●03.05(Mon) 夜
「ある朝、セカイは死んでいた」
〜刊行記念〜
【出演】切通理作、前川麻子
 
●新しい批評集『ある朝、セカイは死んでいた』。表紙は古屋兎丸さんに制服美少女を描いて頂いた。50代の「制服好き」の人が読んでくれて感想をくれた。嬉しかった。90年代は「男たるもの」とやせ我慢をしてきたが、少女というのはおじいさんの中にも宮崎勤の中にも存在する。ゲストトークしてくれる前川麻子さんと出会ったのも制服姿だった。自作自演の芝居である朝意味もなく屋上から自殺する女子高生の一人を演じていた。あれから10年、小説家となった彼女は少年犯罪を担当する弁護士が主人公のドラマ原作を書いた。意味もなく人を犯し殺す少年だけでなく、主人公を取り巻く確かなはずの世界も壊れていく。でも最後は「空の下で」いる自分を確認する。批評集の章立てである「学校・恋愛・戦争」について彼女と話してみたい。そう思いました。またみなさんと一緒にお話したいと思っています。(切通理作)



●03.13(Tue) 22:30開場
「KISSナイト」
〜ロックンロール ALL NIGHT〜
【DJ】KISSフリークDJ多数
 
●今回のツアーで惜しくも解散してしまうKISSを偲び、3/13のKISSのドームライブ終了直後から朝までDJがKISSのみを爆音で回しまくり、みんなで飲んだり騒いだり踊ったりする超スペシャルDJクラブイベント「KISSナイト〜ロックンロールオールナイト〜」開催緊急決定! トークやお宝公開やプレゼントなど内容盛り沢山!!これはKISSファンによるKISSファンの為の解散してしまうKISSへの愛情と感謝を込めた非公式のイベントですのでバンド、アーティスト等は一切出演しません!お間違い無く!(シン)



●03.17(Sat) 夜
「ドリキャス終了記念 セガサターン復活祭!」
【出演】小野憲史、平和島ミチロウ
 
●プラスワンで過去3回「ファミコン1000本ノック」というイベントが行われている。これは会場のプロジェクタにファミコンをつないで、出演者やお客さんが持ってきたソフトを次々にやり倒すというだけのものだが、いつも満員のお客さんが来場する人気イベントとなっている。「スーパーマリオ「FF」「ゼビウス」などの定番ソフトはもちろん「カラテカ」「たけしの挑戦状」「エレベーターアクション」などのシブいやつ、はては「キャプテン翼」「暴れん坊天狗」「光ゲンジローラーパニック」など伝説のクソゲー(?)まで、初心者からマニアまでが楽しめる内容。つまりこれは巨大な「友達の家」であり、ゲームをしながら食べるものが、コーラとスナック菓子からビールとフライドポテトに代わっただけなのだ。そのへんの「ゆるい雰囲気」は実は意図的にしくまれたもので、主催者がプラスワンを研究した結果、この「友達ん家」感覚のイベントを思い立ったそうなのだ!? きたる3/17は、これまでと少し趣向を変え、ついに生産中止が発表されたDCを追悼して、サターン復活祭を行うことになった(笑) ということで、みなさま是非自慢のソフトを持ってプラスワンに来てね(梅)



●03.22(Thu) 夜
「初登場!中島らも!!
血がにじむ程はしゃべりませんけど....」
【出演】中島らも、他
●プラスワンをオープンしてからもうすぐ6年が経とうとしてるが、そのオープン当初から、「是非中島らもさんをプラスワンに呼んで下さい!」と云うリクエストが本当に沢山集まっていた。僕も大ファンなのでいつか実現出来ればと企んでいたが、構想5年。この度、目出たく遂に中島らもさんがプラスワンに初登場してくれる事になった。らもさんは天才で多才な人だ。作家もバンドも劇団も役者もマンガもDJもトークも酒も何でもこなす。当然超多望である。しかも大阪在住なので東京でらもさんに会える機会は少ない。そんな東京で、しかもトークライブを見れるなんて滅多に無いぞ。某ダ・ヴィンチ誌で「悩み相談にのってもらいたい人」投票で見事NO1に輝いたらもさんと酒を酌み交わしながら相談にノッテもらうチャンスだ!必見です!(シン)



