●10.12(Fri) 夜
居酒屋ROCKVOL.26
「ギョガン・レンズのKING VIBRATION Night〜Vibration Tour2001前夜祭〜」

【出演】ギョガン・レンズ、スペシャル・ゲスト有!
 
●ミュージシャンをゲストに呼び、出演者もお客さんもガンガン飲みまくると云う大人気企画「居酒屋ロック」も3月に何と清志郎さんに御出演頂いたっきりもうその使命を果たしたかの様に(笑)開店休業状態になってたが、沢山の復活要求に応えバッチリ復活しますぜ! しかもゲストはギョガン・レンズ! 飛び入りゲストもあり! 今から大量のアルコールとガレージなヤバい空気が漂ってるぜ!みんな逃すんじゃないぜ!(シン)



●10.15(Mon) 夜
「みんなでプラモを作ろう3」

 
●友達ん家で遊んでいた頃のように時間を過ごそうと、トークのテーマ性、一貫性一切なしで出演者はもちろんお客さま、この場にいた方全員に只プラモデルを作って頂くこのイベント。反響があるとは思いもよらず、ナント3回目を開くことに。しかも女子部も発足し、甘酸っぱい放課後を演出(?)。ともあれ、せっかくなので変則技を一つ。全員で同じプラモ(HGUC量産型ズゴック)を作って、その独創性を楽しみたいと思います。「えーズゴック探すのめんどい」という方もいらっしゃるかと思い、プラスワンで用意しました(入場料金はプラモ代込となってます。さくら○より安くしたんで許してチョウダイ!)。ですので工具と改造したい人は改造部品持って来て下さい。また「好きなプラモも作りたい〜」という方は持って来てもらっても全然いいです。ズゴック作り終わったら作ってくださいナ。(友)



●10.25(Thu) 夜
「ミツルシオン4」
【出演】園子温、倉本美津留、他
 
●私達は日々生活している中で、時折「意味のある偶然の一致」とでも言うべき体験をすることがある。難しく言えばこれは心理学者C・G・ユングの言う「シンクロニシティ」として説明されるが、そんなにややこしく考えなくても、昔から「恩寵」とか「啓示」、あるいは「虫の知らせ」などと言われて大事にされてきた。今回4回目となる倉本美津留と園子温による合同イベント「ミツルシオン」は、まさにこの「意味のある偶然」として始まったものだ。偶然はさらなる偶然を呼び、その連鎖は一つのムーヴメントとして次第に大きくなり、今は映画を作る計画に発展している。そのタイトルは『C幼笛』。偶然起こった出来事に何かの必然を感じた時、倉本氏は「C幼笛」が鳴ると言う。そんな時はこちらもC幼笛を鳴らしてさらなる必然を起こそうと。今、この文を読んでいるアナタも、もしC幼笛が聞こえたら是非このイベントに来て一緒にC幼笛を鳴らしてみてはどうだろう。(梅)




●10.27(Sat) 夜
スライダーズ解散1周年記念!
「ザ・ストリートスライダーズNIGHT vol1!!」

●1年前、武道館でスライダーズが解散ライブをした夜、スライダーズファンがプラスワンに大集結し朝までスライダーズのみを爆音でDJが回し踊りまくりめっちゃくちゃ盛り上がったが、解散1周年を経てあの伝説の夜が遂に帰ってきた! 今回はゲストトークやお宝映像、音源公開やプレゼントコーナーなどなどアトラクションも多数!スライダーズフリークよ再び大集結せよっ!(シン)※これはファンによるファンの為の非公式イベントでメンバー等は一切出演しません!! 



●10.31(Wed) 夜
「エロマンガ is Dead(or Alive) 2 」
【出演】町田ひらく、竹下堅次朗、砂、山本夜羽、他多数
●「児童ポルノ改正法」「青少年社会環境対策法」「改正都条例」「ゾーニング」「自主規制」……。このままではこの先特にエロ描写についてはどんどん規制が入ることだろう。これについて「しょうがない」って思う人が多いんじゃないかと思う。私もそうだが「だってエロだから…」と正統に抗議する理由をみつけられないままに。例えば「将棋倒し」という表現を報道で使った際、将棋業界では「将棋を冒涜している」と速やかに抗議しているという。くだらないと思うかもしれないがそういうことが規制されない術の一つであると東浩紀さんは前回のイベントで指摘した。これをふまえ、砂さんなどが行動を起こした。好きなものが読めなくなってしまうことが嫌な人、黒磯の事件などでオタク全体が差別されるような表現を聞いて嫌だと思う人、このイベントで話し合ってみませんか。さらなる打破の切れ目がみつかるかもしれない。マックのコーヒーが熱くて火傷したから弁償しろって人が勝っちゃうんだから、術はなにかあるはず。(友)



●11.04(Sun) 夜
『Be-2 アーカイブス』特集:モモコクラブ
【出演】Be-2、冒険王植村。他

(註:写真はイメージ画像です)
●おなじみの「はるこの秘密」から派生した新シリーズ『Be-2 アーカイブス』のご案内。この新企画は、Be-2さんの所蔵するビデオコレクションを中心に、懐かしい「面白ビデオ」を紹介していくものです。若い方々にとっては初めて見ることになると思うので、このチャンスを逃すなよ! Be-2さんは80年代初頭からテレビドラマや歌番組をビデオ録画したり、、アイドルの公開イベントなどを、当時まだ重くて不便なビデオカメラで撮影していた強者です。これらのコレクションは今となっては再放送もソフト発売も望めない、貴重な物ばかり! かなり古いアイドルの歌番組を発掘していると、客席に若い頃のBe-2さん本人が写っていたりする…。(ス、スゴイ…)そんな、まるで黒歴史を紐解くような、何が出てくるか油断のならないビデオ大会。ぜひ、ご覧下さい。(冒険王植村)




