざる丁稚時代の、ナミダなしでは聞けないエピソードにも注目だー!?(能地祐子)



●03.21(Thu) 夜
●03.25(Mon) 夜
【出演】足立正生、宮台真司

●1960年代後半といえば、世界的にアンダーグラウンド・カルチャーが一斉に咲き乱れた時代として、私のように当時を全く知らない世代はある種の憧憬を抱いているのだが、フォーカスを日本映画に絞って見ると、やはり映画梁山泊とも言うべき「若松プロ」が今なお輝きを放っている。若松孝二監督をはじめ、大和屋竺監督、足立正生監督など、豪快さと繊細さを併せ持った天才達を輩出し、低予算で撮れるピンク映画を主戦場に、後世に残る傑作を次々と世に送り出していった。若松孝二監督作品は、後の再評価ブームもあって、多くの作品がビデオ化されているが、足立監督の作品はほとんどビデオ化されておらず、現存するフィルムも劣化が激しくて上映もままならないという。『銀河系』『性遊戯』などの傑作が観られないというのは、映画界全体にとっても実に不幸なことだと言うほかないが、こうした状況はやはり足立氏が『赤軍-PFLP・世界戦争宣言』を撮った後、パレスチナに渡り日本赤軍のメンバーになってしまったことが大きな理由の一つだと思う。しかし、一昨年足立氏が日本に帰ってきたことから状況は変わりつつある。足立氏は過去二度、プラスワンに出演してくれたが、全く衰えていないどころかその語り口も時代認識も非常に鋭いのだ。今は彼の話をしっかりと聞きながら、次なる足立氏の表現作品に出会いたいと思うばかりだ。(梅)



●03.29(Fri) 夜
「スナック・リリーEXTRA7!!」
【出演】リリー・フランキー、他リリーさんの愉快な仲間達

●イラストレーター、コラムニスト、小説家、フォトグラファー、etc.......。様々な仕事をこなすリリーさんをマルチアーティストと呼ぶ人は多いが、プラスワンプロデューサーのオレにとってはリリーさんはやはりまず第一に「フリートークの天才」という肩書きを勝手に上げてしまう。でも本人はいつも「スナック・リリーなんて100パー仕事だと思ってないから」と、多分バリバリ本気でそう言ってるんだろうが(笑)、だからこそ「スナック・リリー」は無政府状態なリリーさんのフリーキートークの神髄を体験できる貴重なイベントなのである。そんなリリーさんに興味あるって人は是非一度遊びに来て欲しいけど何も期待しないで来てね。期待されてないとこにこそリリーさんの面白さは隠れてるんだから。(シン)



●04.01-02 夜
「オタクアミーゴス2002.2DAYS」
【出演】唐沢俊一、岡田斗司夫、眠田直

●21世紀2年目の年も爆走を続けるオタクアミーゴス、オタク業界に恐慌をまき散らす彼らのノンストップ・ノンタブートークはいよいよその過激さを増していく。今回の2DAYS公演は趣向を変えて、1日目は恒例の、レア度爆発なネタを集めた濃ネタ編、そして2日目はのんびりと(?)昨今のオタク業界ばなしを語る雑談編の2本立て。果して例のオタク界超・有名人の結婚ネタは出るのか、岡田斗司夫のパイプカット以降の女性体験の話題は出るのか?!
 個々での活動のときとはまた違った、三人ならではのボケとツッコミの絶妙さは、やはりライブでなくては味わえない。知名度に反比例して公演数が少なくなっていく彼らの、今年度初ライブ!



●04.08(Mon) 夜
サエキけんぞうのコアトークvol.67
「戦争反対!スネークマン・ショーでGO!」
【Guest】桑原茂一【司会】サエキけんぞう

●オレは店に来た30代同世代の人達とよく飲む機会があるが、そんな時に共通合の話題として盛り上がるのが、「みんなスネークマン・ショーが大好きだった」という事である。シニカルで毒っ気たっぷりのヤバすぎる超絶ギャグコントの数々と、その間に入るカッコイイ楽曲の数々。「やりたい事を自由に表現していい」という事をオレ達はスネークマン・ショーから学んだのだ。そんなスネークマン・ショーの「戦争反対コント」が先日某メジャーラジオ局で放送禁止になったそうだ。この日、桑原茂一さんがコアトークに遂に登場するが、スネークマン・ショーのあの数々のくっだらないギャグコントの中に込められていた大切なメッセージをキャッチした人達は是非みんな集まってほしいです。戦争反対! セブ&ラックス。(シン)