復活44回目

その1<ざけんなフジテレビ、小倉あやまれ!出てこい西渕プロデューサー>

 

その2<あの突破者の宮崎学が出馬する!!>


  春が終わり雨ばかりの季節になった。これを世間では梅雨という。今回のお題は2つある。


その1<ざけんなフジテレビ、小倉あやまれ!出てこい西渕プロデューサー>

大マスコミ権力フジテレビに対しての抗議デモパーフォマンス(ざけんなフジテレビ、小倉あやまれ!出てこい西渕! 5、20お台場フジテレビ包囲行動)は200名もの参加者の結集を勝ち取り、世間に多くの波紋と話題を投げかけた。
誰もが「こんな事で」今の無気力な若者が立ち上がりデモが組めるはずはないと思っていた。この運動は右翼や左翼でもないし、政治運動、組合運動でも市民運動でもない。ただ、小倉キャスターの事実でもありもしない発言に「ごめん!」一言を求める単純素朴な運動なのだ。私たちはたったこの一言を求めているだけなのだ。
こんな戦いに多くのマスコミ(紙媒体)は興味を持ってくれた。参加した若者は小倉氏のロックをバカにした「ウソ発言」に怒り、そのエネルギーを爆発させた。
そしてフジからのたった1回だけの回答は大企業の傲慢さと居直りを我々に見せつけた。
「あれはジョークなので謝る必要がない」という回答に奮い立った。こんな陳腐な回答で我々が納得するとでも思ったのだろうか?
そしてこの戦いから我々は多くの事を学んだ。それは相手がいくら大権力でも、「負け犬」にはならないという基本姿勢と「戦えば道は開ける!」というキーワードであった。誤解を恐れずに私なりに言い切れば「これがロック魂だ」と思う、、。
まさに現代の世の中で成立しないであろうと言われた70年代政治の季節の全共闘のスローガンであった「孤立を恐れず連帯を求めて」の実践だった。
小倉ウソ発言の当事者(被害者)の内サッチーと、バンド・ニューロティカが戦いから抜けた(ロフトは後方支援をしてくれたが)残ったのは私と数人の当日お金を払ってライブに来て、小倉発言にむかついたお客さんだけだった。「バンドが怒っていないのになんでそんなことやらねばいけないの?」という大多数のロティカファン、「あれってサッチーに向かって言った揶揄でしょ?」という冷ややかな周囲の状況から出発した私たちの戦いは大きな広がりとうねりを見せた。それは「友情、信頼、団結」を基盤として「こんな事」でも「ちっぽけな俺達でも面白くないことには断固戦う」事の意味と充実感を参加した一人一人が自分のものとした。
この戦いについて私はいつもふっと思う。
「この若者達はいくらもらって来たの? こんな風にのれるのかってのがあるでしょ」
の公共の電波を使ってのこの小倉キャスターのウソ発言は、確かに小倉本人の一言「ごめんな!」ですむ話だった。
しかし一般社会で当たり前の事が通用しない「マスコミ大権力」の姿を私たちはここではっきり見たのだ。
私たちの「質問状」が東スポにリークされ、あわててやって来たフジテレビ「特ダネ!」のチーフプロデューサー西渕氏に「あなたに来てもらっても仕方ありません、私たちは小倉さんに質問をしているのです。どうか小倉さんに質問状(ルーフトップ4月号参照)の返事、あの発言の真意教えて欲しいのでなんとか取り次いで下さい」とお願いし、その答は「小倉はフジの商品にすぎません。言うなればロボットなんです。だから私が謝りに来ました」と繰り返し言い続ける西渕氏に私はこう言った。
「そうですか、では台本を見せてください。小倉はあなたのロボットなんですか?人間性を全く無視した凄い商業論理ですね」と反論したのだった。
別れ際、私は西渕氏に「ロック野郎を甘くみてはいけませんよ!」と警告した。
日曜日のけだるい昼下がり、近未来都市お台場初の「抗議デモ」はフジテレビを震撼させるに充分だった。しかし、まだ戦いは終わっていない。それはフジテレビは今だ沈黙したままであり相手からの何のリアクションもなのだ。再度の我々からの会談要請(弁護士を通じての内容証明)すらなんの返答もない。雑誌社の取材にもノーコメントなのだ。ただひたすら我々の抗議を無視し、その怒りの嵐が通り過ぎるのを待っているのだろう。
しかし、そうは問屋が下ろさない。我々はこのままでは「負け犬」になってしまうと思った。何度も小倉あやまれ友の会の「作戦会議」が持たれた。
「そうか、では、この問題を直接フジの社長に聞くしかない!」と判断した。6月28日にはフジの株主総会がある。そこに出席してダイレクトに質問するしかないと考えた。
私たちは株主議決行使権、株主総会入場券を入手するためにあらゆる可能性を模索した。
yahooファイナンスの株主欄にもメッセージを投稿した。
「こよなくロックを愛するフジテレビの株主の皆さん」と言うタイトルで私たちの主張を繰り広げた。そして私たちはついにフジ株主総会への入場券を複数枚手にした。
さて、13年間もフジテレビに絶対権力者として君臨している日枝社長はどう我々の質問に答えるのか、、興味はある。
この株主総会闘争報告は来月号に・・・・。