●妄想散歩バラエティー番組『見参!アルチュン』


  東京の芸人さんやテレビ関係者が関西に仕事に行き、夜ホテルでみた関西ローカルの深夜番組をみて驚愕するという。そのアイディアを東京へ持ち帰るとかなんとか。ウソかほんとか知らないけどれど、この番組をみて『ガキの使い』とウンナンの番組が深夜にやっていた時期、親に怒られても深夜番組をかじりつくようにみていた私は「東京でも放映してほしい」と思った。

 大阪・MBSで深夜放送されている妄想散歩バラエティー『見参!アルチュン』。まずどんな番組かというと、レギュラー陣の山内圭哉・ケンドーコバヤシ・藤谷文子と毎回変わるゲストミュージシャンが街を散策し、例えば落ちている軍手についての物語を勝手に語ったり、道に生えてる草を食べてみたり、例えると作り込みナシの『いい旅夢気分』、あるいはブラック『DAISUKI』と言ったらわかるだろうか。ババアの主観で申し訳ないが私自身、芸人ががなりたてて一般の人などを笑い者にしたりという、いわゆる素人いじりが頻繁なバラエティー番組がしごく苦手である。しかもテロップという文字がひつこいくらいにでるやつ。スナック菓子をたらふく食った時みたいな胸焼けがしてしまうから(そーいう感じもスキなんですけど、一ヶ月に一回くらいでジューブンだったり…)。『アルチュン』はそういった感じはせず、新宿の洋食屋アカシアの分厚い魚肉っぽいソーセージと目玉焼きがキャベツの千切りの上にのってるペパロニライス、あるいは土曜日の学校帰りにお母さんが冷蔵庫にあるもので作ったお昼ごはんみたいな感じがする。庶民的であり、妙な味があり、胸焼けしない。カルイ・ジャンクなバラエティーはうんざり、でも深夜番組は好きな性分……、そんな方に是非『見参!アルチュン』をオススメしたい。──といっても見るには関西に友達がいたりしないと難しいかもしれない。そこでこのイベント。今まで放送したダイジェストもみることができて、生トークもある。山内・ケンコバ・藤谷のレギュラー3人に加えおじいちゃんの天使のような準レギュラーサキタの織りなす絶妙なハーモニイ、この夜堪能できます。(友)

●関連イベントPICK UP
10/19(金)@LOFT/PLUS ONE
「見参!アルチュン・ザ・LIVE」
【出演】山内圭哉、ケンドーコバヤシ、
藤谷文子、サキタハヂメ
【Guest】清水ミチコ、みうらじゅん





●アメリカ同時多発テロ事件を考える


  先月号で、LOVE&PEACEの流れを汲むアメリカ西海岸のオルタナティヴ・シーンの特集をしたのだが、あの9/11米同時多発テロ以降、アメリカはすっかり戦争ムードになってしまった。確かにあの史上最悪のテロは言葉にできない程非道いもので、そのショックは相当なものだと思うし、多くの同胞の命を奪われた悲しみと怒りを収めるには「報復」が一番わかりやすい手段かもしれない。しかし、事件後のブッシュ大統領の会見を観るたびに、アメリカという大国がかつてないほど冷静さを失っている感じがしてしまう。仮にビンラディンがテロの首謀者だとして考えてみても、テログループがアメリカの報復を待ちかまえているのは明らかであり、アメリカがそのシナリオに乗った時こそテロリストの次の一手が投じられるに違いない。軍事専門家の多くは、米がアフガンに侵攻した際、戦争の長期化は避けられないと予想しているが、本当にアメリカはまたベトナム戦争の時のような泥沼戦をやるつもりなのだろうか? ブッシュの会見を観ていて一番気になるのが「これは善と悪の戦いだ」というフレーズを強調していることだ。テロリストが「悪」なのはもちろんだが、なんで自分たちがすぐさま「善」と言えるのだろうか? 今回のテロの一因として昨年夏クリントンが行った中東和平交渉の失敗があるのは明らかだが、ブッシュは中東問題を軽視しすぎた自分の失策を隠すために単純な正義感を振りかざしているように見えてならない。そして、このカウボーイ気取りのブッシュの尻馬に乗って、ホイホイと自衛隊派遣を約束する小泉(スター気取り)の単純思考にもあきれてしまう。次にもし日本がテロられたら小泉はどう責任とるんだ?(どうせとらないだろうが)。この号が出る頃に事態がどうなっているのか予想がつかないが、最悪のシナリオになっていないことを祈るばかりだ。あの悪夢のようなベトナム戦争から、LOVE&PEACEという偉大なる思想を生み出したことを、今こそ多くのアメリカ人達には思い出して欲しいと思う。
(文:加藤梅造)

●関連イベントPICK UP
10/24(水)@LOFT/PLUS ONE
「米同時多発テロ事件の真相」
【出演】小西誠(軍事・社会問題評論家)、他