●04.11(Wed) 夜
「ミツルシオン」
〜詩と歌と映画の夕べ〜
【出演】園子温、倉本美津留、他
 
●「ミツルシオン」を最初に目撃したのは、昨年の12月8日だった。この日、プラスワンでは映画監督であり詩人でもある園子温の最新作「うつしみ」の公開記念イベントが行われ、その後、放送作家でありミュージシャンでもある倉本美津留の弾き語りライブが行われた。「WARM GUN(注射針)が最高だ」と言って詩を歌う園子温と、「ジョン・レノンの新曲を聴いて下さい」と言って自作の曲を歌う倉本美津留。こうしてジョン・レノンが死んで20年目の夜、ミツルシオンは、新宿歌舞伎町の地下に突如として出現した。そして今度はこのミツルシオンが映画を創るという。その全ての始まりに参加できるイベントが4/11に行われることになった。興味のある人、映画にかかわりたい人は是非来てくれ。(梅)



●04.25(Wed) 夜
吠えるサンコー・出版記念
「右翼は終わってねぇぞ」
【出演】木村三浩(一水会代表)、他
 
●「右翼」と聞いてなんとなく恐いイメージを持つ人は多いと思うが、そんな人にこそ是非一度、一水会代表・木村三浩氏の話を聴いてもらいたい。「吠えるサンコー」こと木村三浩氏は、まず行動の人である。アメリカがイラクを空爆した時は現地に乗り込み、自身も空爆されながら生還。先日のえひめ丸の事故の際は、右翼団体としては真っ先にアメリカ大使館に抗議行動を行った。そうした言動一致の思想に対して、評論家の福田和也氏や宮崎哲弥氏など信奉者も数多い。また一方では驚くほど柔軟な所もあり、夜な夜なゴールデン街で多くの文化人と飲み歩いたり、トークイベントのゲストに鳥肌実氏や戸塚宏氏などを呼ぶなど、その視野の広さは決して右翼の枠にとどまらない。その木村氏が今度本を出すという。タイトルは「右翼は終わってねぇぞ」でかなり衝撃的な内容らしい。木村氏の魅力的な人柄に触れることで、あなたの右翼観は少なからず変わるはずだ。(梅)



●05.04(Fri) 夜〜ALL NIGHT
「スナック・リリーEXTRA4!」
【出演】リリー・フランキー、他
●いつも勝手にプラスワンに帰ってきてくれる事を心待ちにし、なかなか帰ってきてもらえず、もう最近は寅さんの帰りを待つさくらの様な心境になってきましたが、何とゴールデンウイークにリリー兄貴がプラスワンに帰ってきてくれます。えっ? まだ「リリー・フランキーって誰?」なんて言ってる人が居る?この横のかわいいリリーくんのイラストはみんなきっとどこかで見た事あるでしょう。これを書いてる人ですが、他にもエッセイや役者や司会やポエムやバンドや何でもこなす超多望な人です。3年前、初めてリリーさんに出会い、その超絶なトークの面白さとワン&オンリーの素敵なキャラクターに一発でノックアウトされてしまい、永ちゃんを追い続ける熱狂的なファンの様に勝手に兄貴と慕い、しつこく付きまとっているオレです。まだ体験した事ない方はとにかく楽しさは私シンスケ横山が一押し保証しますんで是非。
まあ内容は全裸男やイカレた人が現れたり、チンポとかバカとか人生の何の為にもならない話が延々続くだけですが(笑)(シン)



●05.07(Mon) 夜
「良いオカマ、悪いオカマ」
【出演】伏見憲明・マツコデラックス、他
●考えてみれば、ゲイ同士で何かを語り合う「場」というのは、あるようでない。クラブのゲイナイトは、踊りの官能は満喫できるけど、言葉によるコミュニケーションには不向きだし、ゲイバーは、マスターの醸し出す独特の雰囲気に支配されていて、「私」であることを主張するのは難しい。
 もっと気楽に、心行くまで言葉による交歓を楽しみたい。そんなゲイの人たちに向きに、「場」を設けようと思う。普段、二丁目ではなかなかできない突っ込んだ話をしたり、それをだしにして恋人探しもしちゃったり、あるいは、滅多に関わり合うことができないような世代の人たちとも話すことができるきっかけになればいい。
 ゲイが中心のイベントだけど、ストレートでも、自分がわき役であることをわきまえる人なら、参加歓迎!(伏見憲明)