●03.25(Sun)
居酒屋ロック・スペシャル!
「忌野清志郎のマジカデ・トーク・ショー!」
【出演】忌野清志郎 【友情出演】藤井裕
【特別出演】杉山太郎(映画「不確かなメロディー」監督)
【司会】今井智子(音楽評論家)
【チャージ】¥3500(1D込)
※一般前売券発売は3/10の12時より店頭のみで発売開始! 余裕が出た場合、翌日より毎日同じく店頭のみで18:30〜23:30で発売。
●突然だが、プラスワンの人気イベント「居酒屋ロック」に清志郎さんが出る。オレは今、泣きそうになりながらこれを書いている。清志郎さんはオレの一番の憧れの人だ。清志郎さんがギターを弾き、歌いながらプラスワンのステージに上がってくるシーンをオレは今まで一体何回夢で見た事だろうか。今さら説明の必要もないだろうが、清志郎さんは退屈なこの国から生まれた最高のロックンローラーである。オレ達の世代のミュージシャンや業界の人達で、清志郎さんと出会って人生が変わってしまったと云う人は本当に多い。中学生の頃、オレはたまたま見てたTVで偶然、RCのライブを初めて目撃した。その時、心臓がドキドキし始め、体中がブルブル震えだし、頭の中が真っ白になり、画面に釘付けになってしまったのをよく覚えている。見た事もない格好、見た事もない唄い方、聞いた事もない音、聞いた事もない歌声。まだガキのオレに清志郎さんは人間じゃなく、どこか遠い星から来た宇宙人みたいに見えた。そしてその歌声を聴くだけで、どこか素敵な別世界へ連れて行ってくれる様な気分になってワクワクした。あの瞬間からオレは変わった。何となく自由になれた気がした。何となく孤独感も消えた。色々なものの見え方も変わってきた。そして寝ても醒めても清志郎さんとロックの事ばかり考える様になった。夢を見てもイイ、好きなものは好きと言い、自分に自信を持って正直に生きていい。オレは清志郎さんからそんな自由の魂の様な大切なモノを教えてもらった気がした。この日、清志郎さんは3/10から公開されるラフィータフィーのツアードキュメンタリー映画「不確かなメロディー」の公開記念も兼ね、光栄にも清志郎さん初のトークライブイベントとして我が店に登場する事になった。この夜、ゲストも招き、映画やライブや他にも色々な楽しい話が聞けそうだが、清志郎さんの凄いとこは、何をやろうがそれが清志郎さんであればすべてがロックンロールになってしまうとこだ。初めて清志郎さんを見たあの時から20年以上が経つが、清志郎さんは相変わらず現役バリバリのロックンローラーで、同じく現役バリバリで「オレの憧れのロックンローラー清志郎」でもあるのだ。その清志郎さんがプラスワンにやってくる。清志郎さんは果たして20年以上オレがずっと聴き続けるあの声で「プラスワンベイベエー!!」と叫んでくれるだろうか? この映画「不確かなメロディー」のキャッチコピーは「夢をもってるかい?」である。
オレは夢を持ってる。その夢がかなった。
オレは今泣きながらこれを書いている。(シンスケ横山)


●03.27(Tue) 夜
「ガメラがDVDでやって来た!」
【出演】木原浩勝、樋口真嗣(ちょっとだけ)
 
●恋いこがれる先輩の部活練習の姿をこっそり木陰で見つめるような勢いの愛を平成ガメラ(樋口監督に?)に注ぐ、木原氏。ホントよく見ていて、サッカーに例えるなら先輩がどうシュートして点を決めているか一挙一動観察し解析している。彼のガメラに対する意見を聞くと「うわ、そんなところまでは気づかなかった」といつもいつもビックリする。私もガメラが好きで一年間イベントを行ったが、彼には負けた。「もう! そんなに好きなら次のバレンタインにチョコ渡しなさいよ!」とお節介な友達のような気分になるくらいだ(失礼でごめんなさい! でも本当にこちらが照れてしまうくらいの愛を感じるんですよぉ)。とういうことで絶好のバレンタインが訪れた。DVD発売を記念しての存分にガメラへの(?)愛を発表するそうだ! 愛は樋口監督に届くのか?(あれ、違うイベントになってない?)。ともかく、ガメラを存分に語るイベントです。愛の挑戦者、歓迎。(友)


●03.28(Wed) 夜
「ももるちゃんねる」
【出演】桃井はるこ、たかみゆきひさ
 
●私は毎月「スーパー写真塾」(吉田豪氏、花くまゆうさく氏など連載陣がナイスなエロ雑誌)を買っているのだが、その今月号になんと桃井はるこちゃんのインタビューが5ページも掲載されいて驚いた。しかもこのインタビュアーは、プラスワンのイベント(11/7のプラモナイト)ではるこちゃんを知ったとのことで二度ビックリ。世の中狭いなあ…。なんて、いきなりマイナーな書き出しで申しわけないが、桃井はるこちゃんは、今や深夜番組「D'Sガレージ」のレギュラーもつとめ、次第にメジャーな存在になりつつあるようだ。初めてプラスワンに出た時は、まだ女子高生だったのにね。でも、女性のかわいさと男性のマニアックさを併せ持った希有なキャラの彼女は、もっとブレイクしてしかるべき存在だと思う。ただ、それがどこのジャンルなのかがよくわからない。タレントとも違うし、ライターでもないだろうし……。きっとそれは新しいジャンルなんだろう。3/28からは「ももるちゃんねる」なる新企画がはじまるので彼女のほえほえな人柄にふれたい方は是非ご来場を。(梅)