その2<あの突破者の宮崎学が出馬する!!>

とにかく凄い状況である。そう、政治の話だ。小泉・田中人気はその支持率85%不支持5%と異常事態の中、私はふっとインターネットで「勝手連」を立ち上げた。
突破者出馬せよ! 歌舞伎町魅惑の勝手連
代表 平野悠
    
 毎度お騒がせしています。ロフトプラスワン席亭・平野悠です。
 さて、現在の都議会選挙が終わると参議院選挙です。「議員落選運動」も結構だが、それよりも八方破れの突破者が議員になったら面白ろかろう、、、という事で、勝手連を立ち上げてみた。
(勝手な憶測だが)現在、突破者宮崎学氏は今回の参議院選挙に出ようか出まいか迷っている節が見え隠れしていると思う。そこで我々はこの「勝手連」を立ち上げて 宮崎 学氏の背中を押して出馬を決意させようとの試みなのだ。
ロフトプラスワン常連有志が過去に精力的に推薦した議員としては、中村敦夫氏、保坂展人氏がいる(みんな当選しているぞ!)。今回の選挙に、宮崎学を選挙に担ぎ出したら相当面白くなると思う(何をやり出すか解らないところがいい)。
今や、小泉・田中人気が異常な支持率を保持しており、民主党を含め、みんながこの内閣に幻想を持って、当選したいが為にすり寄っている。そんなゴマスリ議員を当選させるより、宮崎学を国会に送りだした方が、アホな日本も少しはマシになるんじゃないだろうか。
 私達の宮崎学に対する条件はない。今まで氏が行動してきた事を国会でやってくれることを期待しているのだ。
 この「勝手連」に賛同してくれる人を募集したい。賛同者が30人になったら宮崎学さんに「説得」に行こうではないですか?
 宮崎学を担ぎ出して、今回の参議院選挙を楽しもう! という趣旨なので是非参加してください。(歌舞伎町魅惑の勝手連アピール文より)
 そしてついに賛同者は50人(6月23日現在)を越え、全国各地に気ままな「突破者を国会に!」という勝手連が出来た。
 我々は、当の宮崎学氏との「会談」で出馬の可能性大と言う回答を勝ち得るに至った。(この原稿を書いている現在では90%以上の確率で出馬する)突破者・宮崎学の選挙参院選出馬はお祭りである。
 まあ、今の小泉人気を含め、それに対して対抗する政治家がいないところに問題があると思う。今必要なのは小泉がまやかしだという、一般的な批判ではなくって、構造改革や、小さな政府を作る為にはどうするべきなのか?が問われていると思う。それは、議会を国民の側に引き寄せ、徹底的な情報公開する 以外に道はない。
 外務省や警察官僚等に真っ向から立ち向かえるのは、宮崎氏しかいないと思うから、私たちは立ち上がった。
 力と勇気と実行力の戦いがなければ開かれない。今度ばかりは選挙に行こうと思う・・・・
ロフトプワスワン 席亭 平野悠
突破者出馬せよ!
歌舞伎町魅惑の勝手連WebSite 
 URL http://www.loft-prj.co.jp/toppa/